某プロ野球監督ではありませんが、
シンジラレナーイ!
4年前のマシンの焼き直しとも言えるスーパーアグリのSA06Bで、最新スペックのマシンを前に大健闘ですよ。これは。やったぜ! これで来年はポイントゲットも夢じゃないかも!
それでは、F1Racing.netより、ブラジルGP結果をちぇきら!
Grand Prix of ブラジル - 22 10 2006 - 決勝
Pos. | ドライバー | | コンストラクターズ | Tyres | Time | Points |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | F・マッサ | ![]() | フェラーリ | ![]() | 1:31:53.751 | 10 |
2 | F・アロンソ | ![]() | ルノー | ![]() | + 18.658 | 8 |
3 | J・バトン | ![]() | ホンダ | ![]() | + 19.394 | 6 |
4 | M・シューマッハ | ![]() | フェラーリ | ![]() | + 24.094 | 5 |
5 | K・ライコネン | ![]() | マクラーレン | ![]() | + 28.503 | 4 |
6 | G・フィジケラ | ![]() | ルノー | ![]() | + 30.287 | 3 |
7 | R・バリチェロ | ![]() | ホンダ | ![]() | + 40.294 | 2 |
8 | P・デ・ラ・ロサ | ![]() | マクラーレン | ![]() | + 52.068 | 1 |
9 | R・クビサ | ![]() | BMW | ![]() | + 1:07.642 | |
10 | 佐藤 琢磨 | ![]() | スーパー アグリ | ![]() | + 1 laps | |
11 | S・スピード | ![]() | スクーデリア トロ ロッソ | ![]() | + 1 laps | |
12 | R・ドーンボス | ![]() | レッドブル | ![]() | + 0 laps | |
13 | V・リウッツィ | ![]() | スクーデリア トロ ロッソ | ![]() | + 1 laps | |
14 | C・アルバース | ![]() | スパイカーMF1 | ![]() | + 1 laps | |
15 | T・モンテイロ | ![]() | スパイカーMF1 | ![]() | + 2 laps | |
16 | 山本 左近 | ![]() | スーパー アグリ | ![]() | + 2 laps | |
Did not finish | ||||||
17 | N・ハイドフェルド | ![]() | BMW | ![]() | + 7 laps | |
18 | D・クルサード | ![]() | レッドブル | ![]() | + 56 laps | |
19 | J・トゥルーリ | ![]() | トヨタ | ![]() | + 61 laps | |
20 | R・シューマッハ | ![]() | トヨタ | ![]() | + 62 laps | |
21 | M・ウェーバー | ![]() | ウィリアムズ | ![]() | + 70 laps | |
22 | N・ロズベルグ | ![]() | ウィリアムズ | ![]() | + 71 laps | |

ライバルより前で走行する佐藤琢磨。写真はF1Racing.netより
レザルトでは周回遅れにはなっていますが、クビサとは数秒差まで来ていました。ほぼ、首位と同一周回数だったわけです。
スパイカー、トロロッソだけでなく、フェラーリエンジンのレッドブル(クルサード)までコース上でパスしたんですよ! 琢磨は。
すばらしいの一言です。2度目のピットストップ前には、すばらしいラップを刻んで、ひょっとするとポイント圏内まで行くのか? とすら思いました。何度も繰り返しますが、このマシンでここまで走れるなんて、すばらしい。もし、ホンダに乗っていたら…。そんなことを考えてしまいます。
何がともあれ、琢磨、トップ10フィニッシュ、おめでとう! 誰がなんと言おうと、サーキットで一番輝いていたのは、君だ!

そして、夢と感動をありがとう!
さて、気になるミハエルとアロンソのチャンピオン争いを見てみます。
チャンプ取りには、勝ちが最低条件のミハエル。予選第二2ピリオドでは、インテルラゴスサーキットのコースレコードをマークするなど、絶好調でしたが、予選第3ピリオドで、まさかの油圧系トラブルでノータイムに終わり、予選10位スタートとなりました。ポールは地元のマッサ。たとえミハエルが勝っても、自分が1ポイント取ればチャンプ確定のアロンソは4番グリッドからのスタートです。
そして、ミハエルがスタート直後、ばんばん追い抜きをかけます。と、ウィリアムズの2台が接触し、ロズベルグくんが大クラッシュ。いきなりセーフティーカーになります。
セーフティーカー明けでさらに、プッシュするミハエルを悪夢が襲います。
なんと、ロズベルグくんのマシンの破片をタイヤが拾ってしまい、左リアタイヤがバースト! ピットインを余儀なくされます。

これで、いきなり最後尾に落ちたミハエル(しかも周回遅れに)。万事休すと思われましたが、ここからミハエルのオーバーテークショーが始まります。もう、次から次へと、抜く抜く。もう、すさまじいなんてモンじゃない。最後まであきらめないミハエルの真骨頂を見ました。

途中、挙動を乱したり、スローダウンか? と思わせるシーンがありましたが、気迫でトラブルを乗り越えたのか、無事に最後まで走りきり、フィジケラ、ライコネンをかわしたところでフィニッシュ。最後尾から4位まで追い上げた鬼神の走りは、まさに最強の称号にふさわしいモノでした。
結果として、引退に花を添えることはできませんでしたが、最後の最後で彼らしい、すさまじい走りを見せつけ、そして、ヘルメットを脱ぎました。こんなスゴイ走りを見られた観客はホント、幸せモンですよ、ええ。
1991年ベルギーGPで、緑色のジョーダンでの鮮烈なデビューから15年。
優勝回数91回、ポールポジション68回、ファステストラップ76回。その他数え切れないほどのレコードをマーク。
そして、チャンピオンに輝くこと、7度。
5年連続チャンピオンも獲得。
偉大なドイツ人が、F1から引退します。彼を超えるお化けのようなドライバーが現れるんでしょうか。
さて、優勝はマッサ。ブラジルGPでブラジル人が優勝するのは、アイルトン・セナ以来のことだとか。

ブラジル国旗を持ってのウイニングランは、久々に見たような気がします。ああ、琢磨も鈴鹿で勝って、日の丸を持ってウイニングランをしてほしい! そんなことを考えました。
あ、アロンソが2年連続のチャンピオンになりましたな。一応、おめでとうを言っておきましょうか(^_^;
最後に、スーパーアグリホームページから、佐藤琢磨とチームコメントを。
2006年ブラジルGP 日曜日 決勝 佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA06-03) 山本左近 カーナンバー23 (SA06-04) 天気=晴天(湿度54-60%) 気温=22.5-25℃ コース路面温度=31-46℃ SUPER AGURI F1 TEAM は、シーズン最終戦で今年最高の結果を残すことができた。今日、サンパウロで2006年F1シーズンがフィナーレを迎え、佐藤琢磨がエキサイティングなブ ラジルGPを10位でフィニッシュ。チームメイトの山本左近も16位でチェッカーフラッグを受け、SAF1チームは2台揃ってのフィニッシュを果たした。 手に汗握るシーズン最終戦で、左近と琢磨はそれぞれレースの7位と9位のファステストラップを記録している。こうして、SAF1チームの初シーズンは幕を 閉じた。 佐藤琢磨 山本左近 鈴木亜久里 チーム代表 |
さて、来期もスーパーアグリから出走することを表明した琢磨。
来期はポイント圏内を走ってほしいな。そして、願わくば…。それには、イイマシンを作ってもらわないと。
たのんまっせ、亜久里さん!
佐藤琢磨を応援しています!


琢磨は凄かったです!
残念ながら、琢磨と戦略が良かったから10位で終えたんだと思います。
あれ以上はSA06では無理ッス!
同感です! というより、SA06Bの限界を超えた走りにも見えました。もうちょっと良ければ、トロは楽々食えましたね…。マーク・プレストンのGJに期待です。
ミハエルのタイヤバーストが起きた時は
どうなることやらと思いましたが
レースが終ってみれば
素晴らしいブラジル戦でした。
まだ私は今朝?終ったレースの感動を引きずってます。
琢磨が最後に10位で終えてくれたこともうれしいし、
2005年からみなさんと出会って、
レースの感想を書きあい、読みあって琢磨を応援できたことも今年の最高思い出になりました。ありがとうございました。
琢磨もミハエルも、素晴らしかったですね〜!
私も、琢磨はあわよくばポイントゲットできちゃうんじゃないかと、ドキドキしながら観ていました(ノ∀`)
最終戦にふさわしい、素晴らしいレースをありがとうと言いたいでし!
スコットに数週つき合わされたのと
ペドロが2ストップ作戦じゃなければ
あわよくば…と思いました
毎週、自己ベストを塗り替える走りには感動
以前だったら、どこかでミスしてた可能性が高いけど
安定感と速さが伴ってきましたね
ミハエルも彼らしい速さとオーバテイクを魅せてくれて
本当に素晴らしい最終戦でした♪
私が観なかった時に限って、最高の結果が出たりしています…(;^_^A
そう言えば、琢磨が三位に入った2004年のアメリカGPも観てないな…(爆)
なんて愚痴りたくもなるくらい、今回のブラジルGPは素晴らしいものでしたね。つくづく観るべきだったと後悔の念が…。
琢磨は来期もSAF1が確定した様ですが、左近はサードに降格でしょうかね…? 今回の結果を見る限りでは、もう少し経験を積ませれば、大化けする可能性を感じました。まあ、まだまだ先の事でしょうが…(;^_^A ともあれ、来期に向けて期待が膨らむ最終戦になりましたね!
私もすばらしいブラジルGPだったと思います。確かに、ポールトゥウィンで「強い」ミハエルで終わってほしい、という思いもありましたが、これだけオーバーテークを魅せてくれるとは、すばらしいの一言です。(トラブルがなかったらもっと良かったのですが)
これも、It's a racingなんでしょうね。
guwaさん>どもです。
はいはい! 私も「ペドロんがピットに入れば9位、クビサを抜けば!」とか、一人で盛り上がってましたよ。
もっとも、ペドロんはワンストップだったのであれですが…。
あと、ニックがトラブった時に「これで琢磨が9位だ!」と一瞬、勘違いし、「なんだ、琢磨より後ろじゃん」とがっくりしたり。ニックがこけても順位が変わらないくらい上位に走っているなんて、今年のスーパーアグリでは考えられない状況ですよ。
琢磨もミハエルも、最終戦にふさわしい、すばらしい走りでした!
あおいさん>どもです!
ほんと、第2スティントの目の覚めるような走りはすばらしいの一言すね! ペドロんのピット作戦が同じだったら…。マクラーレンより上位でフィニッシュなんて奇跡が見られたかもしれませんでした!
ミハエルの走りはホント、彼らしい速さを魅せてくれましたね! あの、マンセルを彷彿させました。
そういうのって、私もあったりします(爆)F1ではないのですが…
今回は私のところも、最後のインタビューが切れて見られませんでした=パソコンでしたが(;>_<;) 前半はメジャーリーグ特番が入ってしまってて、どうなるかと思いましたが(^_^;
やっぱ、大事なのは生で見るに限りますね…
左近くんも、最速ラップは早かったですが、結局2ラップ遅れ。もうちょっと経験を積めるといいんですが、来年はテストドライバーに降格しちゃうんでしょうね。琢磨がホンダに移籍すれば、チャンスは巡ってきますよ。きっと。
第2スティントのLiveTiming は圧巻でしたね。
よくテレビの映像を観て、このシーンを目に焼き付けて、なんて言いますけど、
私、PC眺めながら、この数字を目に焼き付けていたい…
なんて、ウルウルしながら(笑)思ってしまいました。
ホント、第2スティントの琢磨の走りはすごかった!
何で国際映像はもっと写してくれないのか!とか思っちゃいましたよね。
SA06Bでここまでの走りができる琢磨。他のマシンだったら…。なんかそんなことばかり考えちゃいました。
凄かったけど終わっちゃいましたね・・・
3月まで長〜いですが、今から来期のマシンの事で頭がいっぱいですよ〜(笑!)
これからはF1レジェンドでも録画して楽しむしか無いですね〜
終っちゃいましたね(^^)
まあ、ストーブリーグもありますから、それなりに楽しみも…
CS組がうらやましいっす(爆)
トヨタが止まっただけでも運が良かったと思いますが、
もうちょっと運も味方すれば入賞できたレースでしたね。
(タラレバですが)
琢磨の走り自体は非の打ち所の無い理想的なタイムの
刻み方でした。来年、入賞に手が届くくらいの
マシンが出来れば良いですね。
そーですね。トヨタが最初に消えたのも大きかったのかも。でも、あのラップタイムは上位陣にも肉薄しただけに、トヨタがいてもあるいは…。それは無理か(^_^;
ホント、来年のマシンこそは、ちゃんとしたのを頼みたいモノです!