2008年06月01日

アクロポリスラリー第2レグ終了。ペター、怒号の追い上げ!!!!

さて、スバルの新型インプレッサWRCがデビューしたアクロポリスラリー(ギリシャ)は第2レグ(2日目)が終了しましたが、すごいことになってます。まずは第2レグ結果をFMotorsportsさんより紹介します。


N0.DriverNat.CarTime(Dif.)
1S.ロウブFRACitroen C4 WRC02h48'11.1
2P.ソルベルグNORSubaru Impreza WRC-00'28.7
3H.ソルベルグNORFord Focus RS WRC-01'05.3
4M.ヒルボネンFINFord Focus RS WRC-03'01.2
5U.アーバESTCitroen C4 WRC-04'11.6
6M.ウィルソンGBRFord Focus RS WRC-04'22.8
7D.ソルドESPCitroen C4 WRC-05'33.6
8J-M.ラトバラFINFord Focus RS WRC-08'51.3
9C.ラウテンバッハZIMCitroen C4 WRC-08'58.0
10T.ガルデマイスターFINSuzuki SX4-09'13.0
11K.アルカシミUAEFord Focus RS WRC-11'19.6
12A.アイグナーAUTMitsubishi Lancer Evo-12'55.3
13P.アンデルセンSWESuzuki SX4-13'21.0
14L.バルダッチRSMMitsubishi Lancer Evo-15'05.6
15B.スーサPORMitsubishi Lancer Evo-15'28.3
17奴田原 文雄JPNMitsubishi Lancer Evo-15.43.2
20F.ビラルガARGFord Focus RS WRC-17'27.6
25C.アトキンソンAUSSubaru Impreza WRC-25'49.6
39G.ガリITAFord Focus RS WRC-44'39.8
(白地はP-WRC参戦車)


初日の結果は昨日のエントリ「WRC第7戦アクロポリスラリー第1レグ 新インプレッサは絶好調!」を参照(^^)v


ペター、2位に浮上!

トップのローブと28秒差!!!

いける!

新型インプのデビューウィン、いける!!!



盛り上がって参りましたよ! 

さて、http://www.subaru-msm.com/wrc2008/result.htmlのライブリザルトによると、SS11でペターがセカンドベストを記録するなど追い上げを見せます。一方、ライバルのシトロエン勢はローブがSS8でパンクでタイムロス(昨日書きましたけど^_^;)、さらに変わってトップに立ったソルドもSS12でタイムロス、さらにSS13でスペアタイヤを使い切った末にさらにパンクするなどして大きく後退。ローブが再びトップになりました。

2008-acrop-02-1.jpg
「悪路ポリス」のコースを攻めるペター。こんだけとがった石がごろごろする中、ノートラブルで走りきりましたよ。後ろのオッチャン、危ないって(爆) =写真はスバルさんより(^_^;


第1レグでの45秒差から一気に28秒差まで縮めてきましたよ! ようやく、セッティングが煮詰まってきたようです。シトロエン勢は「悪路ポリス」に苦しみ、ローブもこれ以上のタイムアップは望めない模様ですが、ペターはまだ、伸びシロがありそうです。

2008-acrop-02-2.jpg
「スゲー調子いいぜ!」とか言ってるんでしょうか(爆) ラリージャパンで早くこの笑顔を見たい!=写真はスバルさんより(^_^;


チームメイトのクリス(アトキンソン)の電気系トラブルは残念ですけど、マシンバランスや駆動系に問題は無し! いいぞ、新型インプ! 今日は注目の第3レグ(最終日)になりそうです!


あれ?

P-WRCの上位リザルトから新井さんが消えた…



どしたの? SS9までは上位に残ってたのに…。


そういえば、P-WRCでランエボのヌタさんが頑張ってますね。今年のラリージャパンはヌタさんのホントの地元開催ですから(ヌタさんは道央の恵庭在住で、この近くにもSSが設けられる予定)、張り切ってるでしょうね。


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2008年05月31日

WRC第7戦アクロポリスラリー第1レグ 新インプレッサは絶好調!

世界ラリー選手権(WRC)第7戦・アクロポリスラリーがギリシャで開幕しました。

スバルはここに新型インプレッサWRCを投入しました。
旧型に比べ戦闘力が果たして上がったのか!? デビューウィンはできるのか!?


2008-acro-1-peter-0.jpg
アクロポリスで新型車をシェイクダウンするペター・ソルベルグ。


注目の第1レグで早速、結果を出しましたよ!第一レグの結果をFMotorsportsさんより紹介します。


N0.DriverNat.CarTime(Dif.)
1S.ロウブFRACitroen C4 WRC01h21'34.8
2D.ソルドESPCitroen C4 WRC-00'15.7
3P.ソルベルグNORSubaru Impreza WRC-00'59.1
4H.ソルベルグNORFord Focus RS WRC-01'06.1
5U.アーバESTCitroen C4 WRC-01'15.5
6J-M.ラトバラFINFord Focus RS WRC-01'18.9
7M.ヒルボネンFINFord Focus RS WRC-01'36.8
8C.アトキンソンAUSSubaru Impreza WRC-01'36.8
9P.アンデルセンSWESuzuki SX4-02'23.8
10F.ビラルガARGFord Focus RS WRC-02'29.3
11T.ガルデマイスターFINSuzuki SX4-02'51.8
12M.ウィルソンGBRFord Focus RS WRC-02'54.3
13A.ボボスGREFord Focus RS WRC-02'55.0
14C.ラウテンバッハZIMCitroen C4 WRC-03'28.2
15K.アルカシミUAEFord Focus RS WRC-06'07.6
21奴田原 文雄JPNMitsubishi Lancer Evo-07.39.3
24新井 敏弘JPNSubaru Imprezza WRX-07'49.2




ペター3位キタ━━(゚∀゚)━━!!!

しかも、トップのローブ(シトロエン)と59秒差はまだまだ逆転可能な差でっせ!

早速、結果を出せるか!?


2008-acro-1-peter-1.jpg


アクロポリスラリーは「悪路ポリス」とも呼ばれるほど、タフなコースですが、インプレッサとは相性がいいコースなんです。インプの初勝利がここですし、インプはそれ以来5勝を上げています。現在のエース、ペター・ソルベルグも2004年に勝ってます。ここで新型をデビューさせたスバルの思いがよくわかりますね。


さて、
http://www.subaru-msm.com/wrc2008/result.html
ここで、スバルチームを中心にした現在のライブリザルトが分かるんですが、第2レグのSS10の段階で、ペターは3位をキープ! しかもトップとの差を45秒に縮めています。
トップのローブが「パンクでタイムロスしたため、SS10終了時点でのトップはシトロエンのダニエル・ソルドに変わってます。ただ、このSSで不利があり、ペターもタイムロスしてます。もったいない。


一方、チームメートのアトキンソンはSS8後のリエゾン(移動区間)で電気系統トラブルによりストップ。優勝争いからは完全に脱落しました。残念。


とはいえ今回のアクロポリス、ペターは優勝を目指せるところを走ってます。
第2レグの調子次第では、新型インプのデビューウィンも見えてきますね。楽しみです。

あ、併催のP-WRCの新井さんもガンバレ!


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2008年05月26日

F1モナコGP決勝は、雨のレースでしたね

琢磨がいないと盛り上がりに欠けるオイラです。
日本時間の昨夜、行われたF1モナコGP決勝は、またしても「フェラーリ残念」な結果になったわけですが…。

決勝の結果を、FMotorsportsさんよりどぞ!

PDriverNat.CarLapGoalTime/DelayPitBest Lap-T
1L.ハミルトンGBRMcLaren Mercedes762:00:42.74221:15.839
2R.クビサPOLBMW Sauber763.021:16.171
3F.マッサBRAFerrari764.821:15.787
4M.ウェバーAUSRed Bull Renault7619.211:17.343
5S.ベッテルGERToro Rosso Ferrari7624.611:16.955
6R.バリチェッロBRAHonda7628.411:16.537
7中嶋 一貴JPNWilliams Toyota7630.111:16.479
8H.コバライネンFINMcLaren Mercedes7633.121:17.282
9K.ライコネンFINFerrari7633.741:15.815
10F.アロンソESPRenault751L31:16.852
11J.バトンGBRHonda751L31:16.101
12T.グロックGERToyota751L31:15.907
13J.トゥルーリITAToyota751L31:17.203
14N.ハイドフェルドGERBMW Sauber724L31:16.455
A.スーティルGERForce India Ferrai679L21:17.225
N.ロズベルグGERWilliams Toyota5917L41:16.548
N.アンジェロ・ピケBRARenault4729L11:16.933
G.フィジケーラITAForce India Ferrai3640L11:17.823
D.クルサードGBRRed Bull Renault769L 1:42.112
S.ボーデFRAToro Rosso Ferrari769L 1:16.806



まあ、今回はハミ君の粘り勝ちですね。
ほかにも粘って大躍進、みたいな人が多かったです。

今回は久々にウェットになったモナコでした。波乱はいきなりフォーメーションラップから起きます。マクラーレン・コヴァライネンがいきなりエンジンストール?で動き出せず、ピットスタートに。

で、ライコネンがスタートで大失敗。さらに2周目でいきなりハミ君がガードレールにぶつけ、万事休すと思われたのですが…、このあと、クルサードとボーデのクラッシュによりSCが導入。差がつまります。
このあとも、ロズベルグがぶつけてウィングを落とすとか、アロンソとハイドフェルドがローズヘアピンでぶつかったりとか、マッサがスピンしてクビサがトップになったりとか、ライコネンがドライブスルーペナ食らうとか、とにかくあちこちでいろいろあって、順位がぐちゃぐちゃに。今回調子がよかったロズベルグも自爆して「ジ・エンド」。ああ、もったいない。

雨が上がって路面が乾きだすと、タイヤをウェットからドライに変えるわけですが、微妙にぬれているときはドライタイヤだと滑るわけです。これの犠牲者第一号が、琢磨との交代説が噂されるピケJr。アロンソも苦しんでましたね。

で気がつくと、トップは最初にレースが終わったはずのハミ君。最初にピットに入った利とSCを生かし、じわじわと上がってきてました。そして、2位クビサ、3位マッサで…


4位がなんと、インドの力・スーティル!

これは笑いました。去年、スパイカー(現インドの力)からスポット参戦したマーカス・ヴィンケルホックが6周に渡ってラップリーダーを張った、という出来事がありましたが、それに継ぐ珍事です。だって、テールエンダーの車が、5位のライコネンを押さえて走っているのですから。SAF1なき今、こういうことがないと面白くないぞ! もっとも、過去の荒れたモナコでは、全くノーマークのオリビエ・パニスが勝ってたりするからな!(しかも、パニスがF1で上げた唯一の勝利)。

と思ったら、なんと、後ろのライコネンがトンネル出口でバランスを崩し、シケインの飛び込みでスーティルに突っ込む! スーティルの怪挙は幻に終わりました。これは悔しいよ。もし、琢磨がこれをやられたら、マジでライコネンに不幸の手紙を送りつけるところです(爆)

まあ、見せ場はこんなところでしたか。

あ、カズキ君、何にもしなかったのが幸いして入賞圏内をずっと走ってましたね。ピットミスもあったのに、周りが派手にこけてくれたおかげ? 無事入賞はお見事です。一応、日本人でモナコ初ポイント。無難にマシンをゴールに持っていく能力は本物ですね。こいつは。


あ、カズキで思い出した。

フジテレビ地上波のアナウンサー、路面が乾いてドライに変えたばかりのカズキがファーステストを出したのを見て、


「中嶋がファーステスト! 雨の中嶋が復活!」と叫んだのですが…




こいつ、バカ?




中嶋悟が89年にファーステストラップを記録してますが、これは土砂降りの雨の中、ウェットタイヤでの記録でっせ。何で、乾きかけた路面で、ドライタイヤにスイッチし、クリアラップを取れただけのファーステストラップを見て「雨の中嶋復活」になるんでしょうか。

ちょっとは勉強しろ。無知をさらすな。


さて、冒頭では右京さんによる琢磨インタビューもありました。久々に琢磨の「声」を耳にできたのはよかったですね。

また、中継中にも、「この場に、きっと、必ず戻ってきてくれるであろう琢磨がね…」と言ってくれた右京さん。アンタだけが、地上波中継の良心だよ。


佐藤琢磨を応援しています!
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2008年05月24日

琢磨、モナコで語る!

F1モナコGPの予選を前に、佐藤琢磨が記者会見をし、現在の心境を語ったそうです。

ブリヂストンのモーターホームで。

ホンダではなく、です。

先日の福井社長の件といい、琢磨とホンダはこれまでの蜜月を解消し、新たなステップを踏み出した、とも邪推できるのですが…。

その会見の模様がF1キンダーガーテンさんに載っています。

琢磨 モナコ会見全録・1/5
琢磨 モナコ会見全録・2/5
琢磨 モナコ会見全録・3/5
琢磨 モナコ会見全録・4/5
琢磨 モナコ会見全録・5/5


この中で気になる発言を紹介しましょう。


--ホンダの大島さんとは今後についてなにか話を?
琢磨 そのために行ったと言うか。白紙の状態で何も決まっていませんが、これまでサポートしてきただけでなく、これからも一緒にやりたいという意向を強く感じました。正直言ってF1チームとなると話は違うし、これからホンダとして、それからボク自身レース・ドライバーとしてどういう道に進むのかを話をした程度です。これから夏に向けて交渉が始まると思います。
(中略)
--ホンダ以外の選択肢も視野に入れている。
琢磨 ですね。


ハイ。琢磨もホンダ以外でOKなんですね。当然とはいえ、琢磨の口からそれが聞けると安心します。
何が安心できるって「紅の琢キボンヌ!」って叫べること(爆)

ホンダとどう付き合い、琢磨自身が今後、F1でどう闘っていくか。それを琢磨はすでに見つけていて、そして彼の将来を担うアンドリュー・ギルバート・スコットが動いている。それが分かっただけでも十分です。


--現時点でテストのアプローチがありますか?
琢磨 この2年間、スーパーアグリと一緒にレースをしていくんだということでやってきたので、コンタクトがあるわけではないですが、F1以外のカテゴリーからはアメリカも含めて、かなりの数のお話をいただいきましたが、アンドリュー(ギルバート・スコット・マネージャー)も、ボクの意向があくまでF1ということで、丁重にお断りしています。
(中略)
--F1以外のカテゴリーとは、例えばGP2は?
琢磨 GP2はさすがにないかな(笑)。考えてもいなかったけれど、そうか、そうすればF1に近いですね(笑)。
それはそれとして、アメリカの方からスポーツカー・シリーズ、ルマン・シリーズを含め、オープン・ホイールも含め、ユニークなお話も飛んできていて、フ〜ンという感じなんですが、ドライバーとしてはいろいろ話をいただけるのは嬉しいですが、最後に完全にチャンスが途絶えてしまうまでは、もうちょっとF1で頑張ってみたいという気持ちが強いです。


GP2はないでしょう(爆) そんなに若手じゃないし。
まあ、アメリカのインディとかNASCAR辺りも面白いと思うのですが、まだF1でやれる限り、F1で頑張ってほしいです。ユニークなお話って、どういう話なんでしょうか。ちょっと聞きたい( ̄ー+ ̄)ニヤリッ

ここに、日本のフォーミュラやハコ車のレースのオファーの話が出てないのはどうしたことでしょうか。
琢磨の敷居が高くて、畏れ多くて声をかけられない、なんてことはないでしょう。
琢磨自身は日本での実績が皆無に等しいですからね…。もちろん、ホンダが圧力をかけていることも考えられますが。ただ、この状況で一つのチームもオファーを出さないほど、日本のモースポの了見が狭いということなんだなと思ったりもします。


-- (F1に)戻ってくる条件は?
琢磨 ここ2年間の経験を活かしたいです。これからチームを大きくするという状況にスーパーアグリはいたわけで、前進した時に最高のリザルトが出せる準備ができているつもり。だから、もちろんトップ・チームあら文句はないですが、常に優勝ができるパッケージを確保したいです。正直言ってアテがあるかといえばいまはないです。


やっぱ、あてはないわなぁ(爆)
それでも「優勝を目指せるパッケージを確保したい」という琢磨。これは図々しいのではなく、レーサーとして当たり前のことです。ただ走れればいい、なんて人間はF1にいる資格はない。そういうドライバーが某アホンダにいますが(爆) 琢磨くらいのビッグマウスじゃなきゃ、F1ではやっていけませんよ。頼もしい発言です。


--具体的な交渉はこれから、ということてすが、例えば、ネルソン・ピケの交代要員として名前が挙がっていますが。
琢磨 ドライバーとしては、噂だけでも出てくるのはありがたいことだし、去年の今頃は確か、ラルフ(シューマッハの代わりにトヨタなんじゃないか、という質問もされました(笑)が、ボク自身、しっかり発表できる時期にくればお伝えしますが、今は何もコメントできないです。


そりゃそーだ(爆) まあ、今は「噂だけ」の範囲でしょうね。文字だけでも「ねえよwwww」って雰囲気が伝わってきます。もちろん「悪くない噂だけど( ̄ー+ ̄)ニヤリッ」というニュアンスもね。


今回の件に関しても、確かに別の方法もあったかもしれないけれど、ホンダとしてはできる限りをしてくれました。表に出ていないことで今なら話せますが、カスタマー・カーの問題がいろいろありましたが、(2008年は)ホンダRA107(2007年型)をベースにスーパーアグリでモデファイをしてレースをしていたのは事実です。
同時に、今シーズン後半は、ホンダF1チームと同型のクルマを使うというプロジェクトもしっかり進行していて、この前も中本さんと話をしましたが、先週、日本に経つ前日にモノコックができてきた。ボクらが使うホンダのマシンはできているんです。後はテストしていくだけの状態でした。そこまでホンダとしてもバックアップしてきた。
今回、たまたま、という表現はおかしいけれど、マグマ・グループもチームを再建する、という方向で目一杯のことをやってきたけれど、投資家グループが最後の最後に突然状況が変わって前進できなくなったのは不幸としかいいようがないけれど、ボク自身ができること、ホンダができること、チームができることを精一杯やってきた結果でした。


肉揚とは関係なく、栃木研究所のスタッフはここまでやってくれてたんですね。現場のホンダ技術陣には感謝の一言に尽きます。その技術陣の頑張りをぶちこわした肉揚、そして福井社長の心ないコメント。やるせなさだけがにじみます。


--今シーズン中に、ホンダからリザーブ・ドライバーのオファーがあったら受けますか?
琢磨 それも内容次第というか。
リザーブ・ドライバーもテスト・ドライバーも経験しているので、それを目標にはしたくないですね。だから凄くストレートな言い方になるけれど、レギュラーに復活するか、その方向へのポテンシャルを秘めているとうことで必要性があれば、リザーブ・ドライバーとして帯同するだろうし、テストも行なうと思います。ただし、気持ちはそうだけれど、実際にどうかはわからないです。
--他チームからテスト・ドライバーとしてのオファーがあった場合にも、将来的にレースドライバーになることが条件ですか?
琢磨 そうですね、要求としてはハードルが高くなるけれど、そこを入れたいです。これまでも、トップ・チームのテストの話しは2003年の頃からあったわけですが、自分としてはレースにこだわりたいです。すべての道が閉ざされたら、その時に考えたい。いまは、レースをすることを念頭において考えたいです。

そう。琢磨は2003年シーズンにレースドライバーとして走り続ける道があったにもかかわらず、BARのテストドライバーとしての道を選んでいます。その一年を下積みとして生かし、ステップアップするために。てか、トップチームのオファーってどこでしたっけ(^_^;
何がともあれ、それが2004年にレースドライバーに昇格しての快進撃につながっています。2005年はちょっと、あれですが…。マシンが「バトン仕様」では如何ともしがたいわけで。
今さらテストドライバーなんて、ねぇ。ルカ・バドエルなんて、フェラーリのテストを何年もやってますが、未だにレギュラーで走ってないわけで。マクラーレンのデ・ラ・ロサはたまに走れましたが(爆)
やっぱ、琢磨には「レースドライバー」を目指してほしい。そのモチベーションが続く限り、オイラたちファンは待ち続けますよ!


--ファンに一言。
琢磨 応援してくれるみんなの前でいいレースをしたいな、と。自分のためももちろんあるけれど、みんなの前でいいレースをしたいし、今は本当にできる気がするし。“待ってて”としかいいようがないです。頑張ります、待ってて下さい。


待ってるぜぃ!

ちなみにフジテレビ地上波のF1モナコGPでも、この会見の模様を放送するそうです。
こりゃたのしみですな( ̄ー+ ̄)ニヤリッ

佐藤琢磨を応援しています!
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posted by こめろんぐ at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(2) | モースポとバイクと佐藤琢磨と | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月23日

モナコっていったら、モンテカルロだよね

まあ、なんつーか。

F1モナコGPが木曜日から開幕し、フリー走行をやったわけですが、これがちっとも気合いが入りませんわ。

琢磨がいなくなっても、中嶋Jrという日本人ドライバーがいるので(しかもウィリアムズ)、気合いで観戦するのが普通なんでしょうけど…

最近気付いたんですが、オイラにとって中嶋一貴って…



井上隆智穂のポジションなんだって(爆)


それはともかく、このモナコで3勝をあげると「モナコマイスター」と呼ばれることになります。
このレースでこの座に挑むのは、ルノーのフェルナンド・アロンソと、レッドブルのデビッド・クルサード(爆)。アロンソは一昨年にルノーで、昨年はマクラーレンで連覇しており、3連覇なるかというのも注目です。モナコ3連覇はグラハム・ヒル、アラン・プロスト、アイルトン・セナしか成し遂げていない偉業です。F1最多勝のミハエル兄さんですらやってないんですから、やり遂げたら凄いですよ。クルサードの2勝はいずれもマクラーレン時代。古き栄光です。

それはともかく、ここ10年でモナコに強いのはマクラーレンです。1998年、2000年、2002年、2005年、2007年と5勝を上げています。フェラーリはこの間、2勝にとどまっており、2001年のミハエル兄さんでの勝利が最後に勝ってないんですね。ここで久々の勝利なるかも注目です。ちなみに、ルノーが2勝。残る1つは2003年のウィリアムズ(モンちゃん)だったりします( ̄ー+ ̄)ニヤリッ

今回出走するメンバーの中でモナコウィナーはアロンソ、クルサードの他、ライコネン(2005年、マクラーレン)、トゥルーリ(2004年、ルノー)となっています。

マクラーレンが安定した強さを見せるのか、フェラーリが7年ぶりの勝利を上げるのか、はたまたアロンソが「マイスター」入りするのか。それともウィリアムズが歴史的な4勝目を上げるのか。(1980年のロイテマン、83年のケケ・ロズベルグ、2003年のモントーヤ以来)。

さて、データ編はこれくらいにして、GP2のモナコGP決勝第一レースがもう、行われたそうです。その結果がこちら!

GP2モナコ第一レース結果(GPUpdate.netより)
Pos.ドライバーコンストラクターズTime
1 B・セナiスポーツ・インターナショナル1:03:36.091
2 P・マルドナドピケ・スポーツ+ 0.674
3 K・チャンドホックiスポーツ・インターナショナル+ 44.923
4 A・ヴァレスBCNコンペティション+ 47.592
5 A・パレンテスーパーノヴァ・インターナショナル+ 48.191
6 ロルダン・ロドリゲスFMSインターナショナル+ 56.857
7 H・タントライデント・レーシング+ 1:17.651
8 M・コンウェイトライデント・レーシング+ 1 laps
9 J・ダンブロシオダムス+ 1 laps
10 C・バッケラドスーパーノヴァ・インターナショナル+ 1 laps
11 A・ツバーピケ・スポーツ+ 1 laps
12 Y・ブールマントラストチームアーデン+ 1 laps
13 A・ソウセックDPR+ 1 laps
14 J・ヴィラレーシング・エンジニアリング+ 1 laps
15 D・ヌネスDPR+ 1 laps
16 B・ハンレイカンポス+ 1 laps
17 M・プリーシドゥランゴ+ 1 laps
Did not finish
18 L・フィリッピARTグランプリ+ 12 laps
19 R・グロージャンARTグランプリ+ 17 laps
20 G・パンターノレーシング・エンジニアリング+ 17 laps
21 S・ブエミトラストチームアーデン+ 17 laps
22 A・キャロルFMSインターナショナル+ 18 laps
23 A・ヴァレリオドゥランゴ+ 19 laps
24 小林 可夢偉ダムス+ 45 laps
25 V・ペトロフカンポス+ 45 laps


おおおおお! ブルーノ・セナが来ましたね! 可夢偉君は残念ながら、いの一番でリタイアですか…。もったいない。ま、次ガンバレ! 第2レースはリバースグリッドでホンダのテストドライバーのマイク・コンウェイがポールです。肉揚に良いところを見せるチャンスだから、頑張るんでしょうね。( ̄  ̄)ハイハイ…。


それにしても、モナコにセナですよ。やっぱモナコには英雄の笑顔が似合う!

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2008年05月22日

福井さん、あなたはレース屋の魂を失ったか…。

今朝のトーチュー(東京中日スポーツ)に、本田技研工業の福井威夫社長の年央会見での琢磨に関するコメントが掲載されたそうです。

北国ではトーチューは売ってないので、とある筋で読ませてもらいましたが、正直、とってもがっかりしました。

そこにあった福井さんのコメントを紹介します。

「2輪でも4輪でも日本人を乗せて欲しいという声は必ずあるが、われわれは決して日本だけを見ているわけではない。特にホンダのF1チームはまじめにチャンピオンを取ることを目的にやっている。そのニーズに合ったドライバーを世界中から見つけてくるのが最優先。その目的に合うなら琢磨くんも乗れるわけだけど、日本人だからといって乗せるつもりは全然ない。」

…(・_・) エ? 何ですって?

チャンピオンを目指しているのなら、何であんな凡ミスばっかりやってて、「最多出走」しか目標がなかったバリチェロを使い続けてるんですか?

むしろ、「チャンピオンを取る」という目的であれば、琢磨は合うでしょう。あんたの目はどうしてしまったんだ?
オイラたちファンは「日本人だから載せろ」なんて言ってないだろ?

「ポイントを取っていないから、われわれも決してバリチェロで満足しているわけではない。でも琢磨くんだからポイントを取れるとも限らない。われわれが持っている客観的なデータを見ても、琢磨くんがバリチェロに勝つのは結構大変。そういうレベルだと思う。」


…をい。


その客観的データとは、いつのどの時点でのデータだ?
2005年とかじゃないだろうな?

少なくとも、2007年の琢磨は、開発が止まった旧年車で本家HONDAを追っかけ回し、オーバーテイクしてるし、バリチェロに何度先着してるんだ?近年のデータを見る限り、どうみても琢磨が勝ってるだろ。昨年からノーポイントのバリチェロ。4ポイントを稼いだ琢磨。しかも、マクラーレンをオーバーテイクして、ですぜ。去年、HONDAがマクラーレンをコース上で抜いたこと、ありましたっけ? 
マシンがSAF1の方がよかった、なんて言い訳するんじゃないよね? 腕の差の話なんだから。


なんか、もうね。がっかりですよ。

オイラは今まで福井さんを買ってたんですよ。

なぜって、福井さんは本田宗一郎さんが育てた、生粋のレース屋だから。

ホンダは1960年代に2輪のGPに挑戦。そして70年代後半に再度挑戦します。

このとき、GP500では2ストローク4気筒エンジンが全盛期で、スズキのRG500ガンマ、ヤマハのYZR500が覇権を競い合ってました。そこに、ホンダは4ストロークエンジンで戦いを挑んだんです。2ストはピストン1往復ごとに1回爆発し、ハイパワーでかつ軽量コンパクトに設計できるため、2輪のエンジンに最適。4ストはピストン2往復で1回爆発で軽量化が難しい。なのに、あえて不利な4ストで挑もうとしたわけです。

その名も「NRプロジェクト」。(New Racing)
これに最初から参画し、後にチーフエンジニア、プロジェクトリーダーまで勤め、最後まであきらめずに無謀な挑戦をやり続けた。それが福井さんなんです。

NRプロジェクトのキモは、オーバルピストンエンジンの開発。2ストに勝つために4ストの回転数を上げることを思いついた。計算上、8バルブにすれば2ストに勝てる。しかし、従来の真円のピストンでは5−6バルブが限界。だったらピストンの形状を楕円に変えればいい。そんな思いつきから、開発されたのがオーバルピストンエンジン搭載の「NR500」です。

それこそ、本田宗一郎さんのスパナが飛び交う中(爆)、あくまで4ストで2ストに勝つことを目的に挑み続けたわけです。それはまるで、中古車なのに果敢に他チームにバトルを挑みに行った2006年前半の琢磨のごとく、ですよ。

その福井さんが社長なんだから、ホンダはSAF1を支えてくれたんだ。これまでそんな風に思ってたんですよ。オイラは。


今回の福井さんのコメントは何なんでしょうか。

あんた、レース屋の魂を完全に、経営に売ってしまったのか?

ホンダにとって、ブラジルは今、有望な市場です。それをおもんぱかって、ブラジル人のバリチェロを持ち上げたとも考えられるのですが…、それはもう、レース屋だったころの福井さんじゃない。オヤジさんが育てた福井さんじゃない!



天国のオヤジさん、福井さんの頭にモンキーレンチを投げつけてやってください!

福井さんをもう一度、レース屋に戻してください!

オイラ、もう情けなくって情けなくって…。


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【文中誤記修正しました】
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2008年05月21日

新型インプWRC、いよいよ実戦投入!

ここのところ、WRCで低迷が続くスバルですが、いよいよ輝きを取り戻すときが来ましたよ!

5月28日に開幕するWRCアクロポリスラリーで新型インプをベースにしたインプレッサWRC2008が実戦投入されます。


「インプレッサWRC 2008」、WRCアクロポリスラリーでデビュー スバルモータースポーツニュース

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SUBARUのモータースポーツ活動を統括するスバルテクニカインターナショナル株式会社(社長 :工藤一郎、東京・三鷹市)は、本年5月末にギリシャで開催される2008年世界ラリー選手権(WRC)第7戦「アクロポリスラリー」に、新型ワールドラリーカーである「インプレッサWRC 2008」を2台出場させる、と発表した。
現在、WRCは、量産車両をベースにラリー競技車両専用の改造を施した「ワールドラリーカー」で競い合っている。2007年に発売した富士重工業製のSUBARUインプレッサをベースとしたワールドラリーカーの「インプレッサWRC2008」は、このほど最終の開発テストを終えて、いよいよ実戦投入することとなった。(以下はリンク先参照)

まあ、実はP-WRCでは先行投入されていたんですけどね。新型インプは。しかし、WRCではGD型での出走を継続。トコトン、不振が続きました。近年はシトロエン、プジョー、フォードなどのライバルがみんな、ハッチバック型の車で成果を上げる中、セダン型で走り続けたわけですが、バランスの悪さに苦しめられてきました。
昨年発売された新型インプ(GR型)はSWRTの現場の意見を大胆に採り入れ、セダン型から脱却した、WRC指向のマシンです。早期投入が待たれていました。

アクロポリスラリーは別名「悪路ポリス」と呼ばれるほど、凄まじい悪路を走るラリーです。で、初代インプの初優勝は1994年のアクロポリスなんですよ、これが(ドライバーはカルロス・サインツ)。この相性のいい?コースでのデビューですから、SWRTのスタッフも気合いが入るというもの。
ドライバーはもちろん、スバルのエース、ペター・ソルベルグと成長著しいセカンド、クリス・アトキンソンです。2人とも新型インプの投入を心待ちにしてました。願わくば久々のスバルの勝利、それも新車デビューウィンを飾ってほしいですよね。

それにしても、カラーリングががらりと変わりましたね。あの、黄色の「流れ星」がなくなり、洗練されたブルー一色となりました。これはこれで(・∀・)イイ!!です。レプリカが作りやすい(爆)

さて、このマシンの熟成がさらに進むころ、ラリージャパンが開催されます。

今年のラリージャパンは昨年までと違い、札幌近郊での開催です。オイラ、自宅を拠点にラリー観戦できるという貴重な機会なので、楽しみで楽しみでしょうがありません! 

琢磨が早く、F1に復活してほしいのですが、それが敵わぬ今はWRCで楽しんでみましょうかね( ̄ー+ ̄)ニヤリッ

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posted by こめろんぐ at 19:06 | Comment(2) | TrackBack(1) | モースポとバイクと佐藤琢磨と | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月17日

ルノー、琢磨をオーディションか? (ちょい追記)

ま、ニュースの発信源が一つしかなく、信憑性はいまひとつですが、ルノーからの否定コメントもないので、あえてこの話にのってみましょうか。


琢磨、今夏にルノーでテスト?  16/05/08 17:37 F1-Live.com
佐藤琢磨は近い将来、自身の手でF1グリッドに復帰する道をつかむかもしれない。
チーム創設以来、ドライバーとして支え続けてきたSUPER AGURIがF1を撤退、その悲しみの胸中を明かしてから1週間、琢磨は早くもスポットライトの下へと戻っている。
すでに先週末のトルコで、今季で契約が満了するベテランドライバー、ルーベンス・バリチェロの後任として、2009年にHonda Racing F1に加入するとの憶測が浮上していた。
一方で、権威あるフランスの『AutoHebdo(オート・エブド)』誌は厳しいルーキーイヤーを過ごすルノーのネルソン・ピケJr.と琢磨の現状をリンクさせて伝えている。
また、同誌はルノーが22歳のピケJr.に不満を抱えているとし、今夏早々にも彼の後任シートを争うテストの実施を検討していると報じた。
伝えられるところによれば、今年、ルノーのテストドライバーを務めるフランス系スイス人ドライバーのロマン・グロージャン、そして琢磨がシート争いの候補リスト上位にいるとのことだ。


さて、このプランはオイラも大賛成です。ルノーのピケJrは見かけ倒しにもほどがあるドライバー、と断言できるダメドライバーです。一方、琢磨の現在の評価は以前とは比較になりません。加えて、今回の騒動でホンダカラーも薄められましたし、ルノーが興味を示したのも理解できます。

ただ、ルノーのサードドライバーにはGP2で驚異の速さを見せているグロージャンがいます。そうは問屋が卸さないような気がします。もっとも、グロージャンは今季、GP2に専念するんでしょうけど…、何が起こるか分からないのがF1ですからね。

第一、このテストが実現して琢磨がレギュラー昇格を決めたら、黙ってない人が2人います。

一人はネルソン・ピケ御大。泣く子も黙る元ワールドチャンプにして、希代のプレイボーイです。
「俺の息子を下ろすとは何事か!」と徹底的に闘いそうです。うるさそうだもんなぁ。御大。


もう一人は左近ママ(爆)
みなさん、お忘れかと思いますが、ルノーのテストドライバーとして山本左近がチームに帯同しています。
「タクの左近ちゃんを差し置いて琢磨を載せるなんておかしいザマス!!」との金切り声がこだましそうです(爆)


ただ、ルノーとしては、ファーストのアロンソが来季も走る保証がない(というより、100%離脱)わけで、アロンソの抜けた穴をなんとしても埋めたい。さいわい、グロージャンがGP2で予想以上の活躍をしているので、問題ない、と思ってたんでしょう。ところが、思わぬ「ピケJr使えない状態」が表面化。これでは今季はともかく、来季はルーキーにおんぶに抱っこのシーズンになりかねないわけです。そこでフリーになった琢磨に注目。なんてことになったとしても不思議じゃないわけで。


しかも、ルノーはブランド名を「ニッサン」に変える可能性もあり、日本で人気の琢磨の起用はうってつけともいえます。しかも、マシンの開発能力は折り紙付きですし。

で、スカイラインのCMに琢磨起用とか! ええやん。

今のところ、ルノーから否定声明が出てないところを見ると、あるいは…なのか!?

黄色のマシンは琢磨のF1デビュー時の色ですから、何の違和感もないし(爆)
ルノーでなら、ポディウムだっていける!


アロンソと琢磨のコンビ、ちょっと見てみたいかも。


で、話は変わって、今宮純さんのコラムが更新され、あの日の出来事について語っています。

スーパーアグリが消えた日
http://www.f1world.jp/news/05.html

(一部紹介)
フライ氏の重大なるこの“職権乱用行為”はいかがなものかだ。フライ氏はホンダF1チームのみならず、鈴木代表個人のチームに対しても好き勝手な行動を許
されていて、日本の本田技研はそこまで全権委任していたのか。世界中にニュースは流れ出す。「ホンダはスーパーアグリ・チームをトルコでロックアウトし、
出場の機会を断ち切った」と。おおげさではなく、この日、各国スポーツニュースでトップ扱いになっていった。

鈴木代表は6日会見で「マグマ・グループを紹介してくれて(フライに)感謝している」とここだけは語気を荒げた。こういう物言いは絶対にしない代表が、公式会見場で感情をむき出しにした瞬間だ。

改めて、ヤツに怒りがこみ上げてきますね。一方、奥さんもブログを更新しました。

小さくても、才能溢れる頭脳集団 −「スーパーアグリF1チーム」全戦密着現地直送ブログ
http://www.motormagazinesha.co.jp/medialog/modules/nmblog/response.php?aid=65

なんつーか、もう泣けます。こんなチームを、F1は失ったんだぞ。いいのか? これで。



佐藤琢磨を応援しています!
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posted by こめろんぐ at 20:31 | Comment(4) | TrackBack(1) | モースポとバイクと佐藤琢磨と | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月12日

F1トルコGP決勝 飛んでイスタンブール♪か?

飛ばないですなぁ…。心が。ひとまず、昨夜行われたトルコGP決勝のリザルトをFMotorsportsさんより紹介しましょう。


PDriverNat.CarGoalTime/DelayPitBest Lap-T
1F.マッサBRAFerrari1:26:49.45121:26.666
2L.ハミルトンGBRMcLaren Mercedes3.77931:26.529
3K.ライコネンFINFerrari4.27121:26.506
4R.クビサPOLBMW Sauber21.94521:26.780
5N.ハイドフェルドGERBMW Sauber38.74121:27.219
6F.アロンソESPRenault53.72421:27.280
7M.ウェバーAUSRed Bull Renault1:04.22921:27.630
8N.ロズベルグGERWilliams Toyota1:11.40621:27.795
9D.クルサードGBRRed Bull Renault1:15.27021:27.966
10J.トゥルーリITAToyota1:16.34421:27.926
11J.バトンGBRHonda1L11:27.998
12H.コバライネンFINMcLaren Mercedes1L31:27.640
13T.グロックGERToyota1L11:28.303
14R.バリチェッロBRAHonda1L11:28.017
15N.アンジェロ・ピケBRARenault1L21:27.867
16A.スーティルGERForce India Ferrai1L31:28.780
17S.ベッテルGERToro Rosso Ferrari1L41:28.180
 S.ボーデFRAToro Rosso FerrariAccident damage11:28.745
 中嶋 一貴JPNWilliams ToyotaAccident1 
 G.フィジケーラITAForce India Ferrai   


はいはい。すっかり恒例になりました、マッサのポールトゥウィンでした。

それにしても、見所があまりないレースでした。ハイ。

何せ、中嶋ジュニアがスタート直後にいきなり消えましたし。
まあ、フィジコが突っ込んできたんですけど、そもそも論としてスタートで大失敗してるし。
これじゃ、まだまだ琢磨の魂は背負えないよ。甘すぎ。
てか、欧州の下位カテゴリでぐちゃぐちゃに揉まれたり、チャンピオン争いのときのぎりぎりの駆け引きとか、そういうのを体験してないから、いつまでもレースでシビアになれない。ロングランでのタイムは出せるけど、一発勝負にまだまだ弱さを感じます。パパはその辺の集中力はすごかったよ。
といっても、彼は彼、父は父なんですが、やっぱり、比べちゃいますよね。

さて、レースのいくつかの見所を振り返ると…

●ハミ、3ストップの奇襲作戦奏功!?
今回、マクラーレンはセッティングをうまく煮詰め切れなかったようです。「入賞できればいい」というレベルで、ハードタイヤによる予選3番手は「軽タン」での奇手だったようです。ソフトタイヤでのセッティングはおぼつかなかものの、ハードタイヤでの挙動はよかったとか。
軽タンの利点を生かして、先頭のマッサをパスするシーンも見られました。この抜き方は鮮やか。その後のダーティーファイトもなく、今回は「成長した」ハミを見られたと思います。

●コヴァ、どした?
スタート直後にいきなりタイヤトラブルを抱え、ピットに入った後がよくなかった。
下位勢が1ストップ作戦を取ったこともあり、ピットに入るたんびにオーバーテイクのしなおし。予選での一発タイムの切れはすごいが、レースの巧みさではハミ君のほうが何枚も上手、ということでしょうか。

●クルサード、バリチェロ…目立たねぇ
フィジコを含めたベテラン3人衆、全っ然仕事ができてませんなぁ。特にバリチェロ。あんた、メモリアルの257戦目がこれじゃ、あんまりだよ。国際映像に全然写らなかったじゃないか。ホント、グリッド上にいる理由が刻一刻と薄れてる気がするよ。

●BMW、無難にまとめ上げる
悪いなら悪いなりに。無難にまとめることもできるんですね。今回のBMWはそういう印象です。2台とも入賞圏内は立派。地味に本物の強さを見せ付けた気がします。このチームにアロンソあたりが乗ると大化けする予感がします。

そんなところでしょうか。

それにしても、GPが終わってこのエントリをあげる際、習慣でうっかり「スーパーアグリ公式サイト」を開いてしまった自分がいます。そしてますます落ち込んでしまう「負のスパイラル」に突入orz…

琢磨!! 早く、グリッドに戻ってきてくれ!


佐藤琢磨を応援しています!
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2008年05月11日

ひとまずF1トルコGP予選

なんか、いるべき人がいないF1ってこんなもんでしょうかねぇ…。
気分が乗りません。一応みたけど。録画で。

SAF1の撤退により、今回から予選ルールが変更になりました。
Q1でノックアウトされるのが「17位以下」から「16位以下」に変更です。
これはエントリ台数が20台になったことにより、Q1とQ2でノックアウトする台数を6台ずつから5台ずつに変えたためで、Q1は以前よりハードルが上がった、とも言えます。

さて、フジテレビ一押しのカズキ君、今度こそQ1突破できたでしょうか。予選結果をFMotorsportsさんより紹介します。

PDriverNat.CarFirst TimeSecond TimeThird Time
1F.マッサBRAFerrari1:25.9941:26.1921:27.617
2H.コバライネンFINMcLaren Mercedes1:26.7361:26.2901:27.808
3L.ハミルトンGBRMcLaren Mercedes1:26.1921:26.4771:27.923
4K.ライコネンFINFerrari1:26.4571:26.0501:27.936
5R.クビサPOLBMW Sauber1:26.7611:26.1291:28.390
6M.ウェバーAUSRed Bull Renault1:26.7731:26.4661:28.417
7F.アロンソESPRenault1:26.8361:26.5221:28.422
8J.トゥルーリITAToyota1:26.6951:26.8221:28.836
9N.ハイドフェルドGERBMW Sauber1:27.1071:26.6071:28.882
10D.クルサードGBRRed Bull Renault1:26.9391:26.5201:29.959
11N.ロズベルグGERWilliams Toyota1:27.3671:27.012
12R.バリチェッロBRAHonda1:27.3551:27.219
13J.バトンGBRHonda1:27.4281:27.298
14S.ベッテルGERToro Rosso Ferrari1:27.4421:27.412
15T.グロックGERToyota1:26.6141:27.806
16中嶋 一貴JPNWilliams Toyota1:27.547
17N.アンジェロ・ピケBRARenault1:27.568
18S.ボーデFRAToro Rosso Ferrari1:27.621
19G.フィジケーラITAForce India Ferrai1:27.807
20A.スーティルGERForce India Ferrai1:28.325
*なお、フィジケラはフリー走行で赤信号無視をしたため3グリ降格ペナを受けており、決勝は20番グリッドからスタート。



まあ、なんというか、カズキ君まだまだですなぁ…。車がいいからフリー走行ではタイムを出せるが、それを本番に生かせない。まあ、決勝ではせいぜい、粘っこく走って入賞してください。ウィリアムズでならそれは可能だから。つまんないけど。

ま、数周に渡り、マクラーレンと競い合ってみるような場面があれば、私もあなたを応援しましょう。

今のままじゃ、魅力に欠けすぎるんだよね。正直。盗用多とフジテレビの後押しがあれば安泰、なんて思わないように。親の七光りを嫌って盗用多の門を叩いたそのときの覚悟を、もう一度思い出せよ。まったくもう。


ポールはマッサ。とにかく、イスタンブールは得意なようです。というより、いつもと逆回りだから他の人が苦手なだけ? こういうところではマッサの独壇場ですな。タイムも半端じゃないし。

最近好調のBMWですが、今回はトップ2に迫れるセッティングを見つけられなかったんでしょうか。それとも決勝に備えて重タンで三味線をひいた? いずれにせよ、不気味です。Q1でもまるで「王者」のごとく、最後までタイムを出さず、一発でQ2進出を決めましたし。フリー走行でタイヤを使いすぎたから、とかの理由がなくてこれなら、決勝は相当体力が残ってますよ。これ。

コヴァライネンはよくぞ復帰しました。大事をとって一戦休んでもよかったと思うのですが、出てきてきちんと「自己最高グリッド」という結果を残す辺り、ちょっと見直しましたよ。去年もクビサがこのパターンで大ブレイクしてますし。でも、大クラッシュはみたくないですなぁ…。ハミは何を血迷ったか、ハードタイヤでの最終アタック。ずいぶんとコーナーでのカウンターステアが目立ってました。ニューのソフトタイヤを温存するその意味合いは?→単なる判断ミスだそうで。決勝もなんか、ミスしそう…。

HONDAは今回、ダメっぽいですな。ライン取りは悪くないのにタイムが出ない。ダンボの耳も効きは今イチ? バリチェロもクビになるのを阻止したいのか、かろうじて馬豚より速いタイムを出してますが…。

今回で257戦目でパトレーゼの記録を更新するバリチェロ。しかし、昔のバリチェロと違って「タダ走ってるだけ」というのがあまりにも悲しいわけで。ちゃんとレースを見せてほしいものです。

レッドブルは今回もフリー番長かと思いきや、一応結果を残しましたね。
特にウェーバーが頑張った。クルサードはQ3で断トツの遅さでしたが…、重いのか、力尽きたのか。何ならその椅子、別の人に譲ってくれてもかまわんよ。ええ。


それにしてもフジテレビ地上波。オープニングから琢磨が消えたのは悲しいけど、それにもまして「カズキ臭」がましたOPでしたな。見たくねぇ…。
そして、福永一茂の実況がひどい件。
●「ファイナルラウンド進出をかけた戦いが」…。ファイナル(決勝)にはみんな進むが。昔の予備予選じゃあるまいし。スポーツではファイナル=最終、じゃないんだよ。全く。
●予選Q2でのマッサのタイムを見て「去年のマッサのポールタイムが1分27秒台ですから、それを1秒以上も上回ってますね」ってアンタ。Q1でマッサは25秒台を出しているのにそれは無視ですか。しかも「ポールタイム」って、それは燃料を積んだQ3でのタイムだろ。空タンのQ2のタイムと比べるなよ。アフォか。

決勝もカズキカズキうるさいんだろうなぁ…。(;´o`)ゞ トホホ…


佐藤琢磨を応援しています!
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posted by こめろんぐ at 13:29 | Comment(2) | TrackBack(2) | モースポとバイクと佐藤琢磨と | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月10日

F1トルコGPより気になる肉揚の反論…

F1通信さんに肉揚の反論が出ました。

ニック・フライ Q&A :スーパーアグリ撤退についてhttp://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51294855.html

この中のいくつかのやりとりを引用して紹介しますと…



Q:では、先週ホンダの役員会の前に、チーム存続の可能性はないとわかっていたのですか?
ニック・フライ:いや。最終的な決定は亜久里が下した。彼は6日ホンダに来たが、その時点で、彼はチーム存続にとって状況はよくないことを
知っていた。そういう状況で亜久里は6日ホンダに来た。その前に、わたしは事態の進展が予想できたので自分で判断した。最終的な結論は6日に出された。


自分で判断して、「バーニー、スーパーアグリはダメッぽいよ」といったと。



Q:その週末、あなたがバーニー・エクレストンに電話をかけ、スーパーアグリはトルコで出走しないと伝えたので、トラックがイスタンブールのパドックに入れなかったという噂がありますが?
ニック・フライいや。バーニーは最初から事態の進展についてすべて知っていた。彼はイベント全体をプロモーションしている人物だからね。わたしが誰をパドックに入れるかどうかを管理できると考える人は少しばかり先走っていると思う。
しかしバーニーは状況を知っていたので、彼自身が判断した。彼らをパドックに入れると、物流の面から(移動させるのが)難しくなる。彼が、スタッフに設営を許す前に決定を待とうとしたのは当然だ。


で、お前の助言に従って、バニえもんがスーパーアグリの締め出しを決意したと。それを正当化し、かつ支持するわけね。

おまえさぁ…。言い訳もほどほどにしといたほうがいいのに。



Q:フランツ・ヨーゼフ・ヴァイグルのコメントによると、あなたはスーパーアグリの存続をわざわざ妨害したそうです。これに対してどう反論しますか?
ニック・フライ:そんなことはない。これもまた全く非現実的だ。実際は、グランプリ・レーシングに参戦しようとする場合、短期だけでなく中〜長期的な展望を持たなければならない。



と理屈をつけて、邪魔してたんじゃないか。単なる屁理屈だけど。



Q:過去2年間のパフォーマンスは、スーパーアグリに対するパーツ供給によって妨害されたと思いますか?
ニック・フライ:昨年のパフォーマンスを妨害したのは、エアロダイナミクス不良だった。スーパーアグリとは関係ない。我々の昨年のパフォーマンス不良についてスーパーアグリを非難するつもりは全くないが、2チームより1チームに集中する方が、少しメリットがあるだろう。




だーかーらー。1チーム2台しかテストデータを得られないところで、4台分のデータを取ってただろうが。
RA107の失敗はスーパーアグリと関係ないのを認めたのは、ちょっとだけ進化だ。
しかし、「1チームの方がメリットがある」とは、この男はどこまで自己保身なのよ。


なんか、ヤツがあのオバハンに見えてきましたよ。



船場吉兆の社長に(爆)


「食べ残しといわないで。手つかずのお料理と呼んで」。

それと全く同じレベルの言い訳というか、屁理屈ですがな。

SAF1のイスタンブール入りを拒絶したのは? F1キンダーガーテン 
なんて記事もありますが、この肉揚コメントを聞く限りは「肉揚がとどめを刺した」ように受け取れまっせ。


そんな話と全く変わりますが、今宮さんの奥さんのブログが更新されました。もう、泣けます。

撤退発表・・・そして最後の日  「スーパーアグリF1チーム」全戦密着現地直送ブログ  

まさしく、今宮さん乾坤一擲のエントリです。ぜひ読んでみてほしい。

なかでも、感動した一文を紹介します。

 後ろが“グニャグニャする”マシンで、パワーアシストの利かないステアリングを握り、両手に何重もの“マメ”を作りながら琢磨が話していたのは、06年のこと。
「これだけ組織化されオーガナイズされたF1でも、人間の力でどこまでやれるか。僕らは、それを見せたいんです」と言ったのは、チームに初めてのポイントをもたらした07年------。
 F1チームとして生き残り成長していくため、スーパーアグリには資金も設備も足りなかったかもしれない。しかし、潤沢な資金や設備を手にしたメーカーチームに欠けているスピリット、お金で買えない、上層部が号令をかけても生まれないレーシング精神が、SAF1チームには備わっていた。
ひとりひとりの心と身体の中から自然に発散されるエネルギーを、たったひとつの方向に結集する-----そんなスピリットを持ったチームは、作ろうとしても作れない。私たちはきっと、もう二度と、スーパーアグリのようなチームには出会えない。
 負けたのは、スーパーアグリではない。F1が、スーパーアグリを失ったのだ。


よくぞ言ってくれた! 旦那もいいが、奥さんに惚れた!

今後、二度とスーパーアグリのようなチームには会えないかもしれない。がむしゃらなレース屋。小さくてもやるときはやる。だから、世界中にスーパーアグリファンがいたんです。最後の「レーシングスピリットを具現した」チーム。それを失ったF1に、新たな魅力は生まれるんでしょうか。

今宮さんはいろんなことを投げかけてくれます。「続く」とありますので、続きに期待しましょう!


肉揚みたいなのが「CEO」としてのさばって、それがF1界でいい顔をできる。それじゃ、衰退の一途でしょう。

SAF1のようなチームがもっと参戦できる環境にならない限り、F1の未来は暗いのかもしれません。悲しいですが。



え? F1トルコGP? あ、やってましたね(爆) さっき、ITVで予選をちらっと見ましたが、回線が重くって切っちゃいました(爆)

明日にでも録画でみてみますよ。地上波はどうせ、「琢磨の意志を継ぐ男、カズキが吠える」とか適当なことを言うんでしょうから。あと、バリチェロの257戦目オメ!とか。どーでもいいですわ。

そういえば、大島さんがトルコに飛んでますよね。ロス茶と琢磨について話すそうですが、肉揚の駆除についても話してほしいものです。

けんさわさんの取材では、大島さんはたいしたことを言わなかったそうですが…

大島さん自らも幾つかの企業に出向いて交渉を行っていたという話が出たそうです。もちろん、日本企業にも、ですよ。欧州でのプロモーションとしての費用対効果で「割に合わない」と考える会社が多く、ダメだったとか。

残念il||li _| ̄|○ il||li

それにしても大島さん!ありがとう。そこまでしてくれたなんて…。仲間を紹介しただけの肉揚とはエライ違いや!


それにしても、琢磨のいないF1がこんなにつまらんとは…。あああ。


佐藤琢磨を応援しています!
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posted by こめろんぐ at 21:15 | Comment(6) | TrackBack(3) | モースポとバイクと佐藤琢磨と | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月09日

会見じゃなくて、これだったのね。

先日のエントリ「アグリさん会見で見えた、F1チームの現実」でF1キンダーガーテンさんが「あすホンダが緊急会見」というニュースを配信したあと、突然それを削除した、と書きましたが、どうやら単独インタビューだったようです。→単独ではなかったようです。訂正(^_^;

以下にそのリンクをとともに、気になった部分を紹介します。

大島本田技研担当役員に聞く・1/4  [ 9 May | 2008 ]
大島本田技研担当役員に聞く・2/4  [ 9 May | 2008 ]
大島本田技研担当役員に聞く・3/4  [ 9 May | 2008 ] 
大島本田技研担当役員に聞く・4/4  [ 9 May | 2008 ]

--次のトルコGP のためにイスタンブールに向かっていたスーパーアグリF1チームのトラックがパドックへの立ち入りを止められました。ニック・フライ前ホンダFTレーシング代表が阻止したという話ですが。
大島 それはありません。
--その前にもヴァイグル・グループのことを小さいかいしゃだとか言った話がありますが。
大島 それは余計なことだったと思います。

--スペインGPの後に、ブラックレーのホンダF1レーシングにスーパーアグリF1チームの2台のマシンが持ち込まれています。風洞テストをするとのことでしたが、この時期に2台の実車風洞というのも妙な話です。
大島 それは(マシン貸し出しの)契約が切れたためです。
--ホンダF1チームのBチームという見方がありますが。
大島 そう考えたことはありません。
--栃木研究所のスタッフなどは現場ではそう見えませんが、参戦表明の時から同じスタンスですか?
大島 研究所のスタッフは、一生懸命やっているのでそう見えるかもしれません。参戦に当たっての準備金などは亜久里さんが集めたのですが、その保証人の役目はしました。

--ズバリ、バリチェロがIRLに移籍して、その後に琢磨が座る、というストーリーが考えられますが。
大島 気持ちはありますが、スケジューリングは決めていません。
--トルコGPへは?
大島 明日(コメントは8日に収録=9日)出発します。スーパーアグリF1チームの書類の整理などと、ロス(ブロウン・ホンダF1レーシング・チーム代表)と琢磨の話もしてきます。

(以上、抜粋。全文はリンク先参照)




まあ、最後のやりとりjはちょっと置いておいて、他のやりとりからみてみます。

肉揚…てめぇ、やっぱり独断で、勝手にSAF1が出場しないって言いやがったな!
ホンダさん、あんた人を見る目がなさ過ぎ。大島さん権限で、あの馬鹿をクビにできないの?
なんてったって、日本のF1ファンにあれほど嫌われているアフォはいないですから。ヤツをクビにすれば株価も上昇し、こないだ空いた「穴」もカバーできるかもしれませんぜ( ̄ー+ ̄)ニヤリッ
(んなことがあったらいいけど)

っていうか、スーパーアグリってマシンは「レンタル」だったのか…。
知らんかったの、オイラだけ? これじゃ、カスタマーシャーシ以前の問題だ。販売すらされてないんだから。
ただ、一つ言えるのは、肉揚が以前ほざいた「SAF1にリソースを食われて成績が伸びない」といったのは、本気で言い訳だ、ということ。事実上、4台のマシンからデータを得られるんだから。リソースを食うどころか、万々歳でしょうに。やれやれ。
てか、アグリさんはSAF1の保証人になってるのか。やばいな。ホントに身ぐるみ剥がれる? あ、最大の債権者は本田技研だから、そこまではやらんか…。

で、最後のやりとりですが…



大島さん、お気持ちはうれしいです。大変ありがたいのですが…



でも、その前に…







肉揚をクビにしてください<(_ _)>




ところで、F1キンダーガーテンさんの「覆面座談会座談会 見えてきたものと見えないもの記事がカオスで笑えます(爆)


まあ、世間ではトルコGPが開幕し、フリー走行が行われているんですが、今イチ気合いが乗ってきません。

琢磨のいないGPって寂しいですね…。

佐藤琢磨を応援しています!
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2008年05月08日

琢磨、「もっともっと力強いレースを見せたい」と現役続行宣言!

スーパーアグリF1の終焉から2日。我らがエース・佐藤琢磨が自らの公式サイトにコメントを発表しました。


佐藤琢磨からのメッセージ

 スーパーアグリF1チームがF1から撤退したことが悲しく、残念だという以外に、いまの自分の気持ちを表す言葉は見つかりません。
 チームが非常に難しい状態にあることは分かっていましたが、この件に関係しているすべての人たちが何とかして解決策を見出してくれることを心から期待していました。どんな理由があったとしても、そうならなかったことが残念で仕方ありません。
 チームが抱えていたすべての問題に対しても常に希望を持ち続け、僕ができる範囲でどうしたらチームをサポートできるかということを考えてきました。
 スーパーアグリは小さなチームでしたが、その志は高く、崇高なスピリットを抱いていました。2年半前にチームが動き始めたとき、リフィールドのスタッフは誰もが驚くような働き振りを見せてくれ、たったの4ヵ月でマシーンをグリッドに並べただけでなく、最初のシーズンにしてトップ10でレースにフィニッシュし、昨年は4ポイントを獲得しました。彼らは、不可能を可能にするという意味で、本物のプロフェッショナルだったと思います
 また、亜久里さんがこれまで僕たちのためにしてくれたすべてのことに、深い敬意を抱いています。物事を進めるために懸命の努力を続けてきてくれました。チームのスタッフ全員が全身全霊を傾けてきてくれたことも決して忘れることはできないし、SAF1の短い歩みのなかで彼らが達成してくれたことにも心から感謝しています。チームの初ポイントを獲得したのがたった1年前だったことがいまでは信じられませんし、それからたった1年で、そのときの喜びや興奮が落胆に転じるとは思いもよりませんでした。
 これまではSAF1と共にレースすることに全力を投じてきたので、いまはまだ次に進む道がどうなるのかはわかりません。マネージャーとともに今後の可能性を探り、しかるべきときがきたら発表するつもりです。しかしながら、僕はF1から引退するつもりはまったくありません。僕は今まさに、自分自身これまでのなかで最高のドライビングができる状態にあると信じていますし、僕のこれまでのキャリアを通じて信じられないほど熱心にサポートしてきてくれた日本や世界中のファンのみなさんに、もっともっと力強いレースをお見せしたいのです。

2008年5月8日 佐藤琢磨



琢磨、声高らかに「現役続行宣言」キタ━━(゚∀゚)━━!!!



そりゃ、応援するさ。たとえオマイが盗用多に乗っても応援するよ。それが琢磨の選んだ道ならば。

アグリさんが「撤退表明」をして、ここまで沈黙を保ってきた琢磨がようやく、メッセージを出しました。

HONDAのシートを失った2年前と違い、今の琢磨の評価は相当高いはず。シーズン半ばでのドライバーチェンジで他チームからの復帰も可能なはずです。

例えば、クルサードがダメダメなレッドブル。ピケジュニアが見かけ倒しすぎるルノー。予選以降は上位に食い込む気配すらないインドの力・スーティル。ただ走ってるだけのHONDA・バリチェロ。

交代候補はこんなにいますって。何なら、「銀」でも「赤」でも「白」でも乗りまっせ!ってなもんですよ。

琢磨が復帰するその日を、ココロして待ちましょう。彼なら大丈夫。間違った選択はしないはず。

まあ、本音では盗用多とHONDAには乗ってほしくないですが。


さて、スーパーアグリの残務整理も早速始まったそうです。


スーパー・アグリ、管財人の手に f1gpnews
F1からの撤退を発表したスーパー・アグリが管財人の手に渡り、今後チームの資産の売却がされていくこととなった。管財人であるフィリップ・ロングは次のように語っている。
「ハイレベルなモータースポーツへZeroからはじめずに参入できる類い希な機会が提供される。つまり新チームは容易に2009年シーズンからの参入が可能となるチャンスがあるんだ。施設、技術、要員などすべてがそろっており、新チームはこれらすべてを引き継ぐことが可能となる」

ん?管財人って…。イギリスの法律はよくわからないんですが、日本では「破産宣告」とかの時に「管財人」が裁判所から選任されるのであって、任意整理などでは管財人は付かないはずですが(依頼を受けた代理人が資産整理の仕事をする)…。まさか、SAF1って、とっとと破産宣告を受けたの? 早っ!

それにしても寂しい限りですね。とっとと売却されて、アグリさんには何も残らない。マシンは既にHONDAが確保したので、目ぼしい財産もないんでしょうけど。


この期に及んで、マグマグループ&ドバイが「お買い上げ」しやがったら、こいつらタダでは置かん! F1界に入る資格無しや! いや、肉揚が裏で手を引いてやりかねん。実にヤバイ。


さて、ギリギリのところでスーパーアグリに助け船を出したヴァイグルグループの代表が、こんなコメントを出しています。


ヴァイグル、「ニック・フライがスーパーアグリとの交渉を妨害した」 F1-Gate.com
ヴァイグルは、スーパーアグリとの交渉に際し、ニック・フライの妨害があったことを明らかにした。
ヴァイグル・グループのフランツ・ヨーゼフ・ヴァイグルは、スーパーアグリの財政救済に関するホンダ・レーシングF1チームのニック・フライの介入を非難した。
ヴァイグルは、ドイツ誌“Auto Motor und Sport”に「終わってしまった。政治の勝利だ。非常に残念なことだ」と語った。
「ニック・フライがあらゆることをしたことにより、我々の契約は成立しなかった。」と述べた。
またヴァイグルは、スーパーアグリ関係者との最初の交渉は1月に始まっていたことも明らかにした。
「残念なことに、フライ氏とリーチ氏(マグマ・グループ代表)が妨害した」と契約に関する背景を明かした。
鈴木亜久里は、F1からの撤退を表明した記者会見で、イスタンブールでのチームの締め出しや、ヴァイグル・グループとの買収契約を拒否したことに関するニック・フライの介入に関して、不快感をあらわにしていた。


まあ、このコメントがタダの「負け惜しみ」の可能性もあるのですが…

本当だとしたらもう、あきれるやら何やら…。

ただ、肉揚に罵声を浴びせた先日のエントリは、絶対に撤回しないという思いを強くしただけです。凸(-_-メ) Fuck You!



さて、琢磨はいつ、その勇姿をグリッドに見せてくれるでしょうか。そして、何色のマシンに乗っているんでしょうか。

その日を楽しみに待とうと思います。


佐藤琢磨を応援しています!
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2008年05月07日

アグリさん会見で見えた、F1チームの現実

昨日の鈴木亜久里代表の、無念の発表から1日たちました。



昨日の会見については、「本日、スーパーアグリの活動に幕。そして琢磨はどうなる…(ちと追記)」でもたっぷり書きましたが、スーパーアグリがもう、F1から去ってしまったことで、ココロにぽっかり穴が開いてしまった人もいるんでしょう。私の場合は「琢磨が次戦以降、走らない」ことでココロに穴が開いてしまったのですが。

それはそうと、アグリさん会見の詳細を聞いていて、今のF1の姿とアグリさん(やレース屋たち)がやりたいF1があまりにかけ離れてしまったんだな、と感じました。

アグリさんは究極のレースがしたくて、そして日本のチームをF1に作りたくて、日本の若者たちに希望の道をひきたくて、そんな思いでスーパーアグリF1を立ち上げたわけです。最初は構想だけでしたが、「バトンゲート事件」という大きな動きがあり、ホンダの支援が1年早まった。猛烈な勢いでチーム作りに着手し、優秀な軍師やメカニックの尽力、ドライバーの「超ボジティブシンキング」と相まって、2006年からの参戦にこぎ着けたのですが…。

F1は「レース」をするために、その数倍の「ビジネス」を強いられる場だったようです。

スーパーアグリはマシンをグリッドに並べ、GPに参加はしてました。しかし、ホントにレースができたのは、2006年の最終戦から2007年前半までだと思います。あとは参加していただけ。レースになっていませんでした。

まして、アグリさんは「代表」です。琢磨にレースをしてもらうため、あちこちに頭を下げ、金策に走る日々。アグリさん自身が思い描いた「F1レース」は、幻だった。そんな思いを昨日の会見でアグリさんはぶちまけました。


(もう、F1の世界に戻って来ないのか、との質問に)なかなかね、ピラニアクラブだから、そこにまた指を突っ込むのは嫌かなというところもありますけど(笑)。うーん、レースがしたいですよね。レースができる環境だったら戻ってもいいけど、振り返った2年半はお金探しばっかりしていて、レース場に行っても、うちのチームは何回ピットインして、今日は何周になるのかという感じが結構あって、それに疲れたかな。何か、レースができる環境で戻れるんだったら、戻りたい……かな。でもちょっと休みたいかな、今は。でもね、それだけ魅力のある世界なので、トロロッソの半オーナーでもあるゲルハルト(・ベルガー)ともよく話すんだけど、彼もレーシングドライバーをやっていて、いつかはF1のオーナーで戻ってきてやるって。オレ、現役時代はあまり喋らなかったんだけど、チームをやるようになってすごくいろんな話をするようになって、でも、疲れたって言ってますよ、彼も(笑)。(司会が会見の終了を告げるのを振り切り、最後に一言)あ、もう一つ! これからF1チームをやろうと思う人は、やらない方がいいよってコメントするかな。相談に来られたら。


こんな話を聞くと、HONDAレーシングF1が2トップ制にした理由が分かるような気がしてきました。

金集め・渉外担当の肉揚とレース現場担当のロス茶。きちっと分業することで、現場の「レース」をきちっとやりつつ、活動資金やめんどくさい諸々は現場に持ち込まない。そうすることで現場の士気を鼓舞し、レースに集中させ、好成績につなげたい、と。

全っ然、効果は現れていませんが(爆)



それはそうと、今回の撤退につながった「マグマ」について、かなりきつい言い方をしてますね。

>まあ、マグマを紹介してくれたニック・フライに感謝しますよ
ただ、彼らと接してみて真面目なビジネスマンだと思ったということ。それだけ。

所詮、ビジネスパートナーにしかなり得ない。サーキットでの運命共同体たり得ない。少なくとも、ホンダ栃木研のようのような存在にはなり得なかったわけですから。ストレスたまったでしょうね。モータースポーツに夢と闘魂をかけるのじゃなく、「カネカネカネ」しか考えない連中だった、ということなんでしょ?

そういうのが好きな、タフ・ネゴシエーターがアグリさんのパートナーについて、資金と渉外を全部仕切ってくれてたら、また結果は違ったのかもしれません。アグリさんが好きなレースに思う存分打ち込めたわけですから。

しかし、残念ながらそういうパートナーに恵まれた例は希ですね。ベルガーもだんだん、ハゲが広がって女遊びができなくなっていますし。トロロッソも時間の問題だな。こりゃ。カスタマーシャーシの期限が切れるまでに、本家から独立しなきゃいけないんでしょ?

カスタマーシャーシが事実上、ダメになっちゃったことも、いろいろと影響を与えてますね。
確かに、原理原則はF1=コンストラクターズチャンピオンシップなんでしょうけど、少し緩和しないと衰退の一歩と違うの? 本来は24台並べたいグリッドに22台しか並んでいない上、さらに2台減った。トロも危険水域だ。これでホントに良いのか。バニえもんはもちろん、カスタマーシャーシ反対を声高に唱えたインドの力やウィリアムズにもよーく考えてもらいたいものです。

肉揚についての怒りは昨日、十分書きました。アグリさんの口からも十分にかたられていますが、アイツはホントに何なんでしょう。

そんななか、こんなニュースが…


本田技研が緊急会見[ 7 May | 2008 ] F1キンダーガーテン
 スーパーアグリF1チームの撤退表明を受けて、本田技研は別項のような声明を出しているが、その声明を届けた広報・モータースポーツ担当の大島裕志執行役員の会見が明日午後、本田技研の本社会議室で開かれる。
 スーパーアグリF1チームのドライバーだった佐藤琢磨が、昨日の撤退発表の前に自身のホームページで、「来年の鈴鹿の日本GPに自分の姿がないことは信じられない」と言ったことと、ホンダF1チームのドライバーであるルーベンス・バリチェロの去就について取り沙汰されていることから、琢磨がバリチェロの代わりにホンダのシートに納まるのではないかとの憶測が流れているが、その可能性についても、そこで明らかになるかもしれない。
(MYS/Yamaguchi Masami)


まさか、この期に及んで、琢磨を本家に呼び戻す、なんて会見じゃないでしょうね?
もし、そうだとすれば、それは単に、ホンダの世論に対する「ご機嫌取り」でしかないんですが。
F1ファンもなめられたもんです。
ましてや、スーパーアグリにとどめを刺した張本人がいるチームで、琢磨を走らせる?
それはないわ。
仮にHONDAレーシングへの復帰を認めるのなら、肉揚のクビは最低限、切っていただきたい。
できれば、馬豚にも消えていただきたい。
そうでないHONDAは琢磨がレースできる環境とは思えないんですよ。

2005年の悪夢はもう、ごめんです。


<追記>
→と思ったら、F1キンダーガーテンさんの記事、削除されてる!

なにか、フライングした?


まいいや、この記事のコピペ、しばらくおいとこ。


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2008年05月06日

本日、スーパーアグリの活動に幕。そして琢磨はどうなる…(ちと追記)

残念無念。この4文字しか思い浮かびません。

本日午後4時。東京・青山一丁目で鈴木亜久里・SAF1代表は記者会見し、シーズン半ばでのF1撤退を表明しました。

開口一番、「2年と4カ月、本日、活動の終止符を打ちたいと思います。苦渋の決断をすることになりました」と語ったアグリさん。琢磨について語ったとき、その目に涙を浮かべたそうです。

会見については
Taku-style 現地生ルポ
亜久里代表「琢磨、アンソニーに関してはこれから詰めていく」=Autosport web
SUPER AGURI、F1撤退を発表=Carviewニュース
スーパーアグリF1チームからの声明=スーパーアグリ公式サイト
などに書かれています(詳しいものがあれば追加していきます)
<23:30追記>
Formura Webさんに詳報が出ました。
<さらに追記>
F1キンダーガーテンさんに「ほぼ全文」出ました。

特にこの部分…

「その中で、佐藤琢磨と2006年に急遽クルマを作り、最初はまっすぐ走らないようなクルマでしたが、それでも琢磨はなにひとつ文句を言わず、“亜久里さん頑張りましょうね。このクルマでも何でも、ボクは、闘っていきますよ”と言ってくれました。今ここにきて思い出すと、どれだけ苦しくても彼はボクに一言も文句を言わなかったし、いつもポジティブに、ボクにもパワーをくれて、“亜久里さん、絶対、頑張りましょうよ、絶対に負けないですからボクは”と言って・・・(しばし涙声で言葉に詰まる)・・・レースをやってくれたことは、嬉しかったです。アンソニーも、本当に早いドライバーで苦しい中でいいレースをしてくれました」

オイラも、ウルッと来ちゃいましたよ…。
F1キンダーガーテンさんは今後、「質疑応答」も全文掲載してくれるようです。待ってみたいと思います。
→その前にヤフースポーツナビさんに「全文」出ました。
アグリがF1撤退表明=会見全文


もう、なんつーかね。

心底腹が立ちます。

何にって、当ブログで「HONDA」と表記している「ホンダレーシングF1」に、ですよ。

あいつらには「HONDA」を名乗ってほしくない。お前らこそ撤退しろ、といいたいですわ。


そもそも、最初の始まりは2004年夏に始まる「バトン・ゲート事件」なわけですよ。

「ホンダの本気度が分からない」と、2004年夏に勝手にウィリアムズと05年から2年間の契約を結んだ全損馬豚(ジェンソン・バトン)。この契約を巡り、BARとウィリアムズがもめにもめ、すったもんだの末に「05年シーズンのウィリアムズの契約は無効」とされました。しかし、馬豚は自分にかなり有利な契約でBARと05年の契約を結びました。で、馬豚は06年からはウィリアムズに移籍することも契約。ところが、ウィリアムズが06年からBMWのワークスエンジンを失うことと、BARを本田技研が買収し「オールホンダ」になることが決まるやいなや、突然「BARホンダに残りたい」とわがままを言い出しました。BARはすでに馬豚の離脱を見越してフェラーリからルーベンス・バリチェロを獲得。佐藤琢磨とのコンビが内定していたにもかかわらず、ですよ。
で、結局、馬豚が(というよりBARが)3000万ドル(約33億円)の違約金を支払うことで馬豚のBAR残留が決定。BARが年棒を上乗せし、事実上違約金を肩代わりしました。肉揚=ニック・フライが強権を振るったとされています。ここまでの人事のすったもんだが「バトン・ゲート事件」と言われるものです。

で、この事件で「06年の契約」を持っていなかった佐藤琢磨がシートを失うことになりました。

この人事に日本の琢磨ファンのみならず、日本のF1ファンがホンダにブーイングを投げかけました。「ふざけるな。日本のチームが日本人ドライバーを見捨てるとは何事か」と。

そこでホンダ(本田技研、HONDA=ホンダレーシングF1の親玉)はとんでもない隠し玉を持ち出しました。
水面下で進んでいた「スーパーアグリ」参戦計画を1年前倒しし、そこに琢磨のシートを用意したのです。

2005年11月、今日と同じくたった一人で青山一丁目で会見をしたアグリさん。しかし、このときはマシンをどうするかも確定していなかった。エンジンはホンダV8。タイヤはブリヂストン(当時はBSとミシュランの2メーカーが供給)、ドライバーは多分佐藤琢磨とあと一人。それだけです。

それどころか、FIAに支払う供託金4800万ドルのめどすら付いていなかった。何ともアバウトな、無茶な参戦計画だったんです。

案の定、05年冬に発表されたFIAのエントリーリストにはスーパーアグリの名は無し。理由は「供託金の未払い」でした。しかし、アグリさんがあちこちをかけずり回って金を確保。アグリさんの旧友にしてスーパーアグリの軍師・ダニエル・オーデッドが巧みに根回しして、06年1月に全10チームの了承を得て、ようやく06年シーズンからのエントリが認められました。

その後、マシンをどうするか。当時はホンダと同一のカスタマーシャーシを使うのでは、との予測がありましたが、これは「コンコルド協定で認められない」とされました。(実際にはレッドブルとトロロッソが抜け道を使ってましたが)。そこで、軍師・オーデットが奇想天外なアイデアでこれをクリアします。2002年に走っていたアロウズA23を購入し、これをレギュレーションに合わせて改造して出走するという、とんでもないものでした。初年度は競争力があろうはずがないわけです。早く、中古車ではなく新車がほしかった。オイラの「琢磨に『走れる』車を!」「琢磨が『レース』できる環境を!」という叫びはここから始まっています。

ドライバーはファーストが佐藤琢磨、セカンドが井出有治。ダブル日本人ドライバーはF1史上初でした。

しかし、「空港の展示品」をリビルドしたような陳腐なマシンでは、経験のある琢磨はもちろん、ルーキーの井出には酷な環境でした。井出は後にスーパーライセンス剥奪、という屈辱を味わいます。セカンドは井出→フランク・モンタニー→山本左近と目まぐるしく変わりました。

オイラの叫びは07年に成就しました。セカンドにアンソニー・デビッドソンを迎えたこの年のマシンはHONDA−RA106ベースの「SA07」。開幕戦で琢磨が予選第三ラウンドに進出し、スペインGPで初ポイント。そしてカナダGPでは、琢磨がマクラーレン・アロンソを自力でオーバーテークする鬼神の走りをみせます。本家HONDAを上回る活躍に、全世界がしびれました。
その後、スーパーアグリの快進撃は止まります。この年のメーンスポンサーとだったSSユナイテッドのスポンサー料未払いに加え、HONDAの肉揚=ニック・フライの横やりで、ホンダ栃木研のSAF1への協力がストップしたからです。(このことは後に、カメラマンのさわだけんじ氏が自らのブログで報告しています)最終的にHONDAはスーパーアグリを上回る成績を残しましたが…。

08年はまさに「スーパーアグリ買収狂騒曲」で始まりました。

オフシーズンはまともにテストできず、肉揚が買収相手に連れてきた「マグマグループ」の買収は9分9厘成就するところまで行き、ポシャりました。代わって現れた「ヴァイグルグループ」との交渉はほぼ、まとまりましたが、HONDAの肉揚が「気にくわない」とこの話をゴミ箱へ放り込む妄挙に。
さらに、肉揚は何の権限があるのか、FOMに「スーパーアグリはトルコGPに出走しない」と通告。スーパーアグリのトランポはイスタンブールから締め出しを食らいました。

ここでアグリさんは万策尽きました。


そもそもの発端の「バトンゲート」、07年の「横やり」、今回の「狂騒曲」…。


すべてにヤツが絡んでいます。


ホンダレーシングF1のCEO、肉揚=ニック・フライが。


今回の件でホンダはコメントを発表していますが…。


スーパーアグリF1チームの発表を受けて
(前略)
その後も引き続き、最善の努力を重ねて参りましたが、このたび、鈴木亜久里代表から、チームが自立した運営基盤を確立する見通しが立たず、F1活動から撤退するという説明を受けました。
SAF1のF1活動撤退は誠に残念な決定ではありますが、SAF1が自立し、将来的にも安定した運営基盤が確保できない状況ではチームの決定はやむを得ないものと受け止めました。
Hondaとともに戦ってきた、チーム関係者の皆さま、そして、応援していただいたファンの皆さまに深く感謝を申し上げます。


ホンダさん、あんた、当事者意識なさすぎ。


あんたの名前をかたってレース活動をしているチームのCEOがすべての根源じゃないか!


2年前、琢磨はBARで結果を残せず、F1での選手生命が危ぶまれていたのは事実です。
肉揚の巧みな政治力公使に対し、裏技で琢磨を救ってくれたことには感謝します。
現にこの2年間、琢磨は心身共に飛躍的な成長を遂げました。そのファン層は全世界に広がっています。
今回、買収に名乗りを上げてくれたヴァイグル氏も、琢磨の能力を高く評価していました。クチだけかもしれませんが。
3年前は「危険なドライバー」と言われた琢磨が、いまや「もっとも魅力的でエキサイティングなドライバーの一人」と言われるまでになっているのです。
こういうチャンスをくれ、常にポジティブな琢磨を支援してくれたホンダ=本田技研には心から感謝します。

そして、アグリさんには感謝しても感謝しきれません。夢をありがとう。お疲れさまでした。この言葉がすべてです。



一方、ろくな結果を残せない「言い訳王子」こと全損馬豚、信号も見えない、速度も守れないロートルに成り下がったバリチェロを使い続けるHONDA=ホンダレーシングF1を心から軽蔑します。

天国のオヤジさん=本田宗一郎氏がこの状況を見たらどう思うでしょうか。

肉揚はとっくにスパナでたこ殴りにされてますな。馬豚もバリチェロもその地位は安泰ではないでしょう。

闘う男を心から愛したオヤジさん。その「宗一郎イズム」は今のHONDAにはかけらもありません。そんなことは06年にはハッキリしていましたが…。

ホンダでなくなったHONDAはF1から去ってほしい。これ以上、ホンダの名を汚してほしくない。そう思います。


そして、琢磨の今後が心配です。アンソニーはHONDAに戻れるでしょう。しかし、スーパーアグリが活動をやめた今、琢磨のシートはありません。また、琢磨を支えてくれた、頼もしいスタッフの面々もまた、活動の場がなくなりました。こちらも心配です。

今のところ、琢磨のコメントはどこにも入っていません。

おそらく、もっとも悔しい思いをしているであろう琢磨の心境を思うと、今夜は眠れそうにありません。

琢磨はまだまだやれる。まだまだF1でできることがある。あきらめてほしくない。


ガンバレ!琢磨!


佐藤琢磨を応援しています!
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2008年05月05日

GWの気分台無しじゃ。

GWで妻の実家に帰省中なので手短に。



肉揚、おまえは目ぇ噛んで死ね!

氏ねじゃなくて死ね!





スーパーアグリ、イスタンブールのパドックへのアクセスを禁止される
4日、スーパーアグリの将来を巡る騒動に新たな展開があった。チームのトラックとモーターホームが、来週末のトルコGPを前にしたイスタンブールのパドックへのアクセスを拒否されたようだ。
(中略)
情報筋によると、トラックとモーターホームがパドックへのアクセスを認められない理由について係員に説明を求めたところ、ホンダレーシングCEOのニック・フライが、FOMにスーパーアグリはトルコで出走しないと通知したことが理由であるという。(以下、リンク先参照)


で、GW中にもかかわらず、明日に亜久里代表が記者会見ですって。

スーパーアグリが緊急記者会見!!

どこのニュースサイトも「いやーな予感がする」と報じていますが…。

最悪の場合、オイラはホンダファンをやめます。マジで。

みんなの不安な声が広がる仲、琢磨も自身のサイトに声明を発表しました。


佐藤琢磨からのメッセージ(2008.5.5)

Q:まずは、聞きにくいけれど皆さんが関心を持っている問題について質問させてください。SAF1のトランポがトルコのパドックに入れなかったというニュースが届きましたが、これについてなにか知っていることはありますか?
A:マネジャーからこのニュースを聞いて、とにかく驚いています。ホンダが結論を下していないこの段階で、どうしてこのようなことが起きたのか理解できません。僕たちがレースできるかどうかの判断は、今後数日の間に下されると聞いています。FOMには、僕たちがレースをしないとの知らせが入ったらしく、そのためトラックはなかに入れなかったようですが、結論が出ていないこの段階でどうしてそういう連絡が入ったのか、僕にはわかりません。

Q:では、SAF1の最近の状況について教えてください。
A:不透明な状態が続いています。皆さんご存知のとおり、DIC(ドバイ・インターナショナル・キャピタル)とマグマ・グループによる動きは最後の最後になって失敗に終わり、これによってチームは非常に難しい立場に立たされました。この交渉が成功することを誰もが信じていましたし、僕もマグマ・グループと長い時間を過ごすなかで、彼らの考えるチーム再建計画に強く惹きつけられていました。したがって、この交渉が失敗に終わったときにはひどく落胆しましたし、バルセロナのレースに出場できたのはホンダが支援してくれたからでした。念のために付け加えますと、誰もが成功を信じていた交渉が不調に終わったのは、そのわずか1週間前のことだったのです。したがって亜久里さんやそのほかのSAF1経営陣が新たな解決策を見出すのにはわずか1週間しか残されておらず、これは事実上、不可能な問題でした。
Q:先日、ヴァイグル・グループがチームに新たな提案を申し出たそうですが、これについて教えていただけませんか?
A:彼らとはスペインGPで会いましたが、現在のような難しい状況にもかかわらず、彼らはチームへのサポートに意欲を燃やしています。チャレンジを恐れない彼らの姿勢は、僕たちのフィロソフィーと共通するものであり、チームの素晴らしいパートナーになってもらえると思います。マグマ・グループとの交渉が失敗に終わってすぐに、別の投資家が現れてチーム救済のプランを提示してくれたことを光栄に思います。これは、チームが素晴らしい評価を得ていることの証明でしょう。
Q:彼らのオファーをチームが受け入れた場合、最後の決定はホンダにゆだねられることになります。ホンダはどうすると思いますか?
A:これまでもホンダは常にスーパーアグリF1チームの中心的な存在でした。僕たちはいつでも緊密に働いてきましたが、土壇場になってDICとの交渉が決裂に終わったことで、彼らが難しい立場に立たされているのは事実でしょう。けれども、ここはファイティングスピリットを発揮していただき、新しい投資家との交渉が成立するまでの猶予をいただきたいと思います。過去2年間、僕たちは小さなチームであるにもかかわらず、これまで非常に効率的にレースを戦ってきたので、もう1度チャンスをもらえれば、とてもコンペティティブに戦っていけるようになると信じています。
Q:昨年のカナダでマクラーレンをオーバーテイクしたときのように?
A:あんなことができるなんて、誰が予想したでしょう? 僕たちはいまこそホンダのサポートを必要としていますし、彼らが素晴らしい解決策を見つけ出してくれることを強く期待しています。ホンダがレーシングスピリットに裏打ちされた会社であることはよく知られていますし、今後もそうであり続けてくれると確信しています。
Q:一部マスコミは、スーパーアグリはこの危機を乗り越えられないだろうと報じています。これにいてコメントしてください。
A:僕としてはレースに集中したいので、あまりこれについて深く考えたくないというのが本音です。現状でさえ、本来の仕事に集中するのが難しいほどなのですから。けれども、既に僕は鈴鹿で開催される2009年日本GPを心待ちにしています。ホンダ、ファンそして僕自身にとって、このイベントがどれだけ重要であるかを知っていますし、そこにこの僕がいないなんて、想像もできません。そのとき、素晴らしい日本のファンや、世界中の皆さんの前で最高のパフォーマンスが発揮できるコンペティティブなパッケージを、どうしても手に入れたいと思っています。


なんで、琢磨がこんなにHONDAに媚びたコメントを出さないといけないのか。
悲しい。あまりに悲しいです。

私たちは、琢磨がレースできる環境におかれてほしい、としか思ってません。

琢磨もおそらくは、それしか望んでいません。その先は琢磨自身の力で勝ち取るものですから。

明日の会見が、ネガティブなものでないことを、我々も琢磨も願っています。

頼むぞ! アグリさん!



佐藤琢磨を応援しています!
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2008年05月03日

今度こそ大丈夫なの? 「ヴァイグルによるSAF1買収、成立へ」との報道

昨日、「ガセネタ」と断言してしまった(爆)、ドイツの自動車関連企業ヴァイグル(Weigl)グループが、スーパーアグリF1の株の買収を行うことでほぼ、最終合意したそうです。

いろんなF1ニュースサイトが書いてますね。一例を挙げますと…


SAF1,ヴァイグル・グループへ株式売却へ
先ほど,SUPER AGURI F1 TEAMはリリースを発表し,ドイツの自動車技術関連企業「ヴァイグル・グループ」との株式売却交渉が最終段階に入ったことを明らかにした。チーム側は,現在の株式売却交渉の推移について『ヴァイグル・グループとは相当な株式保有にむけて,合意のための最終的な議論の段階にある』として,交渉締結が間近に迫っていることを示唆している。
亜久里代表,ヴァイグル・グループと交渉でき嬉しい
ヴァイグル・グループ,SAF1との交渉を公開する時が来た
(以上、Formura web)
スーパー・アグリ、独グループからの救済が確定
(Fmotorsports)
スーパーアグリ ワイグルグループとの交渉が最終段階へ
(GPUpdate.net)
SUPER AGURI、ワイグル・グループと契約間近!
(F1Live.com)


そのリリース、まだSAF1公式サイトには出てないんですよね。(正午現在)
→出ました(爆)

SUPER AGURI F1 TEAMとヴァイグル(WEIGL)グループからの共同声明
SUPER AGURI F1 TEAMとヴァイグル・グループは、チームの大幅な株式取得についての同意に向けて話し合いの最終段階にある。SUPER AGURI F1 TEAMは、これが今後のレース活動を保証するであろう公正で 理にかなったオファーだと信じている。

鈴木亜久里 SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表
「チームとフランツ・ヴァイグル氏がこの短い期間に話し合いを再開することができ、またヴァイグル・グループをホンダの取締役会に再度提示する機会があることを嬉しく思っている。ヴァイグル・グループが提案してくれたパートナーシップであれば、今後レースの見通しを立てることができ、このオファーが現実的なものであると関係者が理解してくれると期待を寄せている」

フランツ・ジョセフ・ヴァイグル ヴァイグル・グループCEO
「ヴァイグル・グループは、SUPER AGURI F1 TEAMにとってこの重要な時期に、公に意見を表明することを決めた。我々はチームのF1選手権参戦のために真摯にサポートすることを、そして、スポンサーやパートナーと共に、チームの将来を保証するために現行の投資を提供する真剣な意思を表明したい」


マグマの時も「99パーセント」「最終コーナーを立ち上がったところ、残りストレートは惰性でもゴールできる」ところまで交渉が進んだわけですが、突然白紙撤回でしたから。まさに、「惰性で走ってたら、横から他車に突っ込まれた」に近い状況でした。

今回は、そのプレスリリースでヴァイグル(ドイツ語なのでWは英語のVの発音ですよね?)グループの代表のコメントも同時に出ているので、ホントに大丈夫なんでしょうけど…。

ググッても会社の概要があまり見えてこないヴァイグル。

F1 Gate.comさんによると…

ヴァイグル・グループとは?
スーパーアグリの救済に名乗りをあげたヴァイグル・グループとはどのような企業なのだろうか。
ヴァイグル・グループ(Weigl Group)は、ドイツに本拠地をおく自動車産業企業。6ヶ所に8部門を置き、金属加工、特にトランスミッションやエンジンパーツの処理を専門とし、鋳造工場やプロトタイプ製造子会社を所有している。
F1との関わりは、2005年にミッドランド(現フォース・インディア)と3年間の技術パートナーシプを結び、ミッドランドのギアボックスの設計と製造を担当していた。
ヴァイグル・グループは、2輪のレースをしていたフランツ・ヨーゼフ・ヴァイグルが1970年に設立。バイク向けのパーツ製造からスタートし、自動車産業に進出した。ヴァイグル・グループの製品は、GM、ダイムラー、フォルクスワーゲン、アウディ、BMW、ポルシェ、ボルボ、ジャガーなど、多くの自動車企業で使用されている。
ヴァイグル・グループは数ヶ月前からスーパーアグリに働きかけていたとされるが、ホンダは彼らの資金力を疑い、関与することに興味を示していなかったという。ヴァイグル・グループの年間売り上げは2億ドル(約207億円)。今回の契約では、約13億円の資金を提供するとされている。

なるほどね。コンストラクターとして自立するにも、最適のパートナーに思えてきます。
ちょっと心配なのは…



また、肉揚のアホが話をつぶすんじゃないかと。


現に…


鈴木亜久里、新パートナー候補(ヴァイグル)を提示するもホンダF1は懐疑的 F1通信
低迷するスーパーアグリは2日、チームをF1に存続させるドイツのヴァイグル・グループとの契約が近いと述べた。
しかし支援者であるホンダは彼らの希望に冷水を浴びせた。
スーパーアグリは声明の中で「F1チームの相当量の株式保有に関する協定」を話し合っていると述べている。
声明には「スーパーアグリF1チームは、これがレーシングの将来を確保する可能性のある公正かつ妥当なオファーであると信じております」とある。
しかしホンダF1の社長ニック・フライは、ドバイ・インターナショナル・キャピタル(DIC)が支援するマグマ・グループによる買収が失敗したことを受け、今回の結果が成功するかどうか疑問をいだいている。(以下リンク先参照)


肉揚、お前は黙ってろ!


そうでなくても、F1というのは常識すら通じない、独自の政治力が働きます。

それが心配です。

一応、バニえもんも支持しているようですし、常識ではOKなんでしょうけどね。問題はHONDAです。(ホンダではなく)
今回の声明は、ヴァイグルがアグリさんに「出して」と促されたのだと思いたいのですが。(もし、アグリさんにリリースを出す『選択肢』が与えられていたのなら、4月30日に出している)
最終決定はGW明けのホンダとの会議なんでしょうね。事実上、借金のカタにSAF1の株を握っているのは、本家でしょうから。ただ、これが「ホンダ」なのか「HONDA」なのかが微妙。もし、この決定権を「HONDA」が持っていたら、つぶされる可能性がある…。勘弁してほしいです。

今宮さんのサイト「F1 World」の最新記事でこんな一文を発見しました。

亜久里と琢磨。崖っぷちで見せるレーシングスピリット
(亜久里と琢磨、)このふたりに共通しているものは、とことんやりぬく<レーシングスピリット>だ。いまどきの自動車メーカー会社員たちはナントカドリームとか、カントカアースとか、キャッチコピー的なものに走っているが、要はやるかやらないのか、そこだ。勇気を持って決断しないと人の一生を狂わせることになる。
バリチェロのF1最多参戦記録が一部で話題づくりされようとしている。あのリカルド・パトレーゼの“256戦奮戦”振りを見てきたひとりとしては、いま比べられること自体ものすごく残念だ。鈴木代表のところに来てそのパトレーゼはこう言ったという。「俺を何でもいいから乗せてスタートさせてくれ、そしたら257戦だ」。記録のためだけにスタートラインにつくなら引退した俺でもできる、パトレーゼは見るに見かねていってきたのだろう。
(中略)
90年代にジョーダンやスチュアート・チームで健闘していた時代のルーベンスを知る者としては、彼がいま何をF1に求めているのか、さっぱり分からない。
現在20戦ノーポイントで年俸10数億円、R・ブラウン氏はホンダ・チームプリンシパルの立場でこの現況をどう勤務評価するのだろうか。たまたま氏が土曜朝にアグリ・モーターホームで琢磨の関係者と話しこんでいるのを目撃した。いまのところはそこまでしか言えないが、昨年6位と8位入賞した日本人と零点の“大ベテラン”を誰がどう正当に評価していくのか、我々はしっかり見守る必要があると言いたい。


ホントだわ。今宮さん、よくぞ言ってくれた!

っていうか、パトレーゼってアグリさんと仲いいのね( ̄ー+ ̄)ニヤリッ
マジで、バリチェロをHONDAから下ろして琢磨を復帰させ、スーパーアグリにパトレーゼを載せてバリチェロざまあwwwwww、ってやったら面白いのに(爆)

それはともかく、今度こそ、この縁談がまとまり、琢磨に「走れるマシン」が与えられることを、心から祈念します。



佐藤琢磨を応援しています!
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2008年05月02日

で、結局どうなってるんだ。スーパーアグリの行く末は(噂追加)

もう、噂ばかりでちっともまともな情報が上がってこなくなった「スーパーアグリ狂騒曲」。

4月30日も海外メディアが一斉に「最終会議」と騒ぎ立てましたが、オイラは某雑誌社のブログの「いや、それは単なるミーティング」という話を信じ、特にエントリを上げたりはしませんでした。

GW明けにホンダの役員を交えた会議が開かれ、そこで今後のスーパーアグリの方向性が見えてくるようですが…。

いろんな噂をここいらで整理してみます。


●ドイツの「ヴァイグルグループ」がSAF1救済?
突然出てきた、ドイツの自動車部品関連会社です。もっとも、ヤミで接触をしていたようですが。
結局、この話は「ガセだった」で終了していますが、その経緯を巡って

▼ヴァイグルグループの資金力のなさを見たホンダが蹴った
▼ホンダが持ちかけた話をヴァイグルグループが「イラネ」と蹴った
▼うまく行きそうになってたのを、肉揚がマスコミにリークして、話自体をお釈迦にした

等の話があります。何が真実かは、アグリさんも分からないのかもしれません。おそらく、実質的な買収交渉をしているのはホンダでしょうから。ホンダはスーパーアグリの事実上の筆頭株主であり、最大の債権者だから、アグリさんはホンダの意向を抜きにして諸取引はできない仕組みなんでしょう。


●ホンダは1戦ごとの支援をしない方針

まあ、そりゃそうでしょう。もうすぐ株主総会もあります。大風呂敷は広げられませんよ。変な株主にいちゃもんをつけられたら終わりです。
まして、ホンダは国税局から申告漏れを指摘され、800億円の追徴課税を見込んで引当金を積んでいます。

ホンダ、1500億円申告漏れの可能性…国税局が調査 読売新聞

ここでスーパーアグリをだらだら支援する、ということをハッキリ表明するわけにはいかないわけです。株主の手前。「しっかりと独り立ちしたチームとパートナーを組む」としか、ね。だから、ホンダが本気でスーパーアグリを見捨てることはないと思います。肉揚以外はね。ただ、本家本元のこの経済損失は大きいですね…。


●マグマグループとの交渉再開か?
ホンマかいな…。と思いますが、これは意外と無しではないです。今回の交渉決裂は、ドバイの王様が「ヤダ」っていったので、話が消えただけで、マグマがまた、別のスポンサーを連れてくれば話は別。もっとも、肉揚が邪魔しなければ、の話ですが。インド資本辺りが出てきて、ホンダが呑めば(インド=ライバル企業のタタ)成立する可能性も。ただ、この場合はホンダの支援は1年限りで、冷たい内容になるでしょうね。来季は下手するとジャガーエンジンに化けるかも。なんちゃって。

まあ、これ以上にいい話が出てくれば、わかんないですけどね…


●SA08Aがホンダのファクトリーに!?
これが一番ヤバイ話です。間違いなく、「取り付け騒ぎ」の対策でしょ。アグリさんが(もしくはダニエル・オーデッド)破産宣告を受ける可能性があるんでしょうね。そうなると、債権者がリーフィールドのファクトリーに押しかけ、借金のカタに機材を持って行っちゃう。そうなると大変で、特にマシンは真っ先に盗られますから、ホンダがあらかじめ確保してしまった。もともと、ホンダのRA107だし、問題はない、という考えでしょうか…。

他の機材はトランスポーターごと、イスタンブールに向かった、ということですが、これも油断できませんね…。


●Aカンパニー・秋田氏の「アグリ場」でのコメント

スーパーアグリファンのSNS「アグリ場」で、秋田氏がコメントを発表しました。


SUPER AGURI F1 TEAMを応援して下さるファンの皆様へ


皆様にはチームの存続に関してご心配をおかけしております。SAF1は皆様もご存じの通り「小さなプライベーター」としてがんばって参りました。しかし、チームの活動を今後も続けて行くには新たなパートナーがどうしても必要な状況になっております。先日MAGMAグループとのパートナーに基本合意までしながら、最終的には交渉が決裂してしまったのは、各種報道から皆様もご承知のことと思います。その後もチームは別のパートナーとの交渉を現在も続けております。

皆様からSAF1プレミアムクラブ事務局に寄付やカンパの申し出が多数届いていることを聞いて、チーム一同心よりうれしく思っております。しかし皆様の大切なお心付けをいただくわけには参りません。皆様のお気持ちだけで本当に十分です。とにかく最後まで出来る限りの努力をチームは続けていくつもりです。皆様には本当にご心配をおかけしておりますが、精一杯がんばりますので、今以上の応援をよろしくお願い申し上げます。

株式会社エー・カンパニー
代表取締役 秋田史


まあ、寄付は受けないでしょうね。そこに発生する膨大な「管理事務」や贈与税対策のことを考えると、想像を絶します。必要な金は100億単位ですからね。むりむり。少数の投資家から出資を受けるのが一番、理にかなっているんです。

てか、秋田氏はファンがほしいと思っていることに一切、触れてないですね。これは、Aカンパニーが手出しできないところに、交渉のステージが上がっちゃってるんでしょう。彼も何も知らないんだと思います。

秋田氏ですらこれですから、ファンは黙ってみてるしかないんですね。


●アガグ氏、カンボス氏が再び動く!?
スペインの実業家で、以前に「F1チーム買収」の噂があった両氏の名が再び浮上しています。スペインでのF1人気は異常なまでに高まっており、かつての日本での中嶋さんやアグリさんが現役だったときの、あのころをはるかにしのぐそうです。そりゃそうだ。あんな若いチャンピオンがいたら、変な踊りをしようが眉毛が濃ゆかろうが、人気になるでしょう。
当時の日本企業が背伸びしてF1チームをほしがったように、スペインのチームをほしがっているのは事実。スペインの若手を走らせたいわけですな。しかし、これもまだまだ噂。ガセの公算大?




思うに、事態が大きく動くのは、GW明けのホンダ本社での会議ではなく、イギリスでの話になると思います。どうにかして新スポンサーが見つかるのか。それとも、破産宣告を受けて「The end」となるのか。

赤べこがクルサードを解雇し、ヴェッテルを載せるという話があります。
赤べこ2号に琢磨が乗る状況があっても不思議じゃないような気がしてきました。

果たしてこの「スーパーアグリ狂騒曲」の最終楽章はどうなるのか。

今のところは「神のみぞ知る」というところなんでしょうね。

ではみなさん、よいGWを!


佐藤琢磨を応援しています!
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2008年05月01日

ダ・シルヴァ

今年も「サンマリノの悪夢」のあの日がやってきた。


1994年5月1日。F1サンマリノGP決勝。先頭を走っていたウィリアムズ・ルノーのアイルトン・セナは高速コーナー「タンブレロ」で突然、時速310キロ近い速度でマシンコントロールを失い、コンクリート壁に衝突。事故から4時間後、神に召された。

金曜日にはルーベンス・バリチェロが事故で重傷を負い、土曜日にはローランド・ラッツェンバーガーが事故死。日曜日にセナの事故と、F1史上最悪の週末となった。


学生時代のオイラは当然のようにテレビでサンマリノGPを観戦していた。フジテレビは現在と同じように「時間差」中継を行っていた。

事故の映像はそのときに見た。凄まじい事故だった。あの事故を的確に表現できる形容詞をオイラは知らない。

ヘリに乗せられる担架の上のセナの映像は、手を振っているかのように見えた。確かにそう見えた。
助かると信じたかったが…

ミハエル・シューマッハを先頭にレースが再開された。

そのレース映像が突然途絶えた。

映像が三宅アナと今宮さんと川井ちゃんの3ショットに切り替わった。

三宅アナが涙をこらえ、絞り出すような声で、突然の訃報を伝えた。三宅さんも最後は泣いていた。今宮さんも川井ちゃんも声になってなかった。

「それでも、F1は続いていきます」

今宮さんの言葉通り、今もF1は続いている。その年、ミハエル・シューマッハが初めて年間王者になった。その後の快進撃はご存じの通り。


あれから14年。


あの悲劇を最後に、F1で死亡事故は起きていない。安全対策が進められ、F1のシャーシは衝突安全ボディーになった。コース外もコンクリート壁がほぼなくなり、エスケープゾーンが広くとられた。コースも「超高速コーナー」がなくなるよう、改修された。イモラサーキットからタンブレロコーナーがなくなった。そればかりか、サンマリノGPそのものが消滅した。


昨年のカナダGPでロバート・クビサが250キロ超で壮絶なクラッシュをしたが、命に別状がなかった。先週のスペインGPでヘイッキ・コヴァライネンが250キロ超で壁に衝突(タイヤバリアーがあったが)したが、こちらも命に別状はなかった。F1は世界で一番安全な車になった。


スピード抑制策として、エンジンは年々縮小され、かつては3.5リッターV12という化け物エンジンは、今や2.4リッターV8。その辺に走っている車に近い。1000馬力超のパワーは700馬力前後に押さえられた。タイヤもスリックタイヤから溝付きタイヤに代えられた。


F1は安全になった。しかし、面白いバトルはなかなか見られなくなった。ドライバーが競い合う場面より、戦略面で勝ち負けが決まるようになった。

進んで競い合うドライバーはしばし「危険視」された。攻めてリタイアすることは「マイナス」と評価された。
かつてのアイルトンもそうだったが、アイルトンは頂点を極めたまま、この世を去った。



ふとそ思う。あの世のセナは、こんな今のF1をみてどう思うだろうか。



もう、セナの年を追い越して何年もたつ。オイラもすっかりおっさんだ。



いつの日か、セナの眠るブラジル・サンパウロのモルンビー墓地に花を手向けたいと思いながら、時間だけが流れていく。


佐藤琢磨を応援しています!
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2008年04月28日

F1スペインGP決勝。お前は見るものを熱くさせるぜ!琢磨!!! (本文追記)

後で書きますが、就寝前にひと言だけ。



感動した!


こんな状況で、最後まであきらめない、壮絶なバトルを見せてくれた琢磨にありがとうとしか言えません。

頼む。次も走ってくれ。

次もまた、熱い走りを見せてくれ。

早く、琢磨が「走れる」車を!



あと、コヴァライネンが無事でよかったε-(´▽`) ホッ


<さて、ここから本文( ̄ー+ ̄)ニヤリッ>

さて、昨日行われたスペインGP決勝。予想通りの「ハイスピードパレード」となり、いわゆるバトルシーンはわずかしか見られませんでした。


まずは結果をFMotorsportsさんより紹介します。

PDriverNat.CarLapGoalTime/DelayPitBest Lap-T
1K.ライコネンFINFerrari661:38:19.05121:21.670
2F.マッサBRAFerrari663.22821:21.801
3L.ハミルトンGBRMcLaren Mercedes664.18721:22.017
4R.クビサPOLBMW665.69421:22.106
5M.ウェバーAUSRed Bull Renault6635.93821:22.564
6J.バトンGBRHonda6653.01021:22.353
7中嶋 一貴JPNWilliams Toyota6658.24421:23.549
8J.トゥルーリITAToyota6659.43531:22.758
9N.ハイドフェルドGERBMW661:03.07331:22.519
10G.フィジケーラITAForce India Ferrai651L21:23.439
11T.グロックGERToyota651L31:23.007
12D.クルサードGBRRed Bull Renault651L31:22.842
13佐藤 琢磨JPNSuper Aguri Honda651L21:24.617
N.ロズベルグGERWilliams Toyota41Mechanical11:23.319
F.アロンソESPRenault34Engine11:22.683
R.バリチェッロBRAHonda33Accident31:23.858
H.コバライネンFINMcLaren Mercedes21Accident 1:22.453
A.デビッドソンGBRSuper Aguri Honda7Radiator damage11:26.864
S.ボーデFRAToro Rosso Ferrari6Accident11:25.999
N.アンジェロ・ピケBRARenault6Accident 1:25.444
A.スーティルGERForce India Ferrai Accident
S.ベッテルGERToro Rosso Ferrari Accident



( ̄  ̄)ハイハイ…。ライコネンポールトゥウインね。
なんか、本気になればぶっちぎりできるんだけど、セーブして走りました、という感じでつまらない勝ち方、という感じがしました。今回のライコネンの収穫といえば…





顎の呪いから解き放たれた?(爆)

いやぁ、ホントに勝てなかったもんなぁ(爆)
顎兄さんがパドックにいると勝てないどころか、完走もおぼつかなかったし。顎付きで勝ったの初めてでしょ? 実はもっともホットしているのは顎兄さんだったりして。



さて、アロンソがどれだけ軽タンなのか気になる決勝スタート。
その直後に見たくないシーンが映し出されました。

インドの力・スーティルと赤べこ2号・ヴェッテルが衝突、そこに我らが佐藤琢磨が巻き込まれ、フロントウィングを破損! ああああああああ、スペアパーツないのに…。これで琢磨オワタ…。

と思ったら、そのまま走ってますよ! しかも、ファーストスティントは軽めだったようで、それなりに周りについて行ってるし!

その後、見かけ倒し男・ピケJrが自爆してリタイア。セバスチャンず2号も強引に行き過ぎてリタイア。アンソニーがいつの間にかリタイア(地上波ではリタイアシーン放送無し)

と、アロンソがやはり早めにピットインした! やはりポール狙いで軽かった! 燃料を十分積みリスタート。変則2ピット作戦で行くようです。

で、琢磨も早めのピット。映像には映りませんが、早めのリスタートで3ストップ作戦を狙う?

上位陣も次々とピットに入るも順位変動無し。残る上位陣はハイドフェルドとコヴァライネンだけかぁ…

と思ったら22周目。コヴァライネンが壮絶なクラッシュ! 高速コーナーで左前タイヤが突然バースト。なすすべもなく、まっすぐ壁に向かって飛び出しました。あのコース外への飛び出し方といい、壁へのヒットの仕方といい、あのサンマリノの悪夢と瓜二つじゃないか…。頼む、助かっててくれ…。

98188koval-1.jpg

その現場でブルーシートはマジでシャレになってないって。

250キロ前後で壁に突っ込んでるし。でも、タイヤバリアーで助かっていてほしいと願うしかありません。

その後、空撮映像で担架で運び出されるコヴァライネンの姿が映り、彼が手を振ったようにも見えましたが…。

あのときのセナもそうだったよ。担架で運ばれたときの空撮映像ではセナは手を振ってたよ。少なくともオイラはそう見えた。だから、オイラはセナが助かったと思った。しかし、その後、いきなり三宅さんと今宮さんと川井ちゃんの3ショットに映像が切り替わり、涙の報告をしたんだよ…。もう、あんな悲劇はごめんだよ…。

しかし、その後に、ホントに意識があって無事であることが分かり、本気でε-(´▽`) ホッとしましたよ。ええ。


98188koval-2.jpg
強烈な壊れ方です。でも助かった。F1の安全性が証明された瞬間でもありました。


さて、セーフティーカーの最中にガス欠寸前だったハイドフェルドがペナ覚悟でピット作業をしたり、ピットオープン後に残り各車が一斉にピットに入る間に琢磨は11番手にポジションアップ! ちょっとビックリしましたよ。ええ。

また、通常ピットストップをしたはずのバリチェロが、突然フロントウィングを落っことして走ってるし。あれ、なんだったんでしょう。

また、地元のアロンソが突然エンジンブローをおこしたり、ウィリアムズのニコ君もストップしたりして、一時は9位を走行した琢磨。と思ったら、早くも2度目のピットイン。ガスをたっぷり積んで3ストップ作戦から変則2ピットに切り替え、のこり30周をノーストップで走ることになりました。

その後、レースは淡々と進みましたが、盗用多・グロックと赤べこ・クルサードが絡み、クルサードのリアタイヤがバースト。そして、琢磨に抜かれてピットに入り、そこからドラマが始まりましたよ。

クルサードは琢磨を1周4秒近く追い上げてあっという間に追いつきます。しかし、琢磨は簡単には抜かさせない! かくして国際映像は守る琢磨にロックオン! クルサードがオーバーテイクに行こうとしても、琢磨がブレーキングを頑張るので行くにいけないんです。
琢磨のマシンはあの腐れマシンがベースですよ。しかも、資金不足で全然開発が進んでない。おまけに序盤のアクシデントでフロントウィングの一部を破損したまま。おまけに、タイヤはタレてきたハードタイヤ。クルサードは超絶空力マシンだし、タイヤも新品同様のソフトタイヤ。
絶対的に速度が違うマシンを、琢磨は3周に渡って抑え込みました。

最終的には抜かれましたが、それは壮絶なバトルの末です。もう、「ガンバレー」という声しか出ませんよ。

あの、92年のモナコGPでのセナVSマンセルにも似て、ものすごい勝負だったというのは言い過ぎでしょうか。いやぁいいものを見させていただきました。

これ、中嶋Jrやアンソニーならあっさり、譲ってたよね? あくまでバトルをした上で、その結果の最下位。これは中身のある完走ですよ。ええ。


あとは、粛々とレースは進み、そのままフィニッシュ。中嶋は特に見せ場もなくてあっさり7位。

ま、ウィリアムズだからね。それくらいは黙っててもいけるでしょ。まあ、せいぜいいつの間にかで喜んでなさい。

カズキのF1での入賞より、小林可夢偉のGP2レース2での優勝(アジアシリーズから数えてGP2三勝目)のほうがよっぽど価値がある。


で、フジテレビさん。

なんで、琢磨が1ピットなの? あんた、ずーっと間違ってたよ。モニターで公式記録見りゃわかるだろうに。相変わらずカズキカズキカズキとしつこいって。

最後に琢磨とアグリさんのコメントをきちんと流したのはエライ! 評価する。

スーパーアグリ公式サイトより、チームコメントを紹介します。


2008年 スペインGP 決勝

佐藤琢磨 カーナンバー18 (SA08A-06)
13位 走行周回数:65周  最速ラップタイム:1分24秒617(34周目)
アンソニー デビッドソン カーナンバー19 (SA08A-05)
リタイヤ  走行周回数:8周  最速ラップタイム:1分26秒864(6周目)
天気:晴天 (湿度:28.3% -40.2%)
気温:最低22.4°C 最高24.2°C
コース路面温度: 最低34.9°C 最高41.0°C

SUPER AGURI F1 TEAMにとってスペインGPの決勝は二人のドライバーにとって、まちまちの運命を経験した一日となった。佐藤琢磨はSAF1の今期最高順位となる13位でチェッカーを受けた一方、アンソニーデビッドソンはラジエーターに穴が開いたことによるオーバーヒートの問題からレース序盤でのリタイヤを余儀なくされた。

spaim08-takuma.jpg

佐藤琢磨
「厳しいレースだったが、楽しむことができた。スタートは満足のいく程度に良く、2、3台を抜いたが、前の2、3台が接触し、避けることができなかったため、ノーズのパーツを失ってしまった。それが空力のバランスに明らかに悪影響を及ぼした。チームからマシンは問題無いという連絡があったので、そのままレースを続けた。一時は9位まで順位をあげることができ、とても気持ちがよかった。今週末は難しい状況の中、スタッフは素晴らしい仕事をしてくれた。僕を含め、スタッフや僕達をサポートしてくれる人々全員にとって喜ばしいことなので、この勢いを今後を維持できることを期待している」

鈴木亜久里 SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表
「チェッカーフラッグを受けたのがたった半分のマシンだったという厳しいレースだった。先週ここでのテストに参加できなかったにも関わらず、両ドライバー共に、そしてメカニックやエンジニア全員が今日は素晴らしい仕事をしてくれた。アンソニーに関しては、良いスタートを切っていたのに、ラジエーターの損傷からリタイヤしなくてはならなかったのは残念だった。琢磨は難しい状況の中でとても良いレースをしてくれた。13位でのフィニッシュは我々にとって今シーズン最高の成績だ。チームスタッフ全員にとって難しい週末だったが、パートナーやファンの方々のサポートに感謝したい」


次戦は2週間後の飛んでイスタンブール。

果たして、そこにスーパーアグリの姿はあるのか。コヴァライネンは元気な姿を見せてくれるのか。


なにより、琢磨がもう一度、すばらしい走りを見せてくれることを祈ります。



佐藤琢磨を応援しています!
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