2006年04月05日

段ボール箱一杯の…

久々に裁判傍聴の話を。(ホント久々ですね。ネタはあったんですが(^_^;)

「常習賭博」という珍しい罪名を見つけたので、見てみました。


*常習賭博罪は刑法でこう規定されています。
(常習賭博及び賭博場開帳等図利)
第186条  常習として賭博をした者は、三年以下の懲役に処する。
2 賭博場を開帳し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以上五年以下の懲役に処する。


事件は喫茶店のおばさんが麻雀ゲーム機を店において、店の客に百円玉を賭けさせ、麻雀の役の成否で勝敗を争う方法で賭博をした。という話です。
起訴事実は1カ月間の犯行でしたが、なんとこのおばさん、17年間も茶店でゲーム機賭博をやってたそうな。理由は借金返済のためで、ヤクザに金が流れることもなかったようです。


なんだかショボイ話だったなぁ、と思ってたら、検察側の証拠提出の段になって、検察官がなにやら重そうな段ボール箱を机にデン、と置き、中の袋を出しました。
















じゃら(重そうな音)













そう、入っていたのはゴミ袋にイッパイの
















100円玉(約40万円分)!










で、検察官が袋を掲げ(腕がプルプルしてました)、おばちゃんに問いただしました。


「これはあなたの店の麻雀機に入っていた100円玉に間違いありませんね?」


わかんねえよ! そんな大量の100円玉。

と思ったら、おばちゃんは


「ハイ」と返事。


工エエェェ(゚Д゚;)ェェエエ工 わかんのかよ! 適当に言わされているだけじゃ…



続いて検察官はこう言いました。


「これ、もういらないですね」


いや、100円玉とはいえ、40万円でっせ。いるに決まってるやん。

するとおばちゃんは、「ハイ」と返事。



おいおい、借金で困ってるんじゃ…まあ、賭博で有罪になれば、賭博で得た金品は没収されるんだけどね…。




結局、このおばちゃん、執行猶予ですみました。


とにかく、あの大量の100円玉が印象に残った裁判でした。




ちなみに、お客さんは罪には問われないものの、全員が警察の事情聴取を受けたようです。

ゲーム機賭博は手軽に楽しめますが、たれ込み一発で店の人は御用になり、客も警察に呼ばれることになります。

めんどくさいことがお嫌いな方は近寄らない方が無難なようですね。ハイ。



posted by こめろんぐ at 15:46 | Comment(3) | TrackBack(0) | 実録!?裁判傍聴日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こめろんぐさん、こんばんは〜。
40万円分の100円玉、すごそうですね〜。
重みでゴミ袋が破けそう(;´д`)
破けて散らばらなくてよかったですね。。。
Posted by guwa at 2006年04月05日 19:27
おばちゃんすべてを認めて執行猶予になるのが一番だと観念したんですな…。きっと100円玉を見ると当分は嫌な気分になるんだろうな…。小さな悪は見逃しませんっ!と言ったところでしょうか…。
Posted by 考える葦 at 2006年04月06日 01:30
guwaさん>どもです♪
実は法廷で同じことを考えました! 「ここで袋が破けて100円玉が散らばりまくったらおもしろいだろうなあ」って(*^^*) そうはならず、審理は粛々と進められたわけですが。

考える葦さん>こんばんは♪
ホント、「小さな悪」は見逃さないですよね。巨悪は見逃しまくりなわけですから。
これでいいわけかないわけで。なんとかしてほしいのですが…難しいんでしょうね。
Posted by こめろんぐ at 2006年04月06日 02:35
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