2009年02月26日

「サマヨイザクラ 裁判員制度の光と闇」<上>郷田マモラ

久々の読書感想文は、またまた漫画です(^_^;

これはぜひ、皆さんに読んでみてほしい漫画です。

サマヨイザクラ裁判員制度の光と闇 上 (1) (アクションコミックス)サマヨイザクラ裁判員制度の光と闇 上 (アクションコミックス)
郷田 マモラ

双葉社 2008-10-28
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郷田マモラさんは、死刑囚と新人刑務官の心の交流を描いた漫画「モリのアサガオ」(全7巻)でも知られます。

主人公はいわゆる「ネカフェ難民」の28歳男。日雇い派遣で食いつないでいるが、そろそろ限界かも。そんなとき、実家に彼宛の「裁判員呼び出し状」が届いた。そして、あれよあれよという間に裁判員に選任される。「裁判員になることがきっかけで、このどん底から抜け出したい」。そんな風に考えていた。

集まった裁判員は老若男女、一癖もふた癖もありそうな人間がそろった。被告人は近所の主婦3人を刺し殺した引きこもりの男(28)。罪状は殺人。死刑求刑も予想された。

審理が始まったが、事実関係に争いはなく、犯行に至る経緯が最大の焦点となっていく。果たして弁護側のいう「集団の悪」の事実はあったのか。

そして裁判が続く中で、事件の背景と主人公の暗い過去とが複雑に交錯していく−。


オイラ流にプレビューするとこんなところでしょうか。

キャラも個性的です。主人公はネカフェ難民ですが、その他の裁判員も…
*空気読めない突っ走り女子大生*天然ボケのおばあちゃん*ビビりっこの泣き虫主婦 などなど。
裁判官も守秘義務を守れないし、検察官はイヤミなめがねブタだし、弁護士もなにやら、江川招子っっぽいし。

でも、裁判官や検察官の言動、描き方はリアルですね。裁判を傍聴していると、いますよ。この手の手合いが。

下取材がしっかりしているのか、場面場面がとてもリアルに描かれています。5月以降は、ホントにわれわれ市民が裁判に参加することになるんですが、それをバーチャル体験できる漫画、といっても過言ではありません。主人公の揺れ動く感情、意外な方向に進む裁判、この結末はどうなるのか、ぐいぐい引き込まれます。

最高裁の何億円もかけたPR映画よか、よっぽどためになりますよ。ええ。


今は何より、<下>の発売が楽しみです。


特に、裁判員候補者名簿に載っている方は、是が非でもご一読あれ!

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posted by こめろんぐ at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(1) | 気まぐれ読書感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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モリのアサガオ 結末 主題歌
Excerpt: モリのアサガオ 年末年始は、郷田マモラの漫画『モリのアサガオ』にハマッて過ごした。 郷田マモラは、美人監察医を主人公とした『きらきらひかる』(過去に深津絵里主演で連ドラ化された)の作者ですね。面相筆を..
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