2007年04月21日

大学生がナンパした相手は…

今回のエントリは露骨に下ネタ系です。

18歳未満の方、下ネタが嫌いな方は閲覧をお控え下さい。





 それでも読みたい方は「ぽちっ」とな♪
posted by こめろんぐ at 11:37 | Comment(7) | TrackBack(0) | 大人限定の法廷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月05日

女性被告人で、罪名が「強制わいせつ」の事件!

裁判所でいつものように、開廷表を見ていると、「強制わいせつ、青少年保護育成条例違反」の事件がありました。

まあ、痴漢をしたか、未成年をナンパしたオッさんの裁判かなと思ったのですが、

被告人が女性名なのです!

ええええ!そんなバカな、とお思いの方! 甘いですぞ。

刑法では、強制わいせつ罪を以下のように定めているのです!


第176条(強制わいせつ)
13歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の男女に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。


なにも、わいせつ行為は男がすると決まっているものではなく、女が男に襲いかかっても成立するのです!

ただ、被害を届け出る男が少ないだけで(;^_^A
*親告罪なので、被害届がないと成立しません。強姦なども同様


こ、これは見物かもしれない! 果たして、痴女なのか?

早速行ってみました。


法廷に行くと、ちょうど被告人が入廷するところでした。


上下グレーのトレーナー姿。腰縄。小太り。茶髪ですが、髪の毛の根元は真っ黒です。勾留生活の長さを物語っていますなぁ。

普通に、普通のおばさんです。美人ではあありません、というか、どっちかというと、オイラの好みではありません。
罪状認否での受け答えは、ちょっと頭が弱そうな感じです…。

罪状は、
1:13歳未満と知りながら、自宅で中学1年生とみだらな行為(まあ、はっきり言えば、H)をし、もって強制わいせつ
2:中学2年生と自宅で淫行(つまり、H)した。別の日に別の中学2年生と自宅で淫行し、もって青少年保護育成条例に違反

というものです。


ほほー、ショタの方でしたか。


ちなみに、罪状はいずれも「合意」でやったようです。
ちなみに、13歳以下とHすると、合意でも「強制わいせつ」または「強姦」になりますよ。条文をよく読んでみるとわかるのですが。
じゃあ、13歳以上ならOKかというと、「18歳未満のものと姦淫したもの」への罰則規定を設けている都道府県がほとんどです。これが「青少年保護育成条例違反」という奴ですね。

年下が好きなそこの男女の方へ。相手の年はちゃんと確認しましょう。合意でもアウトですからね!


えっと、話がそれましたが、このおばさん、30代後半の独身です。
正直言って、オイラが飢えた中学1年生でも性欲がわくようなルックスではないのですが…。

検察側の冒頭陳述によると、おばさんはアパート在住で、なぜか、近所の中学生のたまり場になっていて、おばさんがパートに行っている間も、ガキンチョが自由に出入りしていたとか。
ガキンチョはたばこを吸ったり、酒を飲んだり大騒ぎしても、自由にやらせていたようです。
一人暮らしのおばさんの家に中学生がたまっている、その状況が異常といえば異常ですが…。

で、思春期のガキンチョですから、当然、セックスにも興味がわいてきて、「セックスってどんなのかな?」と聞いてきたので、「やってみる?」と誘い、最初に中学1年生とやっちゃったようです。

で、その中一クンがやがて、他の奴らにも「やっちゃったぜ!」と自慢し、他の中学生たちも「俺もやりてー」と、くんずほぐれつ…。えー、想像するだけでちょっとこみ上げるものが…。


被告人質問では、なぜ、おばさんの家が中学生のたまり場になっていたのかに質問が集中しました。
それはオイラも聞きたい…。でも、大した答えは返ってきませんでした。


裁判官 いつ頃から中学生のたまり場になってたの?
被告人 さあ…。よくわかりません。
裁判官 アナタ、子どももいないのに何で、中学生が集まってきたの?
被告人 なんか、気が付いたらよく来るようになったというか…。居心地が良かったのかなあと思います。
裁判官 それは、タバコを吸っても文句を言わなかったり、酒を飲んでもお小言をいわないからじゃないの?
被告人 そうかもしれませんが…。よくわかりません。
裁判官 何で注意しないの?
被告人 子どもが可愛かったからだと思います。
裁判官 あんた、いい大人が子どもにちゃんと、いけないことはいけないと言えなくてどうするの? それで責任ある大人といえるの? 注意しないことが子どもへの愛情だと思ったら大間違いだよ。
被告人 …
裁判官 で、可愛いから、セックスさせたの?
被告人 いや、あの。そのときは何でそうなったのかよく覚えてないんですが…
裁判官 その後、何度も繰り返しているよね。
被告人 ハイ。
裁判官 いけないとは思わなかったの?
被告人 いけないとは思いました。
裁判官 でも可愛かったから、ついつい求めに応じたの?
被告人…。
裁判官 あなたね、大人はもっとしっかりしないといけないよ。子どもに流されてどうするの? アナタが社会復帰した後、また、同じことをするんじゃないかと心配になるよ。


とにかく、頭が弱そうな受け答えに終始します。だいじょうぶかなぁ…。


ちなみに、この事件、強制わいせつなら被害者の被害届が必要なわけですが、おそらく親が出したのかな? 中身の読み上げがなかったのでよくわかりませんが。っていうか、被害者じゃないだろ。絶対。やりたくてやらせてもらったわけだから。まあ、そんなに早いうちから女を覚えると、ろくな人生を歩まないでしょうから、その意味では被害か…。


判決は1審で実刑になり、2審で執行猶予が付きました。まあ、再犯の畏れ満々だったが、2審では反省の度合いを深め、外に出たらすぐに引っ越して、男の子たちとは関わらないといった、という判決だったように記憶しています。(ちょっとメモし忘れ)


なんだか、ドホホなショタjコンおばさんの公判でした。まあ、18禁事件にしては珍しく、行為の詳細などは出ませんでしたが、それは被害者や被告人の人権に配慮したのではなく、単に聞きたくなかっただけなのだ、と思います(爆)。


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posted by こめろんぐ at 14:20 | Comment(7) | TrackBack(0) | 大人限定の法廷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月07日

SM強盗事件!(下ネタ注意)

今回のエントリは露骨に下ネタ系です。

18歳未満の方、下ネタが嫌いな方は閲覧をお控え下さい。






 それでも読みたい方、ポチッとどうぞ。
posted by こめろんぐ at 18:24 | Comment(6) | TrackBack(0) | 大人限定の法廷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月01日

地検の掲示板にトホホ事件の片鱗を発見!

今日はちょっとだけ下ネタ系の話題なので、ご注意を。

以前のエントリ「検察審査会って」でも少し書きましたが、裁判所の掲示板はワンダーランドです。で、今回紹介するのは、地方検察庁の掲示板の話です。


世の中で最も多い犯罪かもしれないのが「窃盗」です。小さいのは万引き、自転車泥棒から、でかいのは資産家、美術館、宝石店を狙った高額窃盗まで千差万別です。
捜査の際、盗品とみられるものを押収して、それが盗まれたものかどうかを調べ、被害品を元の持ち主に返す(還付)するのが普通のようです。で、被害者から「盗まれて大変迷惑した。厳重に処罰してほしい」などという供述調書を取って、検察が裁判所に証拠として提出します。

ところが、中には「誰から盗んだものかわからない自転車を、泥棒が持ってた」などのケースがあったりするわけです。
これらのものは地検が勝手に処分して良いというものではなく、刑訴法に基づいて「泥棒が盗んだりしたこの品物、自分のだと心当たりがあったら取りに来てね」と公告し、その後に処分するそうです。
その公告は「押収物還付公告」といって、地検の掲示板によく貼られています。

ほとんどが「自転車1台(銀色)」とかだったりするのですが、たまに面白いものに当たることがあります。

で、こないだ、その「たまに面白いもの」に遭遇したので、写真を撮ってみました。

keijiban.jpg



上の事件と下の事件は別々の事件です。上の事件も意味不明ですが…


…きっと下着ドロなんでしょうね、下の事件。それにしても


1.パンティ428枚。 2.ブラジャー1枚。

いやはや、よっぽど、パンティに固執した泥棒だったんでしょうね。
「おっぱいより下半身だ!」と。


3.スリップ22枚  6.タイツ22枚

間違いない!こいつは下半身フェチだ!



5.水着14枚。  14.水中メガネ2個。  15.水泳帽1個。

まさか「スクール…」じゃないでしょうね?



8.靴下5枚

すいません、意味不明です。それとも、極めてマニアなフェチ?






正直言って、この泥棒の公判を聞いてみたかった!

冒頭陳述でil||li _| ̄|○ il||liする被告の姿を見てみたかった。ああ、悪趣味な自分が情けない(^_^;


でも、窃盗事件って星の数ほどあるからなぁ…そんな簡単に「当たり」の事件にはぶち当たらないものです。

皆さんも機会があったら、地方検察庁の掲示板、要チェックですよ!
posted by こめろんぐ at 21:47 | Comment(5) | TrackBack(0) | 大人限定の法廷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月26日

続・R18指定の法廷 その2

おことわり

18歳以下のお子様は健全育成の見地から、今回のエントリの閲覧をお控えください。また、お下劣な文章に嫌悪感を覚える方も、今回のエントリの閲覧をお控えください。
また、記載内容について、良い子の皆さんだけでなく、大人の皆さんも決して、真似をしないでください。真似すると、マジで刑事罰の対象になるので、ご注意を…。




さて、久々にこの「おことわり」をしたような気がします。ブログ紹介で「裁判話など」と言っておきながら、しばらーく書いていませんでしたm(__)m で、久々に書く裁判話がこれかよ(^_^; 最近、訪問者数が減っているので、書いてもOKかなぁ…と思ってたりして。






今回紹介する事件は、「覚せい剤取締法違反」。実は、裁判所では比較的メジャーな罪名ですが、まさか、私もこの罪名の裁判に「18禁」内容が含まれるとは思いませんでした。



最高裁のホームページにある司法統計によると、覚せい剤取締法違反の数は、窃盗に次いで多かったりします。地裁・簡裁で正式裁判を受ける刑事被告人のうち、だいたい9人に1人がこの罪名で判決を受けています。





で、ある覚せい剤違法事件の裁判の話です。




よくある「自己使用」や「所持」ではなく、「つきあっていた女に注射した」という事件でした。



被告人(多分ヤクザ)は「あいつが自分でシャブを打ったんだ。俺は何もしていない」と起訴事実を否認していました。




で、被告人質問になりました。被告人は随分、威勢のいい物言いで、どことなくユーモラスでしたが、まさか、あんな発言をカマしてくれるとは…






弁護士: あなたは○○美さんに覚せい剤を注射していない、といいますが、彼女が覚せい剤を自分で注射したのをみたのですか?


被告人: いや、自分で注射するところは見ていません。


弁護士: でも、覚せい剤を注射したのはわかったのですか?


被告人: はい。


弁護士: どうしてそうだとわかったの?


被告人: あの日は私の車で○○のラブホテルにいって、部屋に入り、彼女が服を脱いで、ハンドバッグを持って一人で洗面所に行ったんです。


弁護士: それだけで、どうして覚せい剤を打ったとわかるの?


被告人: ベッドに戻ってきた様子も、少し違ってましたし、それに…


弁護士: ほかにあるの?


被告人: ええ、あるんですが、ちょっと下世話な話になってもいいですか?


弁護士: いいよ、話して


被告人: はい。その、なんていうか




























ベッドの中でお××こに指を入れたら、

きゅぅぅぅっっっっってバッチリ締まってた

んですよ!





弁護士: ……


裁判官: ……


被告人: で、中身もとろとろになってまして、感度もものすごく上がっていたので、これは完全にシャブがキマッているなと思ったんです。間違いありません<(* ̄^ ̄)> よがり方もすごかったですよ。


弁護士: …その覚せい剤は、あなたが渡したものではないのね?


被告人: 違います。どこで入手したかは、私も知りません。


弁護士: でも、18歳の未成年者が簡単に入手できるの?


被告人: さあ、どうでしょうか。○○美とは2カ月ほど前に乱交パーティで知り合っただけで。一緒にいた友人もやってるといってましたかね。ええ。







いやぁ、もう、呆然としましたよ。ただのヤクザの覚せい剤事件の公判で、未成年者との乱交パーティだの、覚せい剤乱用の実態だの、そんな話が出るとは思いませんでしたから。



ま、裁判官もきょとん、としてましたが。






心の中で「へぇ、そうなんだ」と思ったことは否定しませんが…何に対して、というのはさておき^_^;





皆さん、覚せい剤は身を滅ぼしますよ。絶対にダメですからねっ!
posted by こめろんぐ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大人限定の法廷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月09日

続・R18指定の法廷 Vol.1

このエントリは、
R−18指定の法廷 その1
R18指定の法廷 その2 1/2
R18指定の法廷 その33 1/3
と同趣旨で書きます。どんな内容かは、リンク先をご参照ください。



で、一応あらためて、おことわりします。18歳以下のお子様は健全育成の見地から、今回のエントリの閲覧をお控えください。





裁判所の開廷表の刑事事件の欄でときどき、こんな罪名を見かけます。




わいせつ図画販売目的所持




字面だけ見ると、「エロ本の所持?」という風に見えるかもしれません。




これ、正解は「無修正の裏ビデオ、DVDの販売事件」です。
ちなみに無修正の裏本だと「わいせつ図書」となります。



この罪は刑法の以下の条文によります。
(わいせつ物頒布等)
第175条 わいせつな文書、図画その他の物を頒布し、販売し、又は公然と陳列した者は、2年以下の懲役又は250万円以下の罰金若しくは科料に処する。販売の目的でこれらの物を所持した者も、同様とする。

法律でいう「わいせつ物」とは、これまでの事例を見る限り、無修正で性行為もしくは性行為に近い行動、いやらしく性器を見せるものを指すようです。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』わいせつの項をみると
わいせつ(猥褻)とは、判例によれば、いたずらに性欲を興奮又は刺激させ、かつ普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反する物又は行為をいう。わいせつ(猥褻)という概念は、法的概念であるが、内容については時代と場所を超越した固定的な概念ではない。その時代、社会、文化に対応した一般人の性に関する規範意識を根底に置きながら、社会通念によって具体的に判断されるものである。

なんて慎重なものの言い回しをしています。
現実的には、チンコマンコがもろ出しなら「わいせつ」。モザイクをかけて消したり、映さないようにしていれば「合法」です。法律的には、性器さえ見せなければ「性的羞恥心を害さない」「性的好奇心を惹起しない」ということになっているそうです。同じ行為を映しているのに変な話ですが。






さて、大分横道にそれましたが、違う方にもそれてみましょうか。




この裏ビデオ、DVDの捜査で一番苦労するのは、警察署の生活安全課の下っ端のお巡りさんです。



なぜかというと、押収したビデオ、DVDが本当にわいせつかどうか、検証しなければならないのです。マンコが映っているかどうかが、犯罪構成要件なので、そうせざるを得ません。押収したビデオが3000本なら3000本、DVDが10000枚なら10000枚、すべてを再生して、わいせつ箇所をチェックし、報告書に記入します。もちろん、一人では出来ないので、応援を求め、署の道場などにビデオとモニターTVを10台くらい並べて、それぞれの横にビデオを山積みし、チェック作業を行います。1週間以上、その作業にいそしむこともあるそうです。







署の道場で並んで、テープやディスクを山積みにして黙々と裏ビデオ鑑賞にふける男たち。











哀れ過ぎる。・゜゜・( ̄◇ ̄°) ・゜゜・。













ちなみに、その作業が終わると、しばらくの間、女性器は見たくもなくなるといいます。目をつぶると大写しのマンコがまぶたの裏に浮かぶのだとか。







そうやって、捜査員が積み上げた報告書は、やがて裁判に提出され、証拠採用されます。




このことにより、証拠として押収したビデオやDVDを法廷で検証しなくても良いことになります。








ところが、たまにいるんです。初公判の時に

「押収したビデオが本当にわいせつ物かどうか、法廷で再生して展示しろ」

という弁護人が。




そんなとき、どうするか。

事前に打ち合わせでもしていたのか、ちゃあんと、法廷に大型テレビモニターが置かれてたりするんですよ。これが。




で、検察官がおもむろにビデオテープを取り出し、再生にいくわけです。






傍聴席は固唾をのんで見守っています。「マジで再生するのか?」と。






すると、裁判官が一言。








「あ、傍聴人は一時、退廷してください」









…そりゃそうか。公の法廷で裏ビデオ鑑賞会なんかやるわけがないか…










ところがっ、法廷の入口ドアには覗き窓があるんです。外に出てから、なにげに覗いてみました。見えましたよ。





身を乗り出してモニターを見てる裁判官。
食い入るように見ている弁護士。
目を伏せがちな被告人。






モニター画面では、モロに挿入シーンが映し出されていましたよ。性器大写しです。ええ。


いつか、裏ビデオのセールスの電話がかかってきたとき、電話の向こうでおっさんが言ってたなぁ。


「結合部の抜き差しの様子もくっきりはっきり映っています。だましは一切無しですよ!」


って、こういうことを言うんだ…なんて思っちゃいましたよ。




何秒か見たら、検察官が一旦止めて、次のビデオに差し替えました。いきなり、モロのHシーンから始まりました。






どうやら、頭出しをしてあったようです。







しかも、3本分。いやぁ、ご苦労さまです…
おまけに、タイトルをきちんと告知していた様子でした。




実は、退廷する直前、タイトルの書かれた背表紙が見えたのですが…





「濡れた女子高生 最後までイカせて」

とか


「近親相姦 母と兄」

みたいなのとかだったと。手元のメモに殴り書きが残っていました。




まじめくさった顔でタイトルを読み上げる検察官。






さすがはプロです。私にはできません。恥ずかしくてil||li _| ̄|○ il||li




で、法廷でのエロビデオ鑑賞会は無事終わり、廷吏が傍聴人を呼びにきて、法廷は再開。あとは、普通通りに審理が進められました。






さて、5日に大阪府警が犯人を逮捕した自殺サイト連続殺人事件ですが、ゆがんだ性欲が凶行に結びついた、との報道が多くなってきています。例えば

両足縛らず「バタつかせる姿に興奮」…自殺サイト殺人(Yahoo!ニュース)
 インターネットの自殺サイトを悪用した連続殺人事件で、無職女性(当時25歳)を殺害したとして逮捕された人材派遣会社契約社員・前上博容疑者(36)が、大阪府警捜査1課の河内長野署捜査本部の9日までの調べに対し、犯行動機について「他人が苦しんで足をバタバタさせる様子に異常な興奮を覚えた」などと供述していることがわかった。
 府警は、前上容疑者の倒錯した欲望を示す事実とみている。
 調べによると、無職女性は両手だけをひもで縛られ、殺害されたとみられる中学3年の男子生徒(14)と大学生(21)も、粘着テープで両手を巻かれ、口をふさがれていた。
 前上容疑者は「(被害者が)両足を激しく動かして苦しむ姿を何度も見たくて、失神、蘇生(そせい)させる行為を繰り返した」と供述したという。
 また、前上容疑者は、無職女性と「自殺決行日」の段取りについてやり取りしたメールの中で、「つめを切ってきてください」「夕食は抜いてください」などと依頼。府警は、前上容疑者が女性の両手を縛る際に抵抗されたり、殺害時にレンタカーが汚れたりすることを嫌って、こうした指示をしていたとみている。
 一方、兵庫県警の調べで、男子生徒の家族が前上容疑者とみられる男から要求された身代金は数百万円で、現金受け渡し場所は大阪府大阪狭山市内のファストフード店だったこともわかった。
(読売新聞) - 8月9日15時56分更新


おそらく、この男の裁判もR18指定にしないとまずい冒陳や論告が展開されるのではないでしょうか。「相手が苦しんでいる姿を見て興奮を高め、絶命して力がふっと抜けたとたん、射精した」とか。
おぞましいのでここでは詳しく予想しませんが。





なお、ここから来週まで、更新を一時休みます。次回は、「8月15日に思うこと」をテーマに書きます。

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2005年08月05日

ロリコン男、200万寄付で執行猶予

今日は「続・R18指定の法廷」と題して書こうと思ったのですが、こんな事件がYahoo!ニュースのアクセスランキングで入ってたので、話題変更です。

<児童ポルノ法違反>日赤に200万円寄付し猶予判決
 児童ポルノ法違反の罪に問われた被告が、日本赤十字社に200万円寄付して猶予判決を受けた。弁護人は「200万円は本人が決めた。婚約者もいるので、今後はまじめに暮らすだろう」とみている。
 横浜地裁横須賀支部で判決を受けたのは、埼玉県の菓子製造会社に勤める男(29)。児童ポルノを複製し、ネットオークションで北海道から沖縄までの約700人に販売して400万円以上を稼いだとして児童買春・児童ポルノ法違反罪などに問われた。
 男は公判で「景気が悪く給料は手取り14万円。結婚資金を稼ごうとネット販売を始めた。銀行口座の額が増えるのが快感だった」と述べた。
 弁護人が「ポルノで稼いだ金は、しょせんアブク銭。何か社会的な謝罪をせよ」と諭すと、男は地元の日赤に200万円寄付したという。
 弁護側はこの領収書を情状証拠として提出。6月の判決で裁判官は「ロリコン趣味で多くの子供の人権を傷つけたことを忘れないように」と述べ、懲役2年、執行猶予3年(求刑・懲役2年)を言い渡した。
【網谷利一郎】
(毎日新聞) - 8月5日3時4分更新




事件の詳細は書かれていませんが、ようは違法なロリコンビデオ(DVD)をコピーして、ネット販売しまくったとして、摘発されたようです。400万円も荒稼ぎすれば、そりゃ目立ちますよ。
結婚資金は十分貯まったでしょうけど、相手はどう思ったんでしょうか。




で記事を読むと、







「金で執行猶予なの? それってあり?」






という風にも見えるのですが、




実はこれ、「贖罪寄付」という、法廷ではよくある出来事です。






被告人が、被害者に泥棒したり、器物を壊したりした分の弁償を行ったり、けがさせた人に慰謝料を支払うなどの、被害の回復を図る「被害弁償」という行為を行うことがあります。これは、刑の軽重を考える上で大きな影響があり、初犯で被害回復が為されていると、たいていは執行猶予がついてしまいます。



では、被害者のない犯罪、例えば麻薬、覚醒剤、裏ビデオ販売などの事件で、「被害弁償」はどうすればいいのか。そこで生まれた考え方が、公的基金などに犯罪で得た収益を寄付するなどして、社会貢献することで被害弁済に代える「贖罪寄付」です。




多くの場合は法律扶助協会に寄付するケースです。
額は様々ですが、土建屋から賄賂を受け取っていた中尾栄一元建設相が3000万円を贖罪寄付し、一審の懲役2年が、高裁で1年10月に減刑されたケースもあります。しかし、贖罪寄付で狙った執行猶予は付きませんでした。贖罪寄付がどれほどの効果を持つのか、裁判官の心証次第、という面もあります。




ちなみに、法律扶助協会のホームページから、決算書を探してみると、平成15年度の寄付金として




10億972万9752円




が計上されています。






…全国各地から、救いを求める被告人が贖罪寄付しまくって、こんなに集まったのか、というとそうではなく、弁護士などからの寄付もあるようです。それにしても、驚きの数字です。





今回は寄付先が日赤、というところが珍しいのかなと思います。今回の裁判官は、あぶく銭を素直に寄付したところを評価し、執行猶予を付けたんでしょう。児童ポルノを売って結婚資金にしようとしていた男心を、相方の女性はどう思うのかは知りませんが、裁判官から





「ロリコン趣味で多くの子供の人権を傷つけたことを忘れないように」


といわれているくらいですから、女性はきっと、男がロリコンと知っていて、一緒になるんだろうなぁ…。博愛精神あふれるこの女性に拍手!(それでいいのか)




ちなみに、法律扶助協会は、裁判をしたくても貧乏で提訴できない人を金銭的、人的に支援する団体です。刑事事件、少年事件でも法律扶助制度があり、この団体が窓口になっています。
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2005年07月09日

R18指定の法廷 その33 1/3

さて、今回のエントリを書くのは、「どこまで書いていいものやら」と悩みました。

なにせ、踏み込みすぎると、内容がエグくなりすぎる。そうすると、これを書く目的がぼけちゃうんじゃないかと。

一応復習しますが、「R18指定の法廷」エントリの目的は、法廷での検察側が、いかに被害者の心を踏みにじっているか、「公開セカンドレイプ」といってもいいほどの実体を伝えたいわけです。一応、その辺をお含み置きください。

で、一応あらためて、おことわりします。18歳以下のお子様は健全育成の見地から、今回のエントリの閲覧をお控えください。




さて、さらに長くなったおことわりが終わったところで、破廉恥事件の裁判の話の続きです。




前回、「論告・求刑になると、検察側のセカンドレイプは最高潮に達します」と書きました。以下、私のノートに従って、主に強姦事件の論告の一部を紹介します。犯行態様をとても詳しく述べています。


例1
…被告人は被害者の目にガムテープを貼り、視力を奪って「騒いだら殺す」と申し向け、抗拒不能にした。被告人は被害者のズボンとパンツをはぎ取り、下半身を裸にして、指で陰部を弄ぶなどし、「気持ちいいか、声を出せ」などといいながら、被害者をいわゆる正上位で姦淫した。被害者は恐怖と屈辱感の中で、早くレイプが終わってほしいとの思いから、イヤイヤ小声で「気持ちいい」といい、被告は興奮を高めて、被害者の膣内に射精した。(以下略)


例2
…被告人は両手首を緊縛し、身動きできなくなった被害者のセーラー服をまくり上げ、乳房を舐めたり、陰部を指で弄んだ後、口淫を強要した。被害者は被告を怒らせたら殺されると思い、屈辱と嫌悪感の中で被告の陰茎を舐め、その快感に興奮を高めた被告人は被害者を仰向きに寝かせて足を開き、正上位で姦淫して腹部に射精した。


例3
…被告人は被害者の口に布を押し込み、はさみのようなものを頚部にあてて、「騒ぐな、やらせろ。それだけだ」などと申し向け、後ろ手にひも状のもので緊縛して、その反抗を抑圧した。さらに「お前を犯してやるからな」などと言いながら、同女のパンティを引き下ろし、自らも全裸になり、同女のTシャツをまくり上げて乳房をあらわにし、乳首を舐めるなど弄んだ。さらに同女の性器を舐めたり指で弄んだりし「気持ちいいか、お前のきついわ」などといいながら性器内に指を何度も挿入したり、口淫をさせるなどし、その様子をデジタルカメラで撮影した。その後、興奮を高めた被告は正上位で同女を姦淫し、膣内で射精した。その後も同女の肛門に指を入れるなど弄び、陰茎を肛門に挿入したり、姦淫したりし、肛門付近に射精した。


例4
…被告人は被害者の上にまたがり、その両膝を押し広げて陰部を弄び、膣内に指を出し入れするなどした上、同女の膣を指で押し広げて自己の陰茎を無理矢理挿入し、「気持ちいいか」「これ以上ヤルと赤ちゃんができるかもな」などといいながら興奮を高め、同女の膣内に射精し、同女に全治約1カ月の処女膜裂傷の傷害を負わせた。被告人は同女の姦淫を遂げた後、「動くな殺すぞ」などと申し向け、その場から逃走した。被害者はその後、被告人が両手を緊縛したタオルをほどき、電話で母親に電話した。その際、上記傷害により膣内から出血し、血液と被告人の精液が混ざって垂れ落ちるなどした。




…そこまで精密に述べる必要があるのか。メモを取っていて恥ずかしくなりましたよ。これ、公開の法廷で朗々と検察官が読み上げるんですから。実際、漢字で書くと追いつけないので、メモの文字は「チツ」とか「フェラ」とか「中出し」とか書きましたけど。解読してて、ポルノ小説かと思いましたよ。




論告は、犯行態様を述べた後、「陵辱の限りを尽くした」「鬼畜の犯行」「酌量の余地はみじんもない」「悪辣非道」など、被告人への罵詈雑言が続きます。

その後、被害者の被害感情や処罰感情を述べます。

例えば
…被害者は「何も悪いことをしていないのに、どうしてこんなひどい目に合うのか。夜になると事件のことを思い出し、恐怖が込み上げます。夜、一人で歩くこともできなくなりました。食事もまともに食べられず、彼氏とセックスしようとしたが、そのたびに気持ち悪くなってしまい、できなくなりました。私の人生を滅茶苦茶にした犯人を許せません。一生刑務所から出られないようにしてほしい」などと述べ、峻烈な被害感情をあらわにしているが、当然である(以下略)


  ∩_∩    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 ( ´∀`) <  おまえモナー
 (    )   \______/
 | | |
 (__)_)


被害者の名誉を傷つけるようなことを、なぜ、平気な顔で公開の場にさらけ出せるのか。




ものすごい神経だと思いませんか。人としてどうなんですか。検察官さん。



確かに、そこまで言えば、被告人に対する殺意もわきます。でもね、裁判官はそういうときは意外に冷静ですよ。判決は至極まっとうに書かれますよ。きっと。



以上、三回に渡って書きました「R18」は、ひとまず、これにておしまいにします。また、何か気づいたら書くかもしれません。リクエストがあれば、それはそれで考えます。




結論、強姦の類の犯罪者

はチンコ切りの刑に

せよ!
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2005年07月03日

R18指定の法廷 その2 1/2

あらためて、おことわりします。18歳以下のお子様は健全育成の見地から、今回のエントリの閲覧をお控えください。


それと、大人の方にも一応、おことわりしておきます。このブログの内容は実在の事件をそのまま書いているわけではありません。私の傍聴日記の中から、いろんな事件をシャッフルして構成しています。



さて、前回より長めのおことわりが終わったところで、イロモノ事件の裁判の話の続きです。




イロモノ事件での検察側の冒頭手続きは、かなりセカンドレイプに近い、という話を前回書きましたが、その後の展開もかなり、静聴に耐えないことが多いです。



被告人が起訴事実を全面的に認めている場合は別ですが、ちょっとでも否認し、被害者の供述調書が弁護側の抵抗で裁判に採用されない場合、被害者本人が法廷に呼ばれ、被害状況について尋問されます。さすがに、この場合は非公開での尋問となりますが、かなり詳細に聞くようです。その内容はたいてい、検察官が公判の最後に述べる「論告・求刑」で明かされます。

例えば



…被害女性は当公判廷において「いきなり車の中に連れ込まれ、光るものを突きつけられて『静かにしろ、殺すぞ』などと言われると刺されるのではないかと思い、動けませんでした。男は乱暴に上着をはぎ取り、乳房をもんだりなめたりしました。背筋が凍るほど気持ち悪かったですが、へたに騒ぐと殺されると思い、我慢しました。男は陰茎を私の顔に近づけ『舐めろ』というので、顔を横に背けると髪をつかまれ、顔を前に向かされました。男が何か言うので、仕方なく陰茎を口に入れました。男が頭をつかんで前後に振るがままにされ、口の中に射精されました。息苦しく、気持ち悪くて嘔吐しそうになりましたが、レイプされずに済むかもしれないと思い、我慢しました。しかし、男はパンツをはぎ取り、陰茎を挿入してきました。「イヤ」と言いましたが、「静かにしろ」と脅してきたので、それ以上は言えませんでした。早くセックスが終わらないかと思い、じっと我慢して、男の言うことに逆らいませんでした。早く終わらないか、それだけを考えていました。私は妊娠が怖かったので「お願いだから、中に出さないで」と頼むと、男は腹に射精しました。(中略)私はこの事件以降、付き合っていた男性とも別れ、男性不信に落ち入っています。できれば、男を一生刑務所に入れていてほしいです」などと供述しており、その内容は具体的で迫真性に富んでおり、十分信用できるものである。(以下略)



ま、いきなりこんなことを供述するわけがないので、何度も質問し、こういう内容のことを言った、ということだと思います。これだけの証言を引き出すのに、どれだけ突っ込んで聞いているんでしょうか。で、当然、弁護側も非道な質問をしているはずです。非公開とはいえ、被害者には弁護士も付いていないんです。そこまでやらないと、強姦とか強制わいせつは有罪を取れないものなんでしょうか。



で、尋問には被告人質問というものもあります。被告人の言い分を直接、法廷で聞く手続きです。


これも否認事件の時は、すさまじいです。


 被告人が女性とセックスしたとき、無理やりでしたか?
 いいえ。むしろ、向こうから誘ってきました。
 それは、何か言葉をかけてきたのですか
 ハイ。こちらにすがるような目で、「この後はおまかせするわ」というので、「ホテル行く?」と聞くと、黙って首を縦に振りました。ホテルに着いたときも、嫌な顔をせず、ついてきました。
 あまり、付け加えて答えないで。必要なときは聞くから。で、ホテルの部屋ではどうしたの?
 抱きしめると、抵抗しないで、キスを求めるそぶりを見せたので、キスをしました。
 具体的には
 目をつぶって、顔を上に向けました。
 キスしてもいやがらなかったのね
 ハイ。お互い、夢中だったような気がします。
 その後、ベッドに押し倒したの?
 よく分かりません。抱き合ったまま、もつれ合って倒れたような気がします。
 口淫、俗に言うフェラチオは無理やりさせたの?
 いえ、「やってくれる?」と聞くと、「いいよ」といって舐めてくれました。
 無理やり口に入れた?
 顔のそばに陰茎を近づけましたが無理やり入れてはいません。
 セックスの時、どんな様子だった?
 女性が下から抱きしめてきました。
 なにかしゃべってなかったか?
 気持ちいい、こんなの初めて、もっとして、などと言っていました。だから、私は今でも合意の上でのセックスだったと思っています。




この公判で、最終的には、女性は実際にレイプされていた、と認定されましたが、男は言いたい放題言っています。ホント、今思ってもひどい男だと思っています。しかも、強姦の前科がありました。こういう、反省のかけらもなくレイプできるヤツは、チンコ切りの刑にすべきだと思うのですが。



その後、論告・求刑になると、検察側のセカンドレイプは最高潮に達します


その続きを書こうと思ったのですが、最もえぐい論告をメモした「傍聴日記」を職場に忘れてきてしまいました。

今回はここまでにします。




次回は、裁判から離れてちょっと、身近で発見したものを紹介します。「R18法廷」の続きの話は、また、数日後のエントリで詳しく書きます。



結論。弁護士の正義は依頼人次第。
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2005年06月27日

R−18指定の法廷 その1

まず、おことわりですが、18歳未満のお子様は、健全育成に悪影響を与えるおそれがありますので、今回のエントリを読むことをお控えください。


よし、ことわったので、書きます。


さて、前にも書きましたが、刑事裁判では普段、傍聴席が半分以上も埋まることはありません。
全席が埋まるようなことは、発生時に大きく報道されるなど、社会的に大きな影響を与えた事件の裁判のハズです。きょう、大阪高裁で「和歌山毒物カレー事件」の林真須美被告の控訴審判決公判がありましたが、あれも、大行列になったはずです。



では、傍聴席が半分くらい埋まる事件というのはどんな事件だと思いますか?






正解は「強姦」「強制わいせつ」「児童買春」などの下半身に関する事件です。傍聴マニアの方々は、必ずといっていいほど、傍聴しています。



しかし、こうした事件は法廷内のやりとりがすごいです。まじめな顔をして、よくこんなことを言えるなと、聞いているこっちが恥ずかしくなります。



刑事事件ではまず、検察側が起訴状を読み上げます。これは、被告人が行った犯罪事実を書いたもので、書かれた内容をそのまま読みます。例えば



 起訴状読み上げの前に、被害者名を伏せ、「被害者」と読み上げたいのですが、ご了承願いします
 弁護人、ご意見を
 異議ありません
 では、検察官、どぞ
 公訴事実。被告人は(共犯者)と共謀し、被害者、当時18歳を強いて姦淫しようと企て、○月○日○時○分ごろ、○市○の被告人宅に連れ込み、同女をベッドに押し倒した上、その乳房を鷲づかみにして揉みしだき、さらに、同女に「今オレにやられるのと、風俗に売られるのとどっちがいい」などと語気鋭く申し向けるなどの暴行脅迫を加え、その反抗を抑圧した上で、強いて同女を姦淫したものである。罪名及び罰条、強姦、刑法第177条前段





ってな感じです。「姦淫」というのは法律用語でセックスの意味です。(そんなもん、書かなくても分かるでしょうけど ^_^;)ま、この程度ならまだ、マシでしょう。青少年にちょっと、悪影響を及ぼすかもしれませんが、まだ、エロ漫画の範囲です。



たまに、この後半が「強いて同女を姦淫しようとしたが、陰茎が勃起しなかったため、その目的を遂げなかったものである」となることもあり、傍聴席から失笑が漏れることもあります。もちろん、この場合の罪名は「強姦未遂」なわけですが。




その後、被告が罪状認否で「(起訴事実は)間違いありません」と言えば、それまでですが、「いいえ、(起訴状の内容は)違います。○○さんとのセックスは合意の上でした」と否認することがあります。




おおーい。検察官がせっかく気を使って、強姦被害者の名前を伏せたのに、いろいろ台無しだよー。





しかし、その辺はさらっと流されて、検察官の冒頭陳述が始まります。




この冒頭陳述は、検察官が立証しようとする犯罪事実を、詳しく述べるものなのですが、下半身事件の場合、そこまで言わなくても…と思うこともしばしば。




…被告人と(共犯者)は○月○日ごろ、合コンで被害者と知り合った。被告人は同月○日夜、(共犯者)から「前に持ち帰りに失敗した女、またつながった。お前んちお持ち帰りしてヤルのはどう?」とのメールを受信し、その後もメールでやりとりして、同日、同女を被告人宅に連れ込んで、姦淫に及ぶことにつき、合意した。…(中略)…被害者は被告人と肉体関係を結ぶつもりはないことを伝えると、被告人は、「まあまあ、ここまで来ておいて何いってんのよ、いいじゃんかよぉ」などと申し向けて、ベッドに押し倒し、胸を揉んだり、陰部を触るなどし、「今オレにやられるのと、風俗に売られるのとどっちがいい」と申し向けて、その反抗を抑圧した上で姦淫した。その後(共犯者)が「かわれ」などと言ったので、被告人はベッドから降りると、共犯者が「気持ちいいだろ、声出せよ」などと言いながら同女を姦淫した。(以下略)




…この程度なら、まだ、マシかもしれません。この後、証人尋問や被告人質問、検察側の論告求刑と、裁判の手続きが進むに連れ、さらにエスカレートしていくことになります



はっきり言って、被害者に対するセカンドレイプに近いです。これでいいのか? 検察官さま。




この続きは、エントリをあらためることにします。



結論。検察官は時に、法廷をピンク色に染め上げる存在である。
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