2009年05月01日

あれから15年。

5月1日です。

やっぱり、オイラ世代のF1ファンなら誰もがその日を、諳んじて言えるのかもしれません。


そう、あの男の命日です。

アイルトン・セナ・ダ・シルヴァ。


15年前の今日。世界中のF1ファンが「ウソだろ、ウソだと言ってくれ!」とテレビの前で叫んだあの出来事。あの日、あの場所でアイルトンの車が壊れなければ、ミハエル・シューマッハの快進撃はなかったかもしれない。もっともっと、速くて強いアイルトンを、ずっとみられたのかもしれない。

昔、オイラはアンチ・アイルトンだった。

オイラの心が彼にとらえられたのは、1992年のモナコGPでの、伝説のバトルだった。
当時、最速マシンを駆って最速の走りを見せていたのは、ウィリアムズのナイジェル・マンセル。マクラーレンのセナはまったく歯が立たない。レース終盤、マンセルがスローパンクチャーで緊急ピットインした隙にトップに躍り出ると、1ラップ当たり何秒も違うマンセルを押さえ込む鬼神の走りを見せつける。先頭のセナに一時、ブルーフラッグが出されたほど。しかし、同一周回同士の車にブルーフラッグは関係ない。追うマンセル、逃げるセナ。思わず呼吸するのを忘れるほど、見るものを魅了するバトルだった。このレースを0・2秒差でしのぎきったセナは、アンチのオイラすら虜にして見せた。これがF1だ、と見せつけてくれた気がした。




この2人のライバル関係は、F1史の中でも特筆すべき項目になると思ってます。

特に、1992年のイギリスGPのこのシーンが象徴的ですね。

Mansell_on_Senna.jpg


セナは結局、92年以降、チャンプを取ることができませんでした。

非力なマクラーレン・フォードで臨んだ1993年は、それでも5勝。
満を持して手に入れた最強マシン、ウィリアムズ・ルノーを駆った1994年。

その年、タンブレロの悲劇が起きました。

F1が決して得られぬ宝を、この瞬間に失いました。

しかし、瀬名の魂の走りは、シューマッハを始めとするドライバーたちに、そして佐藤琢磨たち「次世代」の心の中に生き続けることになりました。

あの事故がなきゃ、オイラはアイルトンの年を追い越すことはなかったんだろうなぁ。



今年で15年。なんと、映画制作の話があるそうです。


F1 : アイルトン・セナのドキュメンタリー映画、制作開始へ
2009年4月30日(木) 12:47 F1-TopNews

アイルトン・セナの人生とF1キャリアを語るドキュメンタリー映画の制作を、来月から始めるとイギリスのウォーキング・タイトル・フィルム社が発表した。
この映画は、故アイルトン・セナのブラジルにいる遺族とフォーミュラワン・チーム・マネジメント(FOM)の協力で制作される。1984年のF1デビューからイモラで死を迎えるまでの10年間、この偉大な元3度の世界チャンピオンが、オープンホイールレースの最高峰であるF1で過ごした日々が描かれる予定だ。
ロンドンに拠点を構えるウォーキング・タイトル・フィルムによると、この映画は、セナの人生や仕事の他に、コースでのセナの肉体的および精神的な達成したもの、セナの完ぺきへの模索、34歳で亡くなって以来セナが得た神話的な地位などが見どころとなっているという。(以下リンク先)

まあ、幻滅するような映画は撮るなよと。変な俳優だけは使わないでほしいものです。

もうひとつ、本が出ました。

アイルトン・セナ 15年目の真実 ~A.セナはなぜ死んだのか~(竹書房文庫)
アイルトン・セナ 15年目の真実 ~A.セナはなぜ死んだのか~(竹書房文庫)フランコ・パナリッティー


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この本、あの「タンブレロの悲劇」の真実を丁寧に迫ったルポだそうです。

当時もステアリングロッド破損説、パワステ故障説など、さまざまな事故原因が取りざたされましたが、事実解明は闇に葬られたような気がしてなりません。

内容はどんなものか読んでいないので何とも言えませんが、その辺をどう明かしてくれたのか、気になります。
ちょいと読んでみようかな。


そしていつの日か、セナの眠るブラジル・サンパウロのモルンビー墓地に花を手向けたいと思っているのですが、年々叶わぬ夢となっていく日々。ああああ(^_^;

それでも、F1は続いていきます。ええ。オイラにとっては今年のF1は終わったけど(爆)



senna-f1neews.jpg
写真はhttp://www.formula-web.jp/news/f1news.cgi?no=4013より


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posted by こめろんぐ at 23:09 | Comment(6) | TrackBack(2) | モースポとバイクと佐藤琢磨と | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
名前を聞くだけで…


今でも切なくなりますね〜。
Posted by カンヂ at 2009年05月02日 01:00
がっかりな映画だけは・・・・。

オイラもアンチセナでした。
(つか、プロ○ト派でした:笑)
Posted by ジムカニアン at 2009年05月02日 09:56
最後の1文で台なし(笑)
どうします?セナの映画がドラゴンボー○の実写版みたいな感じだったら。

あ、スーパーアグリ伝説のレビューありがとうございました!
Posted by ラクトアイス at 2009年05月02日 11:13
カンヂさん>こんにちは!
ですよねー。ブルーノ君にも頑張ってほしいけど、やっぱセナはアイルトンなんですよ。ええ。

ジムカニアンさん>どもです♪
おおお、プロスト派さんでしたか( ̄ー ̄)ニヤリ
オイラはふつーにマンちゃん派でして(爆)
映画は本気で、気合いを入れてほしいものです。でないと、ブラジルで暴動が起きますって(爆)

ラクトアイスさん>こんにちは!
映画がDBみたいだったら…、ブラジルの暴動に参加しに行きますよ(爆)
いや、それは難しいか(^_^;
「ウォーキング・タイトル・フィルム社」に、セナの冒涜だけはするなよと、各国から脅迫メールが届いている予感( ̄ー ̄)ニヤリ
Posted by こめろんぐ at 2009年05月02日 15:12
ワテは勿論、「マンセル教」で御座いますが、なにか?(核爆)

92モナコGP
冷静に考えるとマンセル・・・・・
負けてるんですがねぇ?(爆)

それでも、史上最高の正真正銘のバトルですな。

1992年のイギリスGPのあのシーン・・・・・。

同じシーンが1991年のイギリスGPでも有りました。
http://www.youtube.com/watch?eurl=http%3A%2F%2Fyoutube.projectaz.net%2Fgood%2Fna21991gp.html&feature=player_embedded&v=ehLyDof0NWs&gl=US
Posted by Mansellおぢさん at 2009年05月15日 12:49
Mansellおぢさん>こんにちは!
さすが!(爆)
おおお、この場面も覚えてますよ。
つーか、あきらかにマーシャルが「やめてください」って駆け寄ってるのに、セナが「うるせーっ(゚д゚)ゴルア」と蹴りを入れてますよね。いい時代だなぁ…。
Posted by こめろんぐ at 2009年05月17日 13:38
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永遠のセナ。
Excerpt: あれから15年ですか… F1系のサイトでもセナの命日を伝えるニュースって減りましたね。。。 セナ,他界から15年の歳月(FormulaWebさんよ...
Weblog: カンヂのあなた!(40代の青春)
カンヂのあなた!(40代の青春)
Tracked: 2009-05-02 00:59

セナ、そしてラッツェンバーガー。
Excerpt: もう15年経ちましたか。 イタリアのイモラ・・・・エンツォ・エ・ディノサーキット。 サンマリノGPと言う名称も懐かしくなりましたね...
Weblog: 来た!見た!書いた!
来た!見た!書いた!
Tracked: 2009-05-02 09:58
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