我らが佐藤琢磨はQ1のラストアタックで失敗し、残念ながら下位のスタートになりました。抜きにくいハンガロリンクでは厳しい決勝になりそうですね。完走さえすれば…。頼むぞ!
F1オフィシャルサイトより、ハンガリーGP予選結果をちぇきらっ!
| Pos | Driver | Team | Q1 | Q2 | Q3 |
| 1 | Fernando Alonso | McLaren-Mercedes | 1:20.425 | 1:19.661 | 1:19.674 |
| 2 | Lewis Hamilton | McLaren-Mercedes | 1:19.570 | 1:19.301 | 1:19.781 |
| 3 | Nick Heidfeld | BMW | 1:20.751 | 1:20.322 | 1:20.259 |
| 4 | Kimi Räikkönen | Ferrari | 1:20.435 | 1:20.107 | 1:20.410 |
| 5 | Nico Rosberg | Williams-Toyota | 1:20.547 | 1:20.188 | 1:20.632 |
| 6 | Ralf Schumacher | Toyota | 1:20.449 | 1:20.455 | 1:20.714 |
| 7 | Robert Kubica | BMW | 1:20.366 | 1:20.703 | 1:20.876 |
| 8 | Giancarlo Fisichella | Renault | 1:21.645 | 1:20.590 | 1:21.079 |
| 9 | Jarno Trulli | Toyota | 1:20.481 | 1:19.951 | 1:21.206 |
| 10 | Mark Webber | Red Bull-Renault | 1:20.794 | 1:20.439 | 1:21.256 |
| 11 | David Coulthard | Red Bull-Renault | 1:21.291 | 1:20.718 | |
| 12 | Heikki Kovalainen | Renault | 1:20.285 | 1:20.779 | |
| 13 | Alexander Wurz | Williams-Toyota | 1:21.243 | 1:20.865 | |
| 14 | Felipe Massa | Ferrari | 1:20.408 | 1:21.021 | |
| 15 | Anthony Davidson | Super Aguri-Honda | 1:21.018 | 1:21.127 | |
| 16 | Vitantonio Liuzzi | STR-Ferrari | 1:21.730 | 1:21.993 | |
| 17 | Jenson Button | Honda | 1:21.737 | ||
| 18 | Rubens Barrichello | Honda | 1:21.877 | ||
| 19 | Takuma Sato | Super Aguri-Honda | 1:22.143 | ||
| 20 | Sebastian Vettel | STR-Ferrari | 1:22.177 | ||
| 21 | Adrian Sutil | Spyker-Ferrari | 1:22.737 | ||
| 22 | Sakon Yamamoto | Spyker-Ferrari | 1:23.774 |

予選で1回目のタイムアタックをする琢磨。タイヤは様子見のハード。写真はGPUpdate.netより
今回の琢磨はどこか歯車がかみ合ったなかったようです。セクター別に見ると、とにかくS2が乗れてない。その流れでS3もタイムが伸びない。昨日の午前中のフリー走行でようやく、1分21秒839を出しますが、予選では22秒台にとどまりました。ラストのタイムアタック直前、最終コーナーでミスしてダートに入ってしまったのが致命傷。これがなければ21秒台でQ2進出も余裕だったと思うのですが…。F1キンダーガーテンのこのインタビュー記事では「ソフトタイヤで十分テストできないまま走って、プッシュアンダーが出て滑っちゃった。テヘ」みたいなことをいってますが(^_^;
スタート直後に何台くらい抜けるか、そしてそのままポジションをキープして走りきれるか。これがポイントになりそうです。
さて、今回の予選。とにかくアロンソがエグかった(爆)
予選Q1ですごかったのはハミルトン。ハードタイヤで、一回目のアタックで1分19秒570という、フリーでも出ていない最速ラップをたたき出します。Q1でホンダ陣営は、琢磨の他、HONDAの2台が脱落。アンソニー君のみがQ2を走りました。
そのQ2でまたもすごかったのはハミ君。ソフトタイヤで出たと思ったら、1発目で1分19秒301というスーパーラップを叩きだし、余裕のピットイン。このタイムに肉薄したのはアロンソとトゥルーリだけ。意外にもトゥルーリが本番で調子が上向いています。フリーではとんでもない速さを見せていたルノーのコヴァライネン君は予選本番では振るわず、Q2落ち。意外なところでは、フェラーリ・マッサが思ったようなタイムを出せず、まさかのQ2敗退となりました。トヨタはトゥルーリだけでなく、ラルフ君もしっかり残りました。
さて迎えたQ3。ハミ君が先に1分19秒台を出し、ポールに最も近いタイムで2度目のアタックをしようとします。アロンソは燃料を積んだ状態では20秒台がせいぜい。また、フリーからQ2まで三味線を弾いていたライコネンが中間タイムがかなりいい状況です。ラストアタック直前、アロンソはピットに入った後、すぐに出ません。トラフィックを見ているのかなと思ったのですが…。後ろにハミルトンが来て待っているにもかかわらず、アロンソは出ません。残り1分30秒でようやくピットアウト。なんとこのタイミングは、ライコネンがラストアタックに入っており、結果的にライコネンのじゃまをする格好。一方、ハミルトンはラストアタックに入ることができず、タイム更新ができなくなりました。こうしてライバルのじゃまをしつつ、アロンソは1番時計をたたき出し、ポールを取ったのです。
いやはや、抜かれそうなライコネンのじゃまをしつつ、ハミルトンのタイムアタックを阻止するとは、エグイ戦略です。90年代のプロストを思わせるえぐさです。
実にいいです(爆)
やっぱ、優等生揃いじゃおもしろくないんですよ。エグイ戦略家がいて、荒っぽい速さのがいて、クリーンファイトの人がいて、それぞれがそれぞれの個性でドッグファイトをしてくれれば、F1は盛り上がる!
と思ってたら、やっぱり…
まあ、明からさまな妨害行為ですからねぇ。ハミ君も自力ポールのチャンスを奪われたわけですし。当然の裁定でしょう。で、アロンソは後方からの巻き返しに燃えるでしょうし、マッサが沈んだ分、アロンソVSライコネンVSハミ君の戦いがますますおもしろくなる?
<追記>
と思ったら、エグい伏線を張っていたのは、ハミ君だったようです。GPUpdate.netのこの記事によると、Q3ではアロンソの方が燃料消費走行をがんばってやらなきゃいけなかったのに、ハミ君がそれをじゃました。しかも、ピットの指示を無視して(爆) そうまでしてアロンソのポールを阻止しようとしたハミ君に、アロンソが逆ギレ?し、やり返した、という裏もあったようです。ハミ君、おまい、ホントに新人か? えぐいぞ。実にえぐいぞ。
それにしても漁夫の利はハイドフェルドでしょうね。Q2ではニコ君にも後れを取っていましたが、ガソリン搭載量が軽いんでしょうか。まんまとフロントローまで来ました。スタートで安定していれば、あるいは…。BMWはクビサも上位スタートですし、このところ安定して「第3勢力」の地位をキープしていますね。そろそろ、BMW初優勝もあるかもしれませんね。上がつぶれたら、の条件が付きますが…。
ここに来て復調気味のトヨタ。トゥルーリはもっと上かと思いきや、ラルフ君より下でスタートに。結構燃料を積んで、1ストップ作戦を狙ってる?まさかね。
HONDAは…だめですね。昨年の優勝はどこへやら。馬豚もそろそろ、考えた方がいいんじゃない? 今年中の(自粛)。
左近君は試練の復帰戦になりましたね。粘りの走りで完走し、次につないでほしいものです。琢磨のじゃまはしないでね(爆)
最後にスーパーアグリホームページから、チームコメントを紹介します。
| 2007年ハンガリーGP フリー走行/予選 佐藤琢磨 カーナンバー22(SA07-02) フリー走行3回目 15位 最速ラップタイム1分21秒839 予選 19番手 ラップタイム 1分22秒143(第1セッション) アンソニー・デビッドソン カーナンバー23(SA07-03) フリー走行3回目 11位 最速ラップタイム1分21秒501 予選 15番手 ラップタイム 1分21秒018(第1セッション) 1分21秒127(第2セッション) T-Car SA07-04 天気:晴天(湿度27.5%-42.2%) 気温:最低24.1°C 最高 27.0°C コース路面温度:最低27.1°C 最高 41.1°C ハンガロリンクで開催された今日の予選セッションでは、SUPER AGURI F1 TEAMのアンソニー・デビッドソンが再び第2セッションへの進出を果たした。琢磨は第1セッションの重量測定で進出のチャンスを失ってしまったが、ふたりは明日のハンガリーGP決勝レースを、それぞれ15番手と19番手グリッドからスタートする。 佐藤琢磨 「厳しい予選だった。ぼくたちは3回の走行を予定していた。1回目はプラクティス後のマシンのチェックを行ったが、これはマシンのバランスに満足できていなかったので、プライムタイヤでのマシンの調子を確認したかったからだった。その後、重量測定に呼ばれたが、通常以上に時間がかかってしまった。ポジションに戻ってエンジンをスタートさせる時にマーシャルがぼくのポジションを間違えてしまったので、また戻らなければならなくなってしまった。それで、当初予定していたタイヤでの走行を行うチャンスを失ってしまった。最終的には、正式な予選の燃料搭載量では1回しか走るチャンスがなかった。いいラップをだったが、運悪くかなり風が強くて、マシンのバランスが狂ってしまったし、強い勢いの風でラインが膨らんでしまった。しかし、マシンのパフォーマンスもいいので、明日はいいレースになることを願っている」 |
あ、今回も琢磨は2号車なんですね。しかも、抜き撃ち車検の影響でソフトタイヤのチェックができないまま、ラストアタックだったと…。マシンのパフォーマンスがいい、という言葉を信じ、決勝での健闘を期待しましょう!
さて、各ドライバーのさまざまな思惑が輻輳した予選。決勝ではどう絡み合うのか。琢磨のロケットスタートは決まるのか? 普通の年よりはおもしろいハンガロリンクになりそうですね。今夜の決勝、ちょっと楽しみです。
佐藤琢磨を応援しています!
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(C)TRT Communication



雨が降ればなぁ…
フェルナンドはちょっと痛いですね
(最後のアタックだけ抹消ならば…)
こうなると、2番手のニックの作戦如何で
ルイスの独走or波乱のレースになりそう
上手いこと掻き乱してくれると面白いなぁ
まさしく! 決勝でニュルのような雨が来れば、さらにおもしろさが増すでしょうね。こんなこと願ってはいけないのでしょうけど(^_^;
あおいさん>どもです♪
そうですね。ハイドフェルドがハミ君の頭を抑えると、おもしろいことになりますが、そうならないとハミ君の独走か…。
ハイドフェルドのスタートダッシュに乞うご期待、ですね。