2005年11月17日

危険なた・め・い・き

ちょっと前のエントリ「六甲ぉおろ〜しに〜さぁっそぉぉと〜♪」に続く、法廷傍聴失敗談パート2です。



今回はマジでしゃれになってない出来事かもしれません。はい。










「傍聴席ではみだりに発言しない」

これ、裁判傍聴の常識です。守らないと、傍聴席からつまみ出されます。
今回の話は、声こそ出さなかったんですが、思わず声が出そうになった話です。



ある、殺人事件の法廷でした。
被告人は「自分はやってない」と起訴事実を否認していたため、裁判は長期化し1年以上も続いていました。



で、私が失敗をやらかしたのは、被告人の身内の証人尋問を行ったときでした。



事件の公判には、被害者の遺族の方も大勢見えていました。検察官の質問は被告人の仕事や生活状況などでした。被告人の身内は、被告人をひたすらかばい立てし、検察官が非常に厳しい突っ込みを入れ続けて、追いつめていきます。法廷内は重苦しい空気が蔓延し、異常なくらいの緊張感に包まれまていきました。







こういう雰囲気、私は苦手です。自分もどんどん沈んでいきそうで。で、本当に息苦しくなってきたんです。なぜか。








で、ちょっと深呼吸して落ち着こうと思い、少し大きく、息を吸いました。














ちょうど、証人が被告人をかばい立てするような言い訳をいっていた場面です。













息を吐き出す際、






「ほふぅぅぅ〜」

と大きな呼吸音になってしまい、法廷中に聞こえてしまったのです。














それを聞いた検察官がすかさず、
















「今、あなたの被告人をかばい立てする証言を聞いた遺族席の方から、深〜い、ため息がしたのが聞こえましたか?(゚Д゚)ゴルァ!!」

と、証人を追及し始めたのです!













?(゚Д゚≡゚Д゚)?
その「ため息」ってひょっとして、




俺ぢゃん(゚д゚lll)














「ちが〜う! それは赤の他人の俺だぁぁぁ」






声を大にして心の中で叫びましたよ。







やべえ…マジやべぇ
















そして、後ほど行われた検察側の論告で、なんと








「遺族席から裁判記録に残るほどの深いため息が聞こえるなど、遺族の処罰感情は峻烈である」







との文言が盛り込まれたんです…















工エエェェ(゚Д゚;)ェェエエ工

超やばいよォォォ((((;゚Д゚)))ガクブル

















家帰ってから、速攻で裁判所に手紙を書きましたよ。ことの顛末はこうでしたって。
だって、そのために被告人の量刑が重くなったら、いくら何でも目覚めが悪いですよ。たとえ殺人犯でも。
ちゃんと裁判長に届いてくれよ、と願いながら。





判決は怖くて聞きに行けませんでした(^_^; 多分、あのため息は量刑に盛り込まれなかったと思います。
そう信じたいです。ハイ。










今回は私の失敗談で、ある意味最もヘビーなものを紹介してみました。



次の失敗談はもうちょっと、ライトな話になると思います。いつエントリしよっかなぁ…



posted by こめろんぐ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 実録!?裁判傍聴日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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