2007年01月12日

第二のミツオカになれるのか? アタカエンジニアリングが新車を完成…らしい

ホンの偶然に発見したニュースでした。思わずスゲェ!とうなり、ググってしまいました(^_^;


津幡産スポーツカー完成祝う 今夏、北米などに輸出へ
【1月12日06時31分更新】北国新聞サイトより

 自動車製造のアタカエンジニアリング(埼玉県所沢市)は十一日、石川県津幡町旭山の 石川工場で生産した量産型スポーツカー第一号の完成記念式と同工場竣工(しゅんこう) 式を行い、関係者約七十人が地元産スポーツカーの完成を祝った。同社は今後、量産体制 に入り、今夏に金沢港を通じて北米や東アジアへ輸出する方針を明らかにした。
 完成したのは「HFR2000typeU」で、全長三・七メートル、全幅一・八五メ ートル。車両重量は八五〇キロ、エンジンの総排気量一九九八ccで、最高出力は一六五 馬力。特殊アルミフレームとグラスファイバーの車体を採用し、軽量で安全性を重視した 。価格は試算中で一台六百万円台の予定。
 同社は、石川県の企業立地促進融資制度の認定を受けて昨年四月に津幡町に進出、同五 月から製造を始めた。エンジン部分以外を地元調達し、地元スタッフが一貫製造した。
 式では、津幡町出身の安宅進一社長が「津幡の工場から世界に発進し成長したい」とあ いさつ、中田邦夫石川県産業立地課長、村隆一町長、フューチャーベンチャーキャピタル (京都)の川分陽二社長が祝辞を述べた。
 同社は既に北米や韓国、中国に代理店を設置して販路を確立しており、来期の二〇〇八 年三月期に石川工場で五十台を生産し、海外販売する計画。環境配慮型のディーゼルエン ジンを自社開発して現在、特許申請中で、同エンジン搭載の次期モデルの市場投入も視野 に入れる。衝突試験や型式認定などを経て国内自動車メーカーとして認可を受け次第、国 内販売に乗り出す予定で、将来的には株式上場を目指すという。

HT20070112401.jpg石川工場で製造したスポーツカー第1号車の完成を祝う関係者=津幡町旭山工業団地


まあ、年産50台で「量産」はウソだろうと思うのですが(爆) だって、「少量生産」のオロチより少ないし。

この車の形…どこかで見たような…


ランチア・ストラトスっぽくない?


と思って調べてみました。
その、アタカエンジニアリングのホームページに、その答えがありました。


「HFR-Type2」【仮称)第1号車061209-01.jpg
 かねてよりご案内しておりました石川県津幡工場において、「HFR2000-Type2」の第一号試作車が完成いたしましたのでご報告いたします。  弊 社では従来より英ホークカーズ社のランチャストラトスレプリカ「HFシリーズ」をベースとした「HFRシリーズ」を製造販売しておりました。 「Type2」はこれの国産化を目指したもので、全く新しくフレームから製作いたしました。また外板のFRPやフロントガラスなどの各パーツも国産とし、 量産することでコストダウンによる価格ダウンを目指しております。
 今回完成した1号車はプロトタイプの試作車であり、今後これをベースに改良を重ねて、お客様にご満足いただけるような製品化を進めてまいります。
 価格・発売時期および詳細なスペックについては未定となっておりますが、決定しだい各種メディアや当サイト内で発表いたします。

なるほど。で、このサイトなどを巡回して分かったのですが、この車、

●エンジンは日産SR20DEまたはSR20DET(旧シルビアのエンジンですな)をミッドシップに搭載。
●イギリス車はとにかく、日本の風土と合わず、トラブルが多い。ので、日本の気候にあったこのレプリカを作ろうと思った。部品はすべて国産で、エンジン以外は自社制作。
●アタカはこれまで、イギリスの Hawk Cars というキットカーメーカーからキットや組み立て済み車の販売をしていた。
●キットカーは多分ナンバーは取れてない?
●型式証明はこれから、というか、試作車のナンバーもこれから?

Hawk Cars のホームページを見ると、この車の元になっているキットカーは、エンジンが

1:ランチア・デルタ用2リッターターボ
2:フェラーリ/ディーノ246GT用2.4リッターV6
3:アルファ155用2.5リッターV6
4:アルファ164用3リッターV6
5:フェラーリ308用3リッターV8

の5つから選べるというトンデモカーです(爆) この中だったら断然、オリジナルのストラトスと同じディーノ用を選びますよね!

話は大分横にそれました。今でこそ、オロチが代名詞になったミツオカも、元々は改造車(BUBUクラシックSSKやビュート、我流などが有名)の販売店でした。それが、10年前の「ZERO-1」で初めて一から車を作って販売できる型式証明を取り、自動車メーカーとなったわけです。
このZERO-1は、イギリスの「ロータス・スーパーセヴン」のレプリカでした。セヴンは今でも、イギリスで多くのメーカーによるレプリカキットが発売されています。

アタカの車のオリジナルはイタ車ですが、イギリスのキットカーを範とするあたり、ミツオカと似た歩みですね。

型式証明を取るのは、まだまだ困難な道のりだとは思いますが、最後まであきらめないで、トライし続けて欲しいものです。
何てったって、ミツオカ以外のスーパーカー計画はほとんどすべて、途中でこけましたから。

何とか発売にこぎ着けたのはトミーカイラZZだけですよ(しかも、イギリスで作って逆輸入というアクロバットな事をして)。


とにもかくにも、この新たな挑戦の成功を心から祈念します。

だって、レプリカとはいえ、ストラトスそっくりさんが600万くらいなら…。しかも軽量だし、名機SR20DEを搭載するし。この車のホームページを巡回する限り、かなりスポーツ走行に力点を置いた味付けになりそうです。

誰でも気軽にドライブできるスーパーカーを目指したオロチとは方向性が違いますが、これもまた由です。

価格もオロチよりは現実的かなぁと。

でも、オロチはかっこよすぎて…もし、この2台並べられたら迷うなぁ(^_^;


komelong_01-160.gif


posted by こめろんぐ at 23:04 | Comment(14) | TrackBack(1) | モースポとバイクと佐藤琢磨と | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>ストラトスに似てる

画像見た瞬間に僕も感じましたね。

しかしながら、ミツオカにしろアタカにしろ、日本の『モノづくり』はまだまだ世界に引けを取らないなと感じました。コレが大手に大きな刺激となることを期待せざる得なくなりました(^-^)/
Posted by マーク=グラン at 2007年01月12日 23:34
当時のスーパーカーブームで一番好きだった車がストラトスですからね〜。
ぴくぴくと反応してしまいました!今後に期待と注目ですね!
Posted by カンジ at 2007年01月13日 00:14
ホークのストラは、かなり本物に近いと評判でしたね、その辺をお手本にしてるなら期待できますね、価格もいいとこ突いてると思います?高級ミニバン買ったら500万こえるんですからね。
Posted by アルヌーは二枚目 at 2007年01月13日 01:28
ほ〜!日本にはまだまだ知らない自動車メーカーがあるのですね!
月産50台と言う事は、手作業による製造ラインなのでしょうが、生産が追いつかないくらい注文が舞い込んでくれる事を期待したいです。

ランチアストラトスは初めて知りましたが、相当昔のスーパーカーであると思いますが、今でも通用するデザイン性は秀逸ですね。アタカもミツオカもこんな車をオリジナルのデザインで作れるくらいの会社になってもらいたいですね。

Posted by 考える葦 at 2007年01月13日 06:43
良いッスね
車もこれからは敢えて少数派を狙った企画が増えるんでしょうか?
メッサーシュミットやらのバブルカーも何処かがやってくれないもんかと…
まぁ、買えないんだけど(T.T)
Posted by ビートニク at 2007年01月13日 09:28
マーク=グランさん>こんにちは。
ミツオカやアタカが見せてくれた「日本のものつくり」の底力には、ほんとうれしい気持ちで一杯です。自動車メーカーだけでなく、あらゆる面で「ものつくり大国ニッポン」再興につながるのではないかと期待しますよ!

カンジさん>どもです!
ストラトス好きにはたまらん車でしょう! これ。
セヴン好きだったオイラは、ミツオカのZERO-1に一目惚れでしたから(^_^;

アルヌーは二枚目さん>こんにちは!
このニュースを通じて初めてホーク社のストラトスレプリカを知ったのですが、これはスゴイの一言ですね。できが良いだけでなく、エンジンが萌え〜(^_^;
価格もいい線ですよ。ガライヤも予価650万円でしたので、現実的だとは思います。本物のストラトスの値段を考えるとマジお得ですね!

考える葦さん>どもです!
正確に言うと、まだ自動車メーカーにはなってません(^_^; 10年前のミツオカですね。いわゆる「改造・改装」屋さんです。はたして自動車メーカーとして脱皮できるか。
この車が型式証明を取れたら、すさまじいバックオーダーを抱えると思いますよ。それほど魅力的な車です(^^)v

ビートニクさん>こんにちは!
メッサーシュミットって、飛行機の方じゃないですよね?(爆)
でも、あの車なら「頼み.com」でミツオカに頼めば作ってくれそうな気がします(^_^;

え? 私も多分買えませんが(┳◇┳)
Posted by こめろんぐ at 2007年01月13日 13:42
この赤い車、うちの会社の近くの駐車場に
よく停めてる車に似てるかも〜!
フロントはかなり似てて、丸テールなら間違いないかも!

この車なのかなー。ずっと気になってるんですよね〜
Posted by yu-ko at 2007年01月13日 14:06
yu-koさん>こんにちは!
それ…ひょっとして…

このレプリカじゃなくて。本物のストラトスじゃないでしょうか!!!

本物やったら、スーパーカーそのものでっせ! 東京だったら乗ってる人もいるだろうけど…。ストラトス好きのカンジさん! ご確認を(^_^;
Posted by こめろんぐ at 2007年01月13日 17:46
ビートニクさんへ
メッサーシュミットのレプリカなら
シュミット(メッサーはつかない?)と言うメーカーからでていますよ、ホンダの250ccのスクーター用のエンジン搭載で、バックは電動、お値段は250万でした、どう?微妙でしょ(笑)ボディーはFRPです、でも出来は最高です。
Posted by アルヌーは二枚目 at 2007年01月14日 02:41
アルヌーは二枚目さん>こんにちは!
補足情報ありがとうございます。
私も気になったので、ちょっと調べてみたのですが…
それ、英国トライテック社の「シュッミットKR」というキットカーで、エンジンはホンダのスクーター「スペーシー250フリーウェイ」用のものです。多分、足回りごと移植?
日本のコロフィーという会社が完成車を輸入し、250万円ほどで販売してましたが、現在はその会社は輸入してないようで(^_^; 残念!
また、日本では岐阜のSRSという会社が50ccエンジンで「KR50」というレプリカを作ったこともあったようです。

やっぱ、ミツオカに頼みますか(爆)
Posted by こめろんぐ at 2007年01月14日 11:28
まめろんぐは、アルファで車を一貫したよ♪
Posted by BlogPetのまめろんぐ at 2007年01月14日 14:50
アタカエンジニアリングに見学に行きました。HFRは進化して生産されていましたよ。今エンジンは3S−GTEで230馬力で、車重は850kgですから…。かなりヤバイです。
Posted by yoshi at 2009年04月17日 00:37
まめろんぐ>おまい、ぜーたくだな(^_^;

yoshiさん>こんにちは!
おおおおお! アタカの経営危機説とか、なぜかネット上で流布されてて、心配してました。
エンジンは3SGターボ搭載ですか! 横置きのセリカ用かな? その車重ならとてつもない車になってそうですね!
Posted by こめろんぐ at 2009年04月19日 11:55
カウンタックレプリカ、ストラトスレプリカ、キットカー情報交換サイトを作りました。宜しければ覗きに来て下さい!
Posted by キットカー情報交換サイト at 2011年10月25日 21:18
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/31307261

この記事へのトラックバック

トミーカイラの車
Excerpt: トミーカイラの車はこれからのコンプリートカーです。トミーカイラの車で自分だけでのオリジナルの車に乗りましょう。
Weblog: トミーカイラのコンセプト
トミーカイラのコンセプト
Tracked: 2007-03-29 08:09