北国ではトーチューは売ってないので、とある筋で読ませてもらいましたが、正直、とってもがっかりしました。
そこにあった福井さんのコメントを紹介します。
「2輪でも4輪でも日本人を乗せて欲しいという声は必ずあるが、われわれは決して日本だけを見ているわけではない。特にホンダのF1チームはまじめにチャンピオンを取ることを目的にやっている。そのニーズに合ったドライバーを世界中から見つけてくるのが最優先。その目的に合うなら琢磨くんも乗れるわけだけど、日本人だからといって乗せるつもりは全然ない。」
…(・_・) エ? 何ですって?
チャンピオンを目指しているのなら、何であんな凡ミスばっかりやってて、「最多出走」しか目標がなかったバリチェロを使い続けてるんですか?
むしろ、「チャンピオンを取る」という目的であれば、琢磨は合うでしょう。あんたの目はどうしてしまったんだ?
オイラたちファンは「日本人だから載せろ」なんて言ってないだろ?
「ポイントを取っていないから、われわれも決してバリチェロで満足しているわけではない。でも琢磨くんだからポイントを取れるとも限らない。われわれが持っている客観的なデータを見ても、琢磨くんがバリチェロに勝つのは結構大変。そういうレベルだと思う。」
…をい。
その客観的データとは、いつのどの時点でのデータだ?
2005年とかじゃないだろうな?
少なくとも、2007年の琢磨は、開発が止まった旧年車で本家HONDAを追っかけ回し、オーバーテイクしてるし、バリチェロに何度先着してるんだ?近年のデータを見る限り、どうみても琢磨が勝ってるだろ。昨年からノーポイントのバリチェロ。4ポイントを稼いだ琢磨。しかも、マクラーレンをオーバーテイクして、ですぜ。去年、HONDAがマクラーレンをコース上で抜いたこと、ありましたっけ?
マシンがSAF1の方がよかった、なんて言い訳するんじゃないよね? 腕の差の話なんだから。
なんか、もうね。がっかりですよ。
オイラは今まで福井さんを買ってたんですよ。
なぜって、福井さんは本田宗一郎さんが育てた、生粋のレース屋だから。
ホンダは1960年代に2輪のGPに挑戦。そして70年代後半に再度挑戦します。
このとき、GP500では2ストローク4気筒エンジンが全盛期で、スズキのRG500ガンマ、ヤマハのYZR500が覇権を競い合ってました。そこに、ホンダは4ストロークエンジンで戦いを挑んだんです。2ストはピストン1往復ごとに1回爆発し、ハイパワーでかつ軽量コンパクトに設計できるため、2輪のエンジンに最適。4ストはピストン2往復で1回爆発で軽量化が難しい。なのに、あえて不利な4ストで挑もうとしたわけです。
その名も「NRプロジェクト」。(New Racing)
これに最初から参画し、後にチーフエンジニア、プロジェクトリーダーまで勤め、最後まであきらめずに無謀な挑戦をやり続けた。それが福井さんなんです。
NRプロジェクトのキモは、オーバルピストンエンジンの開発。2ストに勝つために4ストの回転数を上げることを思いついた。計算上、8バルブにすれば2ストに勝てる。しかし、従来の真円のピストンでは5−6バルブが限界。だったらピストンの形状を楕円に変えればいい。そんな思いつきから、開発されたのがオーバルピストンエンジン搭載の「NR500」です。
それこそ、本田宗一郎さんのスパナが飛び交う中(爆)、あくまで4ストで2ストに勝つことを目的に挑み続けたわけです。それはまるで、中古車なのに果敢に他チームにバトルを挑みに行った2006年前半の琢磨のごとく、ですよ。
その福井さんが社長なんだから、ホンダはSAF1を支えてくれたんだ。これまでそんな風に思ってたんですよ。オイラは。
今回の福井さんのコメントは何なんでしょうか。
あんた、レース屋の魂を完全に、経営に売ってしまったのか?
ホンダにとって、ブラジルは今、有望な市場です。それをおもんぱかって、ブラジル人のバリチェロを持ち上げたとも考えられるのですが…、それはもう、レース屋だったころの福井さんじゃない。オヤジさんが育てた福井さんじゃない!
天国のオヤジさん、福井さんの頭にモンキーレンチを投げつけてやってください!
福井さんをもう一度、レース屋に戻してください!
オイラ、もう情けなくって情けなくって…。
【文中誤記修正しました】





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