機動戦士ガンダムさん さいしょの巻 カドカワコミックスAエース 価格:¥ 567 (税込)
大和田 秀樹 (著), 矢立 肇 (著), 富野 由悠季 (著)

写真はamazon.co.jpより
レビュー
| 出版社 / 著者からの内容紹介 シャアの大ボケ炸裂! あのシーンが実はこうだったら……。本編でのシリアスな場面が、軽快なギャグの4コマ漫画でよみがえる。抱腹絶倒間違いナシ。 |
最近では「ファーストガンダム」と呼ぶそうです。「機動戦士ガンダム」のことを。
私なんかは「何がファーストや。最近のガンダムシリーズは邪道だ!」とかいって、見向きもしないオッサン世代です。ハイ。アムロとシャアが出ないガンダムはガンダムでない、と思っているオサーンです。文句あっか!
で、この作品は、その「機動戦士ガンダム」のパロディです。
本屋さんで平積みされてたんですが、表紙にぐさりと来ました。はい。
「30すぎてもガンダムガンダムって…どうかと思うね、ボカァ」
ほっとけ! と心の中で突っ込みを入れつつ、そのままレジに向かっていました。
内容ですが、とりあえず、シャアがとぼけすぎ。そして、妙につっこみ上手なララァ。思春期まっただ中でエロい妄想ばかりするアムロ。「バカ兄貴」に苦悩するセイラ…。
そのギャップが面白いわけですが…。
私はシャアとキシリアの掛け合いのシーン、そして、エンドロールに爆笑しました。
たとえばこんなシーン。
キ「貴様に真意を聞いておきたい」
シ「キシリアさまにも質問が」
キ「なんだ」
シ「キシリアさまってホントに20代ですか? 年ごまかしていませんか?」
キ (--#)
(銃でシャア瞬殺)
いや、絵付きでないと面白くないわぁ。まじで。
また、別の一こまで、シャアが一言
「今アニメ化されていたら、ララァも『ボン・キュ・ボン』だったのになぁ」
で、叶姉妹並に胸がでかくて、胸元が開いたワンピースを着たララァを妄想するシャア。
…すんません、以下同文です。
とにかく、実際の登場人物とのギャップを楽しむ漫画。これに尽きます。しかも、なんだか懐かしい。そして楽しい。
子供のころ、行列してガンダムのプラモを買って、夢中で作りまくった自分。
プラカラーのシンナー臭が部屋中にしみ付いていたあのころ。
ちょっと思い出しちゃいましたよ。
はっきりいって、ガンダムをリアルタイムで見てて、その後、Ζガンダムも見た世代でないと、このパロディは理解できないでしょう。若い人が読んでも、理解不能の世界(苦笑)それが、「ガンダムさん」ワールドです。
なんだか、パチンコ・パチスロでも「ウルトラセブン」や「北斗の拳」などがでてきたり、ドラゴンボールとかの愛蔵版が売れてたりします。
私たちの世代って、実はめちゃくちゃ商売人に狙われているのかもしれません。そんなことを感じてしまいました。




(C)TRT Communication


