●ダニエル・オーデットがメルボルンのパドックにいない
スーパーアグリの現場側総責任者で、すべてのGPに帯同してきたオーデッドおじさんが、肝心要の開幕戦に姿を見せません。これを受けて「オーデッドおじさんは更迭された」との見方が出ており、また、アグリさんも代表の座を降り、別の職があてがわれる、との見方も浮上しています。
●代わりに来たのはデイビッド・プライス!
なぜか、GP2のDPR代表のデイビッド・プライスが姿を見せました。プライスは日本とも縁が深いことで知られます。そう、あのレースクイーンのお姉ちゃんがやってたレーシングチーム「ディレクシブ」(覚えてる?)のGP2部門をDPRが担ってたんですよ(爆)。で、ここが母体になってマクラーレンのカスタマーチームとしてF1参戦を目論んでいた時期がありました。F1のエントリー申請まではこぎ着けたのですが、その申請が却下され、マクラーレンのBチームはプロドライブが取って代わり、ディレクシブは破綻。DPRは単独でGP2での活動を続けています。
ちなみに、プライスは琢磨が所属したことがある英F3カーリンスポーツのGP2参戦を助太刀してたりもします。
F1Live.comにはフォードのラリー部門にいたジョスト・カピトの参加の可能性も報じています。ジョスト・カピトはフォード・フォーカスSTの設計を担当した人物でもあります。
スーパーアグリのチーム名はそのままでも、中身は大幅に変わることは避けられませんね。あ、すでに「挑戦」「闘志」はなくなってますが…。
そもそも、マグナ・グループは投資会社です。投資会社の仕事は何でしょう。答えは「企業の売買」です。
例えば、今日本で話題になっている投資会社といえば「スティール・パートナーズ」。サッポロビールの買収を図り、大株主になった今、「サッポロビールはヱビスなど高級ブランドに特化しろ」「社長を替えろ。経営刷新を」など、いろいろいってます。これは、スティールが持っている株の価値を高めるために、経営に口出しをしているのです。株の価値が高くなったところで、スティールは持っている株をすべて売却し、その利益で食っていこうとしているわけです。つぶれかけの会社を安く買いたたいて、再生し、よそに高く売る。これがハゲタカファンドとよばれる所以です。サッポロビールはつぶれかけではないのですが、アメリカに「うまみのある会社」がなくなってきたため、日本にやってきたというわけですな。
だから、マグナも基本的には、スーパーアグリを本格的にどうこうしたいのではなく、チームを再生してよそに高く売りつけたいわけです。マグナの代表のマーティン・リーチはモータースポーツに関係したことがあって、肉揚(ニック・フライ)の友人だといっても、レーシングチームの運営を本気でやろうとは思わないでしょう。
思うのですが、すでにマグナは買い手を持ってるんじゃないでしょうか。F1通信さんの記事でドバイ政府が所有する投資企業が融資するのでは、との見方も紹介されていますが、投資会社がリスクを軽減するために、別の投資会社に融資を持ちかけるのはよくあること。もっとも、ドバイの王様がレーシングチームを持ちたがっている可能性もあるわけですが…。
昨年のベルギーGPで、スーパーアグリは開発を終えていた新型リアウイングを「何らかの理由」で投入できませんでした。また、今年初めの「合同テストキャンセル」は「我々にコントロールできない理由」とチームコメントが出ています。テストキャンセルの理由について、「スーパーアグリが、パーツ屋さんに金を払ってなかったため、供給を止められた」との見方が浮上しています。オイラもこの意見には賛成です。ベルギーGPでは「肉揚が政治的圧力を加えた」との定説がありますが、その政治的圧力の加え方はよくわかりませんでした。例えば、肉揚が本家HONDAに、「スーパーアグリのパーツ屋への支払いを止めろ」といったのではないでしょうか。それでスーパーアグリはにっちもさっちもいかなくなった。そこへ「リアウイングを使わないんだったら、金は払ってやる」と。こんな舞台裏があったとしたら…。その話を別の人物が知っていたとしたら…。
その時期は、プロドライブが参戦を断念した時期と重なります。デビッド・リチャーズにしてみれば、ラリーを捨ててずっと準備してきたのに、ぽっと出のアグリに先を越され、しかもスーパーアグリは既存チームの中に入ってしまったので暫定的にカスタマーカーを使える。これはずるいぞと。
そんなときに、肉揚から「スーパーアグリは資金状態がボロボロだ」という話が出たら、どう思うでしょうね。プロドライブは自分の資金のバックとして、アラブの王様を捕まえていたとの話もあります。
で、肉揚のお友達に投資会社がいつの間にか、リーフィールドの施設を所有するメナードを買収していた。
シーズン終了後、コトは一気に動き出した。
アグリさんは何とか、日本企業からの出資を模索していたが、これを蹴飛ばしたのが肉揚ではなかったでしょうか。
そして浮上するイギリスの投資会社、ドバイマネー。その影にちらつく肉揚とデビッド・リチャーズ。なぜか絡んできた旧「ディレクシブ」。
それを一つにつなぐ話は果たして出るんでしょうか。
妄想は膨らむ一方です。
参考エントリ:
やっとスーパーアグリが今季参戦を「正式発表」。ホンダも支援継続へ
琢磨「開幕戦のグリッドに並ぶよ」!(^^)v
で、結局どうなったの? スーパーアグリは…(ほんのちょい追記)
<おまけ>
スーパーアグリに新スポンサーが付いたそうです。
SAF1,新スポンサーを獲得
SUPER AGURI F1 TEAMはリリースを発表し,新スポンサーとして「Proxim Wireless Corporation」と契約を結んだことを明らかにした。同社は携帯デバイス部品の製造大手として知られており,同社にワイヤレス製品を提供すると共にマシンにステッカーが貼られることになる。
Proximって聞いたことないなーと思ったのですが、結構ごっつい会社のようです。無線LANやWiMAXの機器で力を伸ばしているようですね。http://www.proxim.com/japan/
これはアグリさんじゃなく、マグマ大使の仕事でしょうね…。
佐藤琢磨を応援しています!
<こんなすごいモノが…>
オイラ、地上波しか見られない(しかもアナログ)家庭です。なのに…。
ネットで、タダでフリー走行から「生放送」でF1が見られるネットコンテンツが、話題になってます。
これ↓
http://itv-80.vo.llnwd.net/d1/broadband/f1/simulcastPlayer.swf
カンジさんのところで「フリー走行が見られるよ」って教えてもらって、今日昼過ぎに接続してみました。
おい、予選をやってるよ! しかも生!
びっくりしました。もちろん、国際映像で英語のナレーションです。
こんな状態でうっかり見ちゃいました。最後まで。(クリックで拡大します)
テレビ映像を流しつつ、隣にF1オフィシャルサイトのライブタイミングを表示。これ、最強でしょう( ̄ー+ ̄)ニヤリッ
てか、テレビ持ってなくても、F1見られますやん。これはビックリ。
画像は荒いし、英語だし、よくわかるような分からないような感じでしたので、予選のエントリは改めて、地上波が終わってから!
それにしてもこの番組、生放送のはずなのに、実況と解説の担当者が予選のQ1とQ2の間(ほんのわずか)に

こんな風に出演してしまう、というのはどういう理屈なんでしょう。まさか、このまま「ライコネンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!」とやってるとか?
【モースポとバイクと佐藤琢磨との最新記事】





(C)TRT Communication



オイラ、アドレスの解析が出来なくて悶々としていたんだよね(^^;
結局ジョーダンやミナルディやスパイカーと同じ運命を辿るしかないのか…。
しかし、買収相手が日本の企業ならまだしも、イギリスやドバイに負けるのは、いかに日本にモタスポ企業文化が根付いていないかを物語ってますね。
プロドライブ…諦めが悪いなぁ…(;´Д`)
もう、これで山陰地方でも、予選もフリーも見られますね( ̄ー+ ̄)ニヤリッ
考える葦さん>どもです♪
あくまで妄想ですが、いろんなキーワードが散らばりまくってて、その組立は容易ではないですね。近く発表があると思うのですが…。
annoさん>こんにちは!
コンサル、というより投資会社という情報の方が信憑性が高いと見ています。それで、こんな妄想を…。ディレクシブってホント、突然現れて突然消えましたよねぇ…。何だったんでしょうか。それを一番思っているのは、デイビッド・プライスだと思うのですが。